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幅広い難易度の問題への対応必須!中央大付属横浜高等学校数学の入試の傾向と対策!

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中央大付属横浜高等学校の数学入試では、基礎から応用まで幅広い難易度の問題が出題されます。

そのため、苦手な分野を無くすことが重要です。

この記事では、中央大付属横浜高等学校の試験に向け、時期ごとの勉強方法をお伝えします。

中央大付属横浜高等学校(数学)の傾向分析

中央大付属横浜高等学校の数学入試は、大問6問構成です。

解答のみを記載する形式であるため、計算ミスといったケアレスミスは命取りになります。

確かな計算力を身につけて、中央大付属横浜高等学校の数学入試に臨みましょう。

中央大付属横浜高等学校(数学)の大問構成と出題範囲

2021年度の中央大付属横浜高等学校の数学の大問構成は以下の通りです。

大問 内容
大問1 計算問題
大問2 小問集合
大問3 関数
大問4 連立方程式
大問5 平面図形
大問6 空間図形

大問1 計算問題

大問1は簡単な四則演算です。

ルートの付いた計算や変数の計算など基礎的な問題であるため、計算ミスに気を付けて満点を狙っていきましょう。

大問2 小問集合

大問2は小問集合問題です。

「因数分解」「2次方程式」「確率」「連立方程式」「平面図形」「空間図形」と幅広い分野に関する基礎問題が出題されます。

大問2も大問1と同じく、計算ミスに気を付けて満点を狙いましょう。

大問3 関数

大問3は関数の問題です。

一次関数、二次関数がミックスされた内容になっています。

公式から傾きを求める問題や、複数の座標から構成される図形の面積を求める問題などが出題されています。

分野が融合された問題であっても対応できるようにしましょう。

大問4 連立方程式

大問4は連立方程式です。

文章から連立方程式をたてて、それを解きます。

複雑な文章ではないため、しっかりと内容を理解し解答していきましょう。

大問5 平面図形

大問5は、円に外接する図形の周の長さを求める問題や、円に内接する図形の周を求める問題です。

円に関する定理や三平方の定理など、図形の知識が求められます。

大問6 空間図形

大問6は空間図形の分野です。立体の線分を求める問題や、線分の比を求める問題が出題されます。

立体は複雑であるため、図形の位置関係を把握することが大切になります。

問題集や参考書でしっかりと対策をおこないましょう。

中央大付属横浜高等学校(数学)の難易度

中央大付属横浜高等学校の数学では、基礎から応用まで幅広い難易度の問題が出題されます。

そのため、どの分野からあらゆる難易度の問題が出題されてもいいように「苦手な分野を無くす」ことは大切です。

とくに平面図形や空間図形は、難易度が高めになっています。

中央大付属横浜高等学校(数学)解答の際の時間配分

大問 内容 目安時間
大問1 計算問題 3分
大問2 小問集合 5分
大問3 関数 10分
大問4 連立方程式 7分
大問5 平面図形 12分
大問6 空間図形 13分

中央大付属横浜高等学校の数学は、大問後半になるほど計算力や思考力が求められます

そのため、計算問題や小問集合を最低限の時間で解き、文章題に時間をかけるのがいいでしょう。

解く際のポイントは「解ける問題」に時間を費やすことです。

「解けない問題」に時間をかけずに、解けると感じた問題に集中しましょう。

そのためにも、問題を解く前に入試問題に目を通してください。

中央大付属横浜高等学校(数学)の対策と勉強法

中央大付属横浜高等学校の入試対策は、受験までの時期によって勉強内容が変わります。

中央大付属横浜高等学校の入試傾向に合わせて、志望校に対応した勉強をしていきましょう。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

中1・中2は、基礎的な計算問題と定理・公式の理解を完璧にしましょう。

中央大付属横浜高等学校の数学の計算問題・小問集合は、全ての分野から幅広く出題されます。

そのため、苦手な分野を無くしていきましょう。

この時期に基礎を固めるだけでも、中3からの勉強は楽になります。

中3の夏前までにやるべき対策

夏までには基礎の復習と標準問題に取り組みましょう。

「速さ」と「正確性」の両立を意識しながら問題を解いてください。

また、計算力は地道な反復で身につきます。

教科書レベルの問題から学校推薦の問題集などを繰り返し解いていきましょう。

中3の夏休みにやるべき対策

夏休みも引き続き問題演習を行います。

標準→応用レベルの問題集に取り組んでください。

例えば、標準レベルでは「高校入試「解き方」が身につく問題集 数学」、応用レベルでは、「受験生の50%以下しか解けない 差がつく入試問題 数学 改訂版 」など、勉強のレベルに合わせて問題集を変えていきましょう。

問題集を最大限活用するポイントは「解き方」も学習することです。

問題集の解答もきちんと読み込むことで、効率的な解き方や考え方を学べます。

とくに中央大付属横浜高等学校の数学は、関数・図形問題の難易度が高めです。

分野を絞って重点的に対策するのもいいでしょう。

このようにただ問題を解くだけではなく、様々な解き方や考え方も一緒に身につけてください。

中3の秋に取り組むべき対策

秋からは、過去3年分以上を目安に過去の入試問題を解きましょう。

前述したように中央大付属横浜高等学校の数学は、後半の大問ほど難易度が高くなるため、時間が不足する可能性も考えられます。

そのため、過去問演習では時間配分を意識して取り組んでください。

問題を見て、「解く順番」「捨ててもいい問題」「解く問題」「目安の時間」など、試験本番を想定して時間配分を決めていきましょう。

時間が足りずに焦るのではなく、与えられた時間で最大限の点数を獲る戦略を練ってください。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

直前期は総復習を行います。

「苦手な分野の復習」や「頻出する関数・図形問題の対策」など、必要な内容に取り組みましょう。

おすすめの勉強法は「今までの問題・問題集の復習」です。

新しい問題に手を出し知識を加えるよりも、勉強してきた知識を定着させていきましょう。

まとめ

中央大付属横浜高等学校の数学の対策は「苦手な分野を無くすこと」が重要です。

苦手な分野を減らしながら、基礎→標準→応用と着実に数学力を高めていきましょう。

そのためには、日ごろから試験本番を意識した質の高い問題演習をしてください。

また、中央大付属横浜高等学校の前年度の問題は公開されています。
こちらの学校公式サイトも参考にしてください。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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