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都立墨田川高校の入試情報と入試の傾向と対策 的確な対策で合格を掴み取ろう!

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都立墨田川高校は独自入試を採用している高校です。そのなかでも、進学重視型単位制高校に指定されています。

偏差値は60と、他の進学重視型単位制高校よりは比較的低いレベルとなっています。しかし、進学実績は目を見張るような素晴らしいものです。

都立墨田川高校について、本記事では校風から入試情報、具体的な勉強方法について紹介します。本記事を参考に合格に向けた対策をしましょう。

都立墨田川高校の基本情報

都立墨田川高校は文武不岐をスローガンに、進学指導と部活動の両立を図っている学校です。大学進学実績も上位クラスとなっており、特に部活動では強豪の水泳部、80年の伝統がある吹奏楽部が有名です。

進学に力を入れているため、課題の量が多く小テストなどの細かな指導も行き届いています。校風や進学実績について以下に紹介します。

都立墨田川高校の校風

都立墨田川高校の校風は、落ち着いた真面目な学校です。文武不岐を掲げているために、部活と学習の両立に励む生徒が多いようです。

こまめな学習指導が行き届いているようで、課題の量が多いこと、小テストなどが多いことが特徴です。

七高祭と呼ばれる文化祭では、校内が活気付き生徒一人一人が出し物の準備に励みます。
次に、進学実績について紹介します。

都立墨田川高校の進学実績

都立墨田川高校の進学実績は以下の通りとなっています。

2019年度
旧帝大+一工:2人
その他国公立:21人
難関私立大学(早慶上理ICU):14人

進学実績に関しては、公式サイトに記載がありますので詳しくは以下をご覧ください。

都立墨田川高校公式サイト

都立墨田川高校の入試の仕組みと内申・受験の目標点数

都立墨田川高校に合格するにはどれくらいの点数を取れば良いのでしょうか。内申点、受験点数に分けて詳しく紹介します

(都立〇〇高校)の入試制度と科目・配点

墨田川高校の入試制度や必要な科目、その配点等はどのようになっているのでしょうか?

入試制度

墨田川高校においては、

独自問題→国数英(リスニング問題を除く)の3科目
都立共通問題→英語リスニング問題・理科・社会

となっています。

独自問題の配点

独自問題である国数英の配点は以下の通りです。

国語(配点不明)
大問1:漢字
大問2:小説
大問3:論説文
大問4:古文

数学
大問1:小問集合(40点)
大問2:2次関数(20点)
大問3:平面図形(20点)
大問4:空間図形(20点)

英語
大問1:リスニング(20点)
大問2:対話文(24点)
大問3:説明文(24点)
大問4:物語文(32点)
*大問1は共通問題。

都立墨田川高校合格に必要な目標点の目安

都立墨田川高校に合格するためには、内申点、入試成績でどれくらいの点数が必要なのでしょうか。

まずは目標を定めていきましょう。学習の方針を定めるためには、必要な点数を把握することから始める必要があります。

内申点

具体的に必要な内申点はいくつなのでしょうか。

都立高校においては、学力検査:内申点=7:3の比率で入試成績に反映されます。それぞれ以下のような計算法で算出可能です。

学力検査
「1科目100点×5科目=500点満点」なので、これを700点満点に換算

内申点
「(5科目×5段階)+(実技4科目×5段階×2)=65点満点」なので、これを300点満点に換算(中3次2学期の内申点が対象)

上記を足し算した「1,000点満点」で合否を決定します。

都立墨田川高校においては、上記の計算式で算出した内申点で「49〜51点」を取ることが合格最低ラインであると言われています。そのため、念のため52点は超えておきたいところです。

都立高校入試においては、内申点を純粋に足し算しただけの「素内申」よりも、上記のように65点満点に換算した「換算内申」が重要となります。

公立高校の地域によって換算内申の算出方法が異なり、重要となる教科が変化するためです。

例えば都立高校の場合、実技教科を2倍して計算するので実技教科の内申点がより重要になります。

換算内申に関してはこちらで詳しく解説しています。
リンク

内申も考慮した本番の目標点

上記のように、都立青山高校では換算内申で49〜51点は最低でも取りたいです。そのため、52点を超えておけば比較的安心できます。

では換算内申で52点を獲得した場合、当日の学力検査ではどのくらい得点できれば良いのでしょうか?

