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都立高校の国語の入試に向けて!中3冬休み〜直前期で対策すべきこととは?

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直前期になると試験本番が近づくために精神的にも強いプレッシャーがかかります。

あれもこれもと勉強したい気持ちはありますが、時間が限られているために冬休みや直前期は何を勉強するべきか迷っている受験生もいるでしょう。

この記事では、都立高校入試を成功させるために国語において冬休み、直前期で何を対策するべきか紹介します。

【都立高校入試:国語】冬休み・直前期ので対策するべきこととは?

国語は直前期に追い込みをかけたからといって急激に伸びる科目ではありません。

では、残り少ない時間で都立高校入試の国語をどのように対策するべきなのでしょうか?

過去問を中心に取り組む

受験直前期は過去問を中心に取り組みましょう。合格するためには志望校の傾向に合わせた対策が必要になります。

なので、冬休み・直前期の最優先の勉強内容は過去問を完璧にすることです。

過去問を解く上で重要なのは「制限時間を意識する」ことです。

特に読解問題は問題を理解するのに時間がかかることが多いため、一つの設問に時間をかけすぎて他の問題を満足に解けずに不合格になってしまった受験生が後を絶ちません。

試験本番同様、制限時間以内に解けるように対策してください。

そして、過去問は最低でも2~3周以上復習しましょう。最低でも5年分は解いていると安心です。

赤本だと2〜3年で区切られていることも多いですが、これだけだと出題傾向を理解しにくいので、十分な対策とは言えません。

また、中3秋には過去問を一通り解き終えていたいですが、まだ終わっていない方は遅くても冬休み中までには1周以上取り組んでください。

直前期に始めて解く過去問で点数が悪いと、自信喪失に繋がります。

精神的に辛い時期なのにさらに落ち込んでしまうと、試験本番で本来の実力が出せなくなる可能性があるため、直前期に初めて取り組む年度の過去問がないように注意しましょう。

今まで取り組んできた参考書・問題集を復習する

新しい問題集や参考書には手を出さず、これまで習ってきた内容を総復習してください。

付け焼き刃の知識を得るよりも、今まで習ったことを完璧にすることが重要です。

なぜなら、一度解答して解説を見ただけでは覚えられないからです。

何度も復習することでより知識は定着します。特に苦手な分野は試験本番前に克服する必要があるため、取り組んできた問題集の中で間違えた問題を中心に復習しましょう。

また、漢字の読み書き問題の対策の時間も必ず作ってください。漢字の読み書き問題だけで20点の配点があるのは大きいです。

あまり時間をかけすぎずに隙間時間などを利用して勉強しましょう。

冬期講習を利用する

冬休み限定ですが、学校や塾によっては冬期講習を利用しているところもあります。

国語は特に自分の勉強だけでは傾向や解き方をつかみにくい事が多いので、教えてもらって読み方に慣れていくというのもありです。

勉強している中で不安なところやわからない箇所があれば聞くのも一つの手です。

また、塾の冬期講習であれば自習室を利用できる場合もあります。自宅に集中できる環境がなければ自習室を利用して勉強しましょう。

体調管理に気をつける

冬になると急激な気温の変化で体調を崩す受験生が多いので、体調管理に気をつけて無理なく勉強しましょう。

暖かい環境で勉強をしたり、通学する時はコートやマフラーなどの防寒具を着るなど、なるべく暖かくしてください。

また、夜遅くまで勉強するのは厳禁です。睡眠不足の中で勉強をしたとしても、勉強内容が頭に入りにくい上に体調を崩しやすくなります。

試験前日に夜更かしすると、試験で集中できなくなったり、最悪寝坊して試験が受けられなくなる恐れがあります。

睡眠不足だと精神的に病みやすくなるため、試験本番が近い冬休みや直前期などのデリケートな時期に夜更かしするのは控えましょう。

点数が伸びない!という人へ、今からでもできる国語の対策

今まであまり時間をかけて対策しておらず、国語の点数が伸び悩んでいる人もいるでしょう。

「国語の勉強をしてこなかったけどここから逆転したい」という方向けに今からできる国語の対策について紹介します。

漢字を完璧にする

都立高校の国語の漢字の読み書き問題は配点が20点あり、他の都道府県と比べても配点の比重が高くなります。

さらに、漢字は勉強すればするほど成績に結びつくので、点数の底上げに繋がりやすい分野です。

読解問題などは勉強してもなかなか伸びにくいですが、漢字は得点に反映しやすいので時間がない場合はここを強化しましょう。

読解問題は過去問だけ。直前で参考書に手を出さない

読解問題は過去問を第一優先で取り組みましょう。

読解問題は勉強しただけ伸びる問題ではないので、時間がない時は過去問をまず完璧にしてください。

特に過去問は都立高校の出題傾向を把握できるため、必要な勉強を効率よくできます。

また、新しい参考書に手を出さないようにしましょう。

あれもこれもと取り組んでも全て完璧にすることはできません。まずは過去問を完璧にすることで、出題傾向から勉強の切り口を見つけましょう。

他の科目の方が直前は点が上がるので、国語は優先しない

国語は時間をかけて勉強しても得点に繋がりにくいコスパの悪い科目です。

他の科目を直前に勉強した方が得点に繋がりやすいので、直前期などで時間がない時はあえて国語以外に力を入れましょう。

まとめ

国語はかけた勉強の時間だけ得点に反映されるわけではないので、ある程度時間をかけて勉強する必要があります。

しかし、冬休み・直前期は特に時間が限られているので、漢字の読み書き問題や過去問を中心に対策するなど、得点に繋がりやすい効率的な勉強をしましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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