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私立桜美林第二高校入試国語の傾向と対策!

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私立桜美林第二高校は、オープン入試の場合、中学校での成績基準ではなく入試成績でコースが決まる学校です。

そのため全ての科目で良い点数を取っておくに越したことはないと言えるでしょう。

今回は、そんな桜美林第二高校の国語入試の傾向分析や大問構成についてまとめます。

また、直前までの対策法や勉強法についてもご紹介しますよ。

私立桜美林第二高校入試国語の傾向分析

まずは、桜美林第二高校の国語入試の傾向分析をまとめました。

2020年度の入試問題を参考にしています。

私立桜美林第二高校入試国語の大問構成と出題範囲

桜美林第二高校の国語入試は、全部で大問が3問出題されます。

大問内容を詳しく見ていきましょう。

大問1:漢字・四字熟語・慣用句など

大問1は漢字や四字熟語、慣用句などの小問が出題されます。

小問全て合わせると10問あります。

漢字の問題は、書き・読み両方出題されています。

四字熟語、慣用句などの小問は、空欄に漢字2文字を入れて慣用句を作る問題、四字熟語を空欄に入れる問題、指定された四字熟語と似た意味を持つものを答える問題があります。

大問2:長文

大問2は長文問題です。2020年度は縦書き6ページ程度の物語文が出題されました。

それに対して小問が9題あります。空欄に入る接続詞や言葉を選ぶ問題、下線部の意味を問う問題、空欄に入る言葉を選ぶ問題が出題されています。

また、登場人物の気持ちをまとめる問題や、ある時の登場人物の様子やそのようになっている理由を選択肢の中から選ぶ問題もあります。

大問3:長文

大問3は説明文型の長文です。2020年度は縦書き4ページありました。

それに関する小問が12題出題されています。

大問2と同じく、接続詞を選ぶ問題や、内容の理由、意味、状態を選択肢の中から選ぶ問題が出題されています。

その他にも、抜けている一文をどこに入れるか、筆者の考えを40字でまとめる問題などがあります。

出題範囲は、漢字、四字熟語、慣用句、物語文、説明文など様々です。

私立桜美林第二高校入試国語の難易度

桜美林第二高校入試の国語科目の難易度は初級~中級と言えるでしょう。記述問題が少ない点では初級レベルだと思います。

年度にもよりますが、一番多くても40文字程度の記述となります。

しかし、慣用句や漢字、四字熟語が苦手な人にとっては中級となります。

問題数が多い上、「覚えていない、知らない、思い出せない」状態になると1問も解けないこともあり得ます。

しかも、大問1は「必ず取ろう」と思っている受験生も多いと思います。そのため、ここで差が付くと長文で挽回しにくくなります。

私立桜美林第二高校入試国語解答の際の時間配分

桜美林第二高校入試の国語科目の試験時間は50分です。時間配分は以下の通りです。

  • 大問1:7~10分
  • 大問2:15~20分
  • 大問3:15~20分

大問1は問題数が多いですが、長文に時間を割くためサクサクと終わらせたいところです。思い出せなければ次の問題に移りましょう。

大問2の長文と大問3の長文は、文章が長い方または質問数が多い方が15分、他が20分で合わせて35分あたりで解くと良いでしょう。

長文を35分、大問1を7分で解くことができれば、8分余らせることができます。

残りの時間で、解答の確認や最初に飛ばしている問題があれば戻って解きなおしできると良いでしょう。

私立桜美林第二高校入試国語の対策と勉強法

ここからは桜美林第二高校入試の国語科目の対策や勉強法をご紹介します。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

漢字、慣用句、四字熟語などをサラッと覚えておきましょう。

常識的な範囲、または教科書に出てくる範囲で大丈夫です。

もちろん時間があれば、入試に出てくるものを覚えても構いません。

また、長文読解に慣れておきましょう。問題が思うように解けなくても、長文を解き切る集中力だけは養っておきましょう。

中3の夏前までにやるべき対策

引き続き、漢字、慣用句、四字熟語をサラッと覚えておきます。

また、できるだけたくさん説明文や物語文を読み、文字に対する苦手意識をなくしておきます。

中3の夏休みにやるべき対策

過去問を一度解き、自分の苦手を把握しましょう。把握した後は、入試までの半年をどう使うのか計画を立てます。

例えば、「物語文は読んでいて楽しいから点が取れるけど、説明文は何を言っているのか分からない」という人がいたとします。

その場合、入試の説明文によく出てくるキーワードやテーマについての解説がある参考書を購入し、事前に知識を入れるという対策ができます。

このように自分にあった計画を立て、本番まで効率的に勉強していきましょう。

中3の秋に取り組むべき対策

中3の秋には過去問や予想問題集を解きましょう。

そこでできなかった問題や分野を把握し、再び問題集を解いたり、説明文に出てくるキーワードに関する知識を覚えたりすることで苦手を潰していきます。

漢字が苦手な人はこの時期から本腰を入れて取り組みましょう。

また引き続き、長文読解を行います。

桜美林第二高校入試では記述が少ないですが、傾向が変わった時のために時々は記述が多めの問題を解いておくことをおすすめします。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

中3の冬は、入試必須の四字熟語、漢字、慣用句を本腰を入れて覚えましょう。

数学や英単語など他に覚えることが多く忘れてしまうかもしれません。

しかし、大問1は必ず点を獲得しておきたい所です。直前まで諦めずに覚え続けましょう。

まとめ

今回は、桜美林第二高校入試の国語科目の出題傾向や勉強法をご紹介しました。

是非お伝えした勉強法を基に、国語入試対策をしてみてください。

漢字や慣用句、四字熟語は覚えれば覚えるほど、点を取れる確率が上がります。(かといって、難しすぎるものを覚える必要はありませんよ!)

最後の最後まで諦めずに頑張りましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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