都立青山高校の合格最低ラインは、約750点/1,000点換算と言われています。これを基準に考えていきましょう。

まず、換算内申の52点を300点満点に換算した場合の点数を求めます。

52/65×300=約240点

都立墨田川高校の合格最低ラインは約750点前後/1,000点満点です。そのためここから上記の240点を引き算しましょう。

750ー240=510点

この510点は700点満点換算になっているので、500点満点に直します。

X/500×700=510

X=約364

これを計算すると「約364点」くらいになります。そのため1科目につき「約73点獲得」が目安となるわけです。

もちろんこれは「内申点がかなり良かった場合の目標点数」です。本番の試験では合格最低ラインの740点に「1.05〜1.1倍した点数」を目標とできると余裕が生まれるでしょう。

今回の場合だと、750×1.1=814点が合格最低ラインとなります。この場合の計算方法は以下のようになります。

814-240=574

X/500×700=574

X=約410

そのため当日の試験の目標点数は「約410点」となります。1科目につき「約82点」が必要ということです。

都立墨田川高校入試・各科目の対策と勉強法

目標点数が明確になったところで、各科目の対策や勉強法はどうすれば良いのでしょうか。具体的な勉強スケジュールと各科目の勉強方法を紹介します。

都立隅田川高校入試対策のための勉強スケジュール

都立墨田川高校では独自問題が出題されます。そのため、独自問題の対策を最優先に受験勉強をする必要があります。

中学3年生の夏休みまでは、定期テストで高得点をとるような勉強を心がけましょう。この時期は、独自問題か否かに関わらず基礎力をつけることを目標にすべきです。

基礎力は学校の定期テスト、授業で十分につけることができます。

それ以降は応用力をつける必要があります。応用力とは、入試における実践力です。過去問演習を中心に問題の量をこなし、復習も両立してください。

また、あくまでも独自入試の対策を優先して行うことが大切です。次に、各科目について傾向と対策、勉強法を紹介します。

都立墨田川高校英語の傾向・対策と勉強法

都立墨田川高校の英語入試では、独自問題が出題されます。比較的長い英文が出題される傾向にあるので、長文読解に重きをおいた対策が必要になります。

中3の夏休みまでに、基礎力を固めましょう。基礎力とは、語彙力、文法力などです。

これらは学校の定期テストで高得点をとるような勉強をすることで身につけることができます。授業もしっかり聞いて、穴をつくることの無いように気をつけてください。

それ以降は実践を意識した演習をしましょう。基本的には、過去問演習や模試などをやってみて復習をする、という繰り返しになります。

都立墨田川高校数学の傾向・対策と勉強法

都立墨田川高校の数学独自入試は、図形の問題が多い傾向となっています。そのため中学3年の夏までには、小問集合で安定した得点ができるようにしましょう。具体的には、学校の定期テストで高得点を取れるような勉強をすると良いでしょう。

それ以降は、図形の問題を重点的に演習の量をこなすようにしてください。過去問演習が最も大切です。

文章題が苦手な人は、1日1題を解くことを目標にしましょう。また、時間管理については、入試直前に本番を想定した形式で慣れておくことが必要です。

都立墨田川高校国語の傾向・対策と勉強法

都立墨田川高校の国語独自問題は、文章量が多いことと論理的に解く力が必要なことが特徴です。そのため、過去問をはじめとした問題演習が必須になるでしょう。

中学3年生の夏休みまでに基礎力を充実させましょう。漢字の書き取りなどは日々の学習の成果が顕著に現れます。

暗記問題なので確実に得点できるようにしましょう。また、基礎力をつけるために学校の定期テストで高得点をとるようにしましょう。

それ以降は実践力をつけるために、過去問演習や模試などを受けましょう。時間制限内に全ての問題に触れるように時間の管理をすることが求められます。

都立墨田川高校理科の傾向・対策と勉強法

都立墨田川高校の理科入試は共通問題となっています。比較的平易な内容ですが、だからこそ高得点が求められます。80点以上を安定して取れるようにすることが理想です

中学3年の夏休みまでは学校の定期テストで高得点をとることを目標にして学習しましょう。暗記が基本の科目なので、復習に重点をおきましょう。

入試直前には、あくまでも独自問題の対策を最優先に、過去問演習を中心とした問題演習をしましょう。

都立墨田川高校社会の傾向・対策と勉強法

社会は共通問題が出題されます。高得点を安定して取れるようにすると大きな武器になります。

中学3年の夏休みまでは学校の定期テストで高得点を取れるように復習に重点をおいた勉強をしましょう。暗記が基本の科目ですが、記述問題量も多くなっているようなので、意識して勉強しましょう。

入試直前には独自入試に時間を割き、過去問演習を中心に取り組んでください。社会の弱点は早めに潰して、独自入試に力を注げるようにしましょう。

まとめ

都立墨田川高校について、校風や進学実績、勉強の方法などについて紹介しました。独自入試を採用している難関ですが、早めの準備で周りと差をつけることができます。

弱点はすぐに潰して、応用力を身につけるように努力しましょう。みなさんの合格を祈っています!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っているこうこうせい学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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