「寝る前5分暗記ブック中1」は、就寝前という暗記に最も適している時間を有効活用できるポケット参考書です。
「単語帳で英単語を覚える」「英文法を覚える」など、勉強において暗記は避けて通れません。
しかし、「部活が始まったばかりでなかなか勉強時間が取れない」「英語など初めて習う分野の勉強方法がわからない」などと悩んでいる中学生も多いと思います。
この参考書は寝る前のたった5分勉強するだけで、英語・数学・国語・理科・社会の5教科の大事なところを効率よく覚えることができます。
この記事では、「寝る前5分暗記ブック中1」の勉強方法からどんな人にオススメなのかなどの特徴を紹介します。
『寝る前5分暗記ブック 中1』の基本情報
「寝る前5分暗記ブック中1」は、中学1年生で学ぶ5教科を語呂合わせやイラストでやさしく学べる参考書です。
寝る前のたった5分間で各テーマの要点が学べるので、スキマ時間で効率良く学べます。
忙しくて勉強の時間が取れない人でも寝る前に勉強習慣を身につけることができるので、「高校入試に向けて今のうち勉強習慣を身につけておきたい」と考えている人にもオススメです。
『寝る前5分暗記ブック 中1』の特徴
それでは、「寝る前5分暗記ブック中1」はどのような特徴があるのでしょうか?
『寝る前5分暗記ブック 中1』の特徴1:暗記に特化している
1つ目の特徴は、暗記するべき箇所も語呂合わせで覚えやすいように学べるなど「暗記に特化しているところ」です。
例えば、理科ではメダカのオスの見分け方を下記のような語呂合わせで表しています。
「おとうさん。(おすのメダカ)
せびろ(せびれ)切れてる。(切れこみ)
しり(しりびれ)が四角に。(平行四角形)」
このように、「オスのメダカにはせびれに切れこみがあり、しりびれが平行四角形」という内容を、語呂合わせとイラストでわかりやすく覚えられるような工夫があります。
また、暗記に欠かせない赤シートを使って勉強できるため、ペンで書き込む必要もなく効率良く暗記できます。
『寝る前5分暗記ブック 中1』の特徴2:各教科の覚えるべきところをコンパクトにまとめられてる
2つ目の特徴は、「各教科の覚えるべきところがコンパクトにまとめられてる」ということです。
また、参考書自体もコンパクトで軽いので持ち運びしやすく、電車やバスでも使いやすいです。
「寝る前は疲れて集中できない」「家に帰ったらすぐ寝てしまう」という人は、帰り道などの移動時間で勉強するのも一つの手でしょう。
『寝る前5分暗記ブック 中1』のレベル
レベル:中学1年生向け
「寝る前5分暗記ブック中1」は、中学1年生ではじめて参考書に取り組む人にはおすすめです。
全体的に図やイラストでわかりやすく要点がまとまとまっているため、各科目の全体像をざっくりと学ぶことができます。
全体で200ページくらいのボリュームですが、各科目ごとのページ数はそこまでないため、気軽に取り組みやすい参考書でしょう。
『寝る前5分暗記ブック 中1』シリーズの別の参考書
「寝る前5分暗記ブック」は、小学1年生から中学3年生まで各学年ごとにシリーズが出されています。
小学3年生までは「算数・国語・理科・社会」の4教科ですが、小学4年生からは英語を加えた5教科に対応。
また、上記の5教科が収録された中学1~3年生までのシリーズとは他に「中学実技(音楽・美術・保体・技家)」を学べる参考書もあります。
他にも、「高校生向け」「英検・TOEIC対策向け」など幅広く対応しています。
「小学生から学び直したい…」「中学2~3年の内容をあらかじめ予習したい…」というように各学年ごとに予習復習したい人にもおすすめです。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 中学1年生で学ぶ各科目の要点を学びたい!
- 各科目をスキマ時間を活用して短期間で学びたい!
- 赤シートを使いたい!
- 暗記要素を語呂合わせなどでわかりやすく覚えたい
「寝る前5分暗記ブック中1」はポケット参考書なので寝る前の短い時間で手軽に学べます。
そのため、はじめて参考書を買う人や中学1年生で学んだ内容をサクっと復習したい人にはおすすめです。
しかし、あくまでもポケット参考書なので各科目の細かい内容までは載っていません。そのため、これだけでは高校入試を乗り切れません。
各教科ごとに基礎から学びたい場合は「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズがおすすめです。
「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズの記事リンク
『寝る前5分暗記ブック 中1』の使い方・勉強法!
