明治大学付属中野高校入試数学独自問題の傾向と対策！苦手を無くそう！

明治大学付属中野高校入試の数学では、独自問題が出題されます。

この記事では、明治大学付属中野高校の数学入試問題の傾向と対策についてご紹介します。

数学の出題範囲は中学で習う全範囲であるため「苦手な単元を無くすこと」が重要です。

苦手を無くすための時期ごとのおすすめの勉強方法も掲載していますので、是非ご参考にしてください。

明治大学付属中野高校入試（数学）の傾向分析

明治大学付属中野高校入試の数学について、問題の構成と出題傾向、難易度等をまとめました。

明治大学付属中野高校入試（数学）の大問構成と出題範囲

明治大学付属中野高校の数学の大問構成は以下の通りです。

• 大問1：小問集合
• 大問2：小問集合
• 大問3～6：各単元での大問　※下記は主な出題範囲
  ・2次方程式
  ・連立方程式
  ・関数と図形を合わせた問題
  ・平面図形
  ・空間図形
  ・三角形の相似の証明問題
  ・資料の整理

それでは、各大問の詳細を見ていきましょう。

大問1：小問集合

大問1では小問が4題出題されます。

過去の傾向として「因数分解」「式の計算」「2次方程式」「関数の計算」「ルートの計算」などが出題されています。

どの問題も教科書の章末レベルの標準問題ですので、基礎を固めて満点を目指しましょう。

大問2：小問集合

大問2では小問が6題出題されます。

「平面図形」「2次方程式」「確率」「ルートの計算」「空間図形」などが出題されています。

特に図形の問題は、中学で習う範囲が広いため苦手意識のある受験生も多いです。

しかし、重要な定理を覚えて解き方のパターンを押さえれば十分得点を狙うことができます。

図形の問題に苦手意識のある人は、問題集等を使って多くの問題をこなして対策をしましょう。

大問3～6：各単元での大問

大問3～6では、図形問題や方程式などの中学生で習う単元における大問が出題されます。

毎年それぞれの大問で出題される単元は異なります。

しかし「関数と図形を合わせた問題」は頻出であるため、入念に対策することをおすすめします。

比較的解きやすい標準的な問題が多い傾向にありますが、一部応用的な問題も出題されます。

そのため、標準的な難易度の受験用の問題集を解きましょう。

また、大問3～6の問題の中には「途中の計算や考え方を書く」問題が多く出題されています。

そのため、日ごろの勉強から途中経過を省かずに解答の要点を押さえて分かりやすく書くことを心がけましょう。

明治大学付属中野高校入試（数学）の難易度

ほとんどが教科書や標準的な問題集でカバーできるような問題であるため、難易度は高くはありません。

問題は中学で習う全範囲から出題されます。

そのため、受験勉強にあたっては全ての範囲を漏れなく練習して「苦手を無くす」ことが点数アップに効果的です。

特に「確率」や「資料の整理」などは、受験する高校によっては出題頻度が低いため疎かになりがちですがしっかりと復習しましょう。

明治大学付属中野高校入試（数学）解答の際の時間配分

明治大学付属中野高校の入試の数学の制限時間は50分です。

解答の際の時間配分ですが、以下の配分と順番で解くことをオススメします。

• 大問1：小問集合　5分程度
• 大問2：小問集合　10分程度
• 大問3～6：各単元での大問　30分程度

問題の先頭から解いて、分からない問題は考えすぎずに次の問題に取り掛かりましょう。

解けるはずだった問題を取りこぼさないように注意してください。

明治大学付属中野高校入試（数学）の対策と勉強法

受験の時期によって、勉強内容や気を付けるべきポイントが変わってきます。

この章では明治大学付属中野高校の時期別の入試の対策と勉強法についてまとめましたので、参考にしてください。

中3の夏前までにやるべき対策

中学で習う範囲の基礎を固めましょう。

数学で覚えた公式を使えるようになるには、繰り返し問題を解くことが必要です。

まずは教科書の基礎問題から章末問題が解けるように練習をしてください。

効率よく復習をするためには、問題を解いた際に間違えた箇所をチェックすることをおすすめします。

なぜなら一度間違えた問題を直後に解きなおして正解できたとしても、しばらく経つと同じ間違いをすることが多いからです。

チェックのついた問題は時間をおいて何度も解きなおして、しっかりと定着させましょう。

また、試験では中学3年で習う範囲の問題も多く出題されます。

そのため、学校でまだ習っていない範囲については、予習をして理解をすすめると良いでしょう。

中3の夏休みにやるべき対策

夏前には基礎を身につけられたと思いますので、夏休みは問題演習を中心に取り組みましょう。

前述しましたが明治大学付属中野高校は基礎〜標準的な難易度の問題が多いため、標準的な受験用の問題集で演習することをおすすめします。

この問題演習では偏りなく全ての問題を解きましょう。満遍なく問題を解くことで、自分の苦手分野がはっきりしてきます。

苦手分野については受験用の問題集だけでなく教科書や学校の問題集なども活用して対策することがおすすめです。

中3の秋に取り組むべき対策

夏休み明けからは、問題演習だけでなく過去問に取り組みましょう。

過去2〜3年だけでなく、5年以上前の問題までしっかりと解くことが大切です。

明治大学付属中野高校の大問3～6は、途中経過を書かせる問題が出題される場合があります。

このような問題では解答に必要な記述が抜けていると、答えが合っていても減点される可能性があります。

途中の式や計算に抜け漏れが無いか、定期的に学校や塾の先生に解答を見てもらうと良いでしょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

過去問や問題集を活用して総復習をしましょう。取り組んできた問題の中で、苦手な分野の問題を中心に復習してください。

数学の勉強があまり進んでおらず勉強範囲に悩んでいる場合は、出題頻度の高い「関数と図形を合わせた問題」を解くことをおすすめします。

また、この時期は体調管理にも気を付けましょう。

特に睡眠不足には注意してください。多くの受験生が不安な気持ちから遅くまで勉強しがちですが、睡眠不足では翌日の勉強の効率も悪くなってしまいます。

受験に焦る気持ちを押さえて、本番に向けて生活のリズムを整えましょう。

まとめ

明治大学付属中野高校入試の数学では、「苦手を無くして標準的な問題を確実に解くこと」が重要です。

数学の問題を解く力はすぐには身につきません。日頃から公式を暗記するだけでなく「使える」ように、手を動かして問題を解くことを心がけてください。

試験前には健康管理に気を付け、万全の体調で試験本番を迎えることができるようにしましょう。