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日本大学第二高校入試数学の傾向と対策!

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日本大学第二高校は東京都杉並区にある私立高校です。都内私立高校用の入試対策をする必要があります。

今回は、日本大学第二高校の数学科目の傾向と対策として、難易度や時間配分などをご紹介します。

また、中1から受験期直前までの勉強方法についてもお伝えしますよ。

私立日本大学第二高校入試数学の傾向分析

ここからは、日本大学第二高校入試の数学科目の大問構成や難易度、時間配分についてご紹介します。

平成31年の過去問を参考にしています。

私立日本大学第二高校入試数学の大問構成と出題範囲

日本大学第二高校の数学科目の大問は全部で4問あります。

大問1:計算

大問1では、連立方程式や二次方程式、ルートや二乗の計算などが出題されます。

一見複雑な計算式に見えますが、落ち着いて解けばすぐに解けるレベルの問題でしょう。

また、三角形の面積や確率、関数の小問も出題されます。

全部で7問あります。

大問2:関数

一次関数の問題です。放物線で囲まれた座標を結んだ直線の式と、指定された座標が問われています。

また、その直線の式と指定された座標を結んでできた三角形の面積比を求める問題も出題されています。

小問は全部で3問です。

大問3:空間図形

空間図形の四面体に関する問題です。

四面体の辺の中点の線の長さや、線を結んだ時にできる台形の面積、そして立体の面積を求める問題が出題されています。

全部で3問です。

大問4:図形

内接する円と外接する円、円上の点を結んでできた三角形に関する問題です。

角度の大きさ、線分の長さ、そして三角形の面積を求めます。

全部で3問あります。

日本大学第二高校の数学科目の出題範囲は、方程式、関数、空間図形と円でした。
図形に関する問題が多く出題されていますね。

私立日本大学第二高校入試数学の難易度

日本大学第二高校の数学の難易度は、図形が苦手な人にとっては中級だと思います。

大問1から既に図形の面積を求める問題が出題されています。

大問2でも三角形の面積を求めなければなりません。

そして、大問3と4はどちらも図形に関する問題です。

逆に図形が得意な人にとってはパターンを掴めば解答できるので、比較的解きやすい問題になっています。

そのためどの問題も、知恵を絞りに絞って解答しなければ解けないタイプの問題ではなく、図形の要点をしっかりおさえてパターンを覚えておけば解ける問題と言えるでしょう。

私立日本大学第二高校入試数学 解答際の時間配分

日本大学第二高校の数学の解答時間は50分です。
時間配分は以下の通りです。

  • 大問1:5~8分
  • 大問2:8~10分
  • 大問3:10~12分
  • 大問4:10~12分

大問1の計算問題は、5~8分で解けるようにしましょう。問題数は多いですが、1つ1つの問題は教科書~教科書+αのレベルです。できるだけ早く、確実に解くようにしましょう。

残りの大問2から大問4は32分~35分で解きましょう。大問1つで平均10分程度です。

関数が得意な人や図形が得意な人によって時間配分が変わってきます。一般的には図形問題に時間がかかることが予想されます。

その場合、大問2は8分、図形に12分ずつかけることになります。

最後の10分で計算ミスがないかの確認をしつつ、別の方向から問題を解いて答えが一致するか確認しましょう。

私立日本大学第二高校入試数学の対策と勉強法

日本大学第二高校の数学の対策と勉強方法についてご紹介します。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

中1・中2では教科書レベルの問題がすぐに解けるようにしておきましょう。

特に中1で習う比例・反比例などの関数、空間図形、中2で習う1次関数や角度、図形、関数などに苦手があると、3年に響いてきます。

3年では、1次関数の概念を応用して2次関数を勉強したり、空間図形・平面図形を応用して三角形の面積を求める問題などが出てきます。

そのため、中1・中2のうちに基礎を固めておきましょう。

中3の夏前までにやるべき対策

中3の夏前までには、今までに習った数学の問題の解き方のパターンを使えるようにしておきましょう。

例えば、どんな問題を解いても、「この問題はパターン1とパターン2を合わせたら解けるな」と思えるまで手を動かして練習しましょう。

教科書では足りない場合、学校で配られたプリントや市販の問題集などを使って勉強することをおすすめします。

中3の夏休みにやるべき対策

苦手分野の把握と克服に取り組みます。確率や関数、空間図形に苦手意識を持つ人が多いと思います。

どれも入試では大事になってくるので、必ず克服しておきましょう。

問題集を解いて解説を読み、もう一度解くを繰り返して、苦手な問題パターンをひとつひとつ潰していくことをおすすめします。

中3の秋に取り組むべき対策

中3の秋からは過去問演習に入ります。過去問を一通り解いてみて、自分がどの分野が苦手なのかを把握しましょう。

図形が苦手であれば1週間に1回は図形問題に集中して取り組む時間を設けるなどして、仕上げに入っていくといいですね。

入試まで時間がないと感じる人は、いくつかの分野に絞って勉強をしてもよいでしょう。

ただし、今までの傾向がガラッと変わる場合もあるので、分野の絞りすぎはあまりよくありません。

時間が余ったり余力が出てきたら、他の分野の問題も解くようにしましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

ラストスパートです。過去問や予想問題集を解きましょう。

いつも通り、「解く→解説→解きなおし」の繰り返しです。

計算ミスや時間配分を気にしながら、問題を解くのもいいですね。

本番と同じ緊張感で解く練習をしておきましょう。

まとめ

図形問題が多く出題される日本大学第二高校入試の数学。

空間図形、平面図形が苦手な人は、早め早めに対策をしておきましょう。

また、大問1の計算問題をどれだけ早く・正確に解けるかが鍵となります。頑張ってください!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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