「寝る前5分暗記ブック中1」は短期間で各教科を学べる参考書ですが、使い方次第では「成績に全然繋がらない」「むしろ勉強効率が悪くなっている」ということに陥ります。
そこでここからは、「寝る前5分暗記ブック中1」の力を最大限発揮するための具体的な使い方と勉強法を紹介します。
『寝る前5分暗記ブック 中1』の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 各テーマの1ページ目の「今夜おぼえること」で重要なポイントを確認
- Step2.
- 2ページ目の「今夜のおさらい」「寝る前にもう一度」で重要なポイントを再度振り返る
- Step3.
- 赤シートで隠して覚えているかどうかチェックする
- Step4.
- 覚え切れていなかったら再度赤シートで復習する
- Step5.
- これを定期的に繰り返し行う
5分間で取り組めるように「1テーマ2ページ」で構成されています。1周目は毎日寝る前に1テーマずつ取り組んでください。
まずは、最初の1ページ目でテーマの要点を押さえます。
そこで学んだ要点を2ページ目でおさらいし、より記憶に定着するように復習します。
赤シートで隠せるようになっているので、語呂合わせや重要単語などを暗記して覚えましょう。
2周目
今まで学んできた内容を赤フィルターで覚えているか確認しましょう。
また、2周以降は丁寧に取り組むのではなく、部分部分を復習するのがオススメです。
例えば、定期テスト直前にテストで出る範囲を復習したり、テストや問題集で間違えた箇所を復習するために使いましょう。
ただし、1周しただけでは完璧に覚えることはできません。さらっと全体に目を通し、覚えられているか不安な箇所を重点的に復習してください。
『寝る前5分暗記ブック 中1』の勉強法の大原則
この参考書の大原則は以下の通りです。
- あまり時間をかけ過ぎずにスキマ時間で必要な部分を学ぶこと
寝る前の5分前に暗記するための参考書なので、1日に何時間も取り組む必要はありません。
むしろ、この参考書だけでは定期テストは乗り切れません。あくまでも補助的な参考書なので、授業の復習や他の参考書に時間をかけるべきです。
こんな使い方は要注意!『寝る前5分暗記ブック 中1』使い方のコツ
ここからは、「寝る前5分暗記ブック中1」で勉強する上で注意するべきことをまとめました。
『寝る前5分暗記ブック 中1』使い方の注意
- あまり時間をかけ過ぎずにスキマ時間で必要な部分を学ぶこと
これ以外にも、「寝る前5分暗記ブック中1」だからこそ気をつけるべき使い方があります。
気が向いた時に勉強しないようにする
中学1年生の時は勉強する習慣が身についていないことが多いため、テスト前など気が向いた時に勉強してしまいがちです。
しかし、この参考書は継続的に使うことで価値を発揮します。そのため、テスト前日にまとめて勉強するよりも、毎日寝る前に5分だけでも繰り返し勉強することが大事なのです。
記憶の定着がしやすい寝る前の時間に使うための参考書なので、より定着させるためにも毎日勉強しましょう。
こういう使いかたもある!『寝る前5分暗記ブック 中1』を最大限活用するコツ!
ここまでで「寝る前5分暗記ブック中1」を使う上で注意するべきことをまとめました。
次は参考書を最大限に活用するための他の使い方について紹介します。
テスト前の時間がない時に使う
この参考書は、学校の定期テスト前など時間がない時こそ有効活用できます。
重要な要点だけまとめられているので復習もすぐ終わるので、限られた時間で勉強したい場合にオススメです。
「必要な箇所だけ見直したい」「試験前日に暗記して知識を詰め込みたい」というように時間がない時こそできる勉強に取り組みましょう。
まとめ
「寝る前5分暗記ブック中1」を使う上で大切なのは以下の3つです。
- 寝る前や通学時などスキマ時間で勉強する!
- 毎日5分必ず継続して勉強する!
- 時間がない時に重要な要点だけ復習する!
最後にこの参考書がおすすめな人をまとめました。
- 中学1年生で学ぶ各科目の要点を学びたい!
- 各科目をスキマ時間を活用して短期間で学びたい!
- 赤シートを使いたい!
- 暗記要素を語呂合わせなどでわかりやすく覚えたい