都立墨田川高校の入試まであと少し…!しかし、入試の直前期になって何を勉強すればいいのか分からなくなってしまう人も多くいると思います。
そこで今回は、「入試直前期の国語に関する対策方法」について説明します!
入試直前期で対策すべきこと
まず、入試直前期として特に秋から冬の時期に対策すべき事項についてまとめました。国語は試験が近づくほど対策が難しくなる傾向があります。
長文は早い段階からの対策が必要ですが、漢字は直前でも対策がしやすく効果も出やすいです。
科目への対策だけでなく、この時期からは試験当日に向けて生活習慣を改善していくことも重要となります。
苦手を徹底的に潰しましょう
都立墨田川高校を目指している人は、中3の秋頃から「過去問」に取り組んでいることと思います。
都立墨田川高校の国語では近年出題傾向が大きく変化しています。しかし、大問構成は大きく変化しおらず、すべての範囲から出題されるため、苦手な分野は潰しておきましょう。
苦手な分野を見つけるには次のようにするのが良いです。
まず、過去問や問題集を解くときは時間を計って解きましょう。その後は必ず復習してください。正解だったかどうかよりちゃんと解けたかどうかが重要です。
時間内に正解できなかったり、実は当てずっぽうが当たっただけだったりする問題もあると思います。このような問題は特に対策が必要です。何を間違えたか理解した上で意識して問題に取り組みましょう。
国語では作文問題が出題されます。作文問題は可能な限り学校や塾の先生に添削してもらいましょう。
自分が正しいと思っていても採点者の目から見ると間違っていることもあります。そのため第三者に見てもらうことが重要となります。
また、過去問の場合、解答解説がありません。苦手な分野の問題があれば、復習として自分なりの解説を作ってみてください。
解けなかった問題の解説を作ることで、自分の苦手な分野の復習もまとめて取り組むことができます。ここできちんと内容を理解していなければ解説を作ることはできません。
国語の場合は問題文に書いてあることしか答えになりません。そのため「問題文のここにこれが書いてあるから、解答はこれです」と説明できるように答えを作る癖をつけましょう。
このような方法でしっかりと復習して当日に挑みましょう。
漢字の対策を入念にしましょう
国語は積み重ねが重要となる科目です。直前の対策として最も効果が出やすいのは得点に直結しやすい漢字でしょう。
都立墨田川高校の漢字では、読みと書きの全8題出題されます。
また、特に出題されやすい漢字があります。具体的には、「遮る」「潤む」といった音読みで熟語としてよく使われる漢字の訓読みや、「公算(こうさん)」「精製(せいせい)」といった同じ読みで別の漢字が使われることの多い漢字の書き問題が出題されます。
そのため、これらの漢字を中心に暗記していきましょう。
漢字は貴重な得点源になりやすい出題範囲です。その分他の受験生も対策してきます。満点を取るつもりで対策しましょう。
朝型の生活習慣に慣れましょう
都立墨田川高校の入試は朝から試験が行われます。そのため試験が始まる時間の2時間前には起きる生活習慣を身に付けておきましょう。
この時期に点数が伸びずに焦って遅くまで起きて勉強してしまいがちです。しかし、そのせいで朝行われる入試で調子が出なかったら意味がありません。
無理せずしっかり睡眠をとって朝勉強しましょう。人間の集中力は朝が一番高いと言われています。夜の疲れた頭で勉強するより朝勉強したほうが集中できると思います。
入試1週間前から当日までの直前対策
特に入試1週間前から気をつけるべきことをまとめます。入試当日をベストなコンディションにするためにこの時期の体調管理は特に重要です。
これまでの努力を信じて無理しないようにしましょう。時間もないので特に出題されやすい漢字を中心に復習しておきましょう。
体調管理に気を付けよう
入試の当日に風邪を引いて本調子が出なかったのでは今までの努力が水の泡です。当日に万全のコンディションで挑めるよう体調を整えておきましょう。
不安なのはもちろん分かりますが、しっかり睡眠と食事を摂って体調管理に努めましょう。
入試直前期になると、「勉強しなくてはいけない」という気持ちが強くなり夜遅くまで勉強する人も多くいるでしょう。しかし、睡眠不足は体調不良の原因になります。
それに加えて翌日の受験勉強の効率にも悪影響を与えます。入試本番に今までの努力を最大限に発揮するためにも睡眠は確実にとっておきましょう。
また、試験は冬に行われます。風邪やインフルエンザにかかりやすい時期ですので特に防寒対策やマスク着用など対策をしておきましょう。
直前に確認するための資料を作ろう
国語については試験の直前に確認できるのは漢字くらいです。前述のよく出題される漢字を中心にリストにしておきましょう。
漢字の問題は最初に出題されます。山を張ることを勧めるわけはありませんが、出る可能性の高い漢字が予想できているわけですからこれらを確認しておかない手はありません。
まとめ
入試直前の時期には特に苦手な分野に集中して対策をしましょう。もうほとんど時間は残っていません。
理解できている内容に割く時間はないのです。苦手な分野を徹底的に復習して万全の状態で試験に挑みましょう。
国語は直前に付け焼き刃の対策をするのが難しい科目です。早い段階で対策するのがベストですが、苦手な分野に集中するとともに確実に点を伸ばしやすい漢字をメインに取り組むのが良いでしょう。
また、当日集中して試験に取り組めるように体調を万全にすることが何よりも重要です。これまでの努力の結果を出し切れるように調整して合格を勝ち取りましょう。