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都立国分寺高校入試国語!直前期で対策すべきこと!

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都立国分寺高校の入試直前。国語が不安だけど「限られた時間で何をどうやって勉強すればいいのか分からない!」「成績がなかなか上がらない!」と焦る受験生も多いと思います。

そこで今回は、都立国分寺高校の入試直前期における国語の対策について説明します。

効率良く勉強するための方法・注意すべき点について説明しますので、参考にしてください。

入試直前期で対策すべきこと

入試直前期は時間が限られています。そこで「効率良く勉強すること」が成績アップのカギです

ここでは、都立国分寺高校の国語について、入試直前期で対策すべきことをご紹介します。

解けなかった問題を優先して対策をする

入試直前期に成績を効率良く上げるためには「できない問題を減らす」ことに集中することが重要です。

そのため、過去問や模試で間違えたときは成績を上げるチャンスと思って、「何が原因で解けなかったのか」についてしっかりと把握しましょう

自分の苦手に応じた対策を取ることが成績アップのカギです。

それでは国語においてはどのようなことを苦手と感じる方が多いのでしょうか?

ここからは、都立国分寺高校の国語の入試問題を想定して「失点してしまった具体的な原因と対策」の具体例を4つ挙げますので参考にしてください。

問題の文章を読むのに時間がかかってしまった

入試問題のような文章量の多い問題では、問題文を読むのに時間がかかってしまい最後まで問題を解けない場合が多いと思います。

その対策として、まずは「文章を少しでも多く読んで慣れること」が大切です。

文章を読むのに時間がかかる人は、読書嫌いであったり文章を読むことに慣れていない場合が多いです。

このような場合は日常的に多くの文章に触れることが必要です

そのため1日10分でもよいので、空き時間を見つけて「新聞や本などを読む」ことを通して文章に触れる機会を増やしましょう。

また、文章を早く読むためには「読み直す癖を減らすこと」も重要です。

文章を読み直してしまうケースは「説明的文章」で多いです。文章の要点や構成を理解できていないため、必要のない箇所を何度も読み返して時間をとられている場合があります。

特に都立国分寺高校は、説明的文章で難しめの文章が出題される場合が多いです。

このような難しい説明的文章の要点・構成などを理解するためには、「要約文を書く」ことが効果的です

なぜなら、要約文を書くことで「文章の要点が書いてある箇所を見つける力」や「筆者の言いたいことを理解しながら文章を読む力」がつき、文章を読み返す時間を減らせるからです。

具体的には「過去問や練習問題の問題文の要約を100~200字程度で書いてみる」などから始めてみましょう。

要約文を書いたら、自分の書いた文章がしっかりと要点をつかめているか、学校や塾の先生に確認してもらいましょう。

時間配分をミスして最後まで問題を解けなかった

解けるはずの問題を残して時間切れとなってしまった経験がある受験生もいるのではないでしょうか。

模試や過去問でこのような経験がある場合、時間配分感覚をしっかりと身につける必要があります。

特に、都立国分寺高校の国語の入試問題は、前述したとおり難しい問題が出題される場合もあります。

そのため時には時間のかかる問題を飛ばして次の問題に進むことも選択肢の一つです。

時間配分の感覚を身につけるには、できる限りたくさんの過去問を解き、問題文を読んで設問を解く時間の感覚をあらかじめ身につけることが大切です

時間をしっかりと測って本番と同様の時間で解くことがポイントです。作文問題も忘れずに解きましょう。

漢字の読み書きができなかった

都立国分寺高校の国語の漢字の配点は、読み取り書きで計16点あります。これは無視できる点数ではありません。

つまり、漢字が苦手な人は漢字の失点を減らすことで国語の得点アップが狙えます。

漢字の点数を確実に上げるには出題範囲を満遍なく復習することが必要となります。

そのため、これまで自分が使ってきた漢字ドリルなどを活用して、覚えていない漢字を中心に復習しましょう。

しかし、どうしても漢字に割く時間が無い人は、参考書などにある「受験頻出の漢字」に絞って勉強する方法がおすすめです。

語彙力が足りずに文章が理解できなかった

特に大問3の説明的文章の問題では、語彙力が不足していると文の意味が正しく理解できず失点につながる場合があります。

そのため問題を解いて語彙力不足を感じた場合は、語彙力を高める対策が効果的です。

語彙力を高めるには、日ごろから新聞を読んだり読書をすることがおすすめです。分からない単語が出てくるたびに、辞書を使って調べて語彙を増やしましょう。

受験直前でなかなか時間が取れない場合は、受験で頻出の語彙に絞って覚えると良いでしょう

例えば、今まで使ってきた「語彙対策の参考書」があればその復習をすることや「国語便覧」などを活用して語彙力を高めましょう。

入試直前期で注意すべきこと

この章では、入試直前期に受験生の方が注意すべきことについてご紹介します。

新しい参考書には手を出さない

直前期で新しい参考書に取り組み始めることはやめましょう。

模試や過去問で知らないことが出てくると、不安になり新しい参考書や問題集に手を出してしまいがちです。

しかし直前期に新しく買った参考書を網羅することは、時間の限られた直前期では難しいです。

また、新しく買った参考書ばかりに集中してしまうと、本来すべき「苦手の克服」「復習」などがおろそかになります。

さらに、直前で難しすぎる問題集を買ってしまうと問題を解けずに自信の低下にもつながってしまいます。

受験本番では気持ちの状態も大切です。そのため、自信のない状態で本番を迎えることは避けるのが理想です。

そのため、今まで使い込んだ参考書や漢字ドリル、国語便覧などを使って勉強するようにしましょう。

体調管理に気を付けよう

入試の直前には、体調管理が最も重要です。睡眠不足には特に注意してください

受験生の中には、なかなか成績が上がらず夜遅くまで勉強する人が多いです。

しかし夜遅くまで勉強しても、翌日に眠気が残り集中力が低下して勉強が非効率となってしまう場合がほとんどです。

このように勉強の効率を落とさないためにも、寝る時間をしっかりと確保することが大切です。

どうしても勉強時間を増やしたい場合は、「寝る時間を削る」ことよりも「起きているときの無駄な時間を勉強に充てる」ことができないか検討してみましょう

例えば、「休み時間などの空き時間で漢字・語彙の復習する」「勉強中はスマートフォンを触れないように両親に預ける」などです。

改めて自分の生活を振り返り、勉強に充てられる時間を探してみると良いでしょう。

他には「規則正しい生活を心がける」ことなど、家族全員で協力することも大事です。

まとめ

入試直前期は、得意な問題を解くばかりではなく「苦手を減らす」ことに集中して取り組むことが成績アップのカギです。

間違えた問題はしっかりと対策をして、苦手を減らしていきましょう。

さらに、勉強面だけでなく「体調管理に気を付けること」もとても大切です。

受験まで時間が無くても焦る気持ちを抑え、規則正しい生活を心がけましょう

気持ちも身体も万全の状態で受験を迎えることができるようにしましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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