都立立川高校の入試が着実に迫っています…。入試の直前期になると、不安で勉強が手につかなくなったり、何をしたらいいか分からなくなったりする人がいると思います。
そこで今回は、今からでもできる「入試直前期の国語対策」について説明します!オススメの勉強法を紹介するので、実践してみてください!
立川高校の国語・中3直前期で対策すべきこと
国語は直前期において、ほかの教科に比べると優先度が低くなりがちです。しかし、培った読解力は発揮しないと衰えていくので、定期的に文章に触れることが必要です。
この章では、国語との向き合い方を中心に、直前期対策を紹介していきます。
自分の国語力を正確に把握しておく
まずは、志望校のレベルに対して自分の国語力が十分かどうか確認しましょう。
直前期になると、国語以外の教科にかける時間が多くなりがちです。しかし、国語が苦手科目でありながら勉強を避けてしまうと、余計に解けなくなってしまいます。
国語は解答のスタイルを確立することが重要な教科です。
国語には「解く順番」に始まり、「文章の読み方」「選択問題の解き方」「記述問題の解き方」などコツがあります。国語が苦手なのは、まだ自分の解答法が確立できていないことが原因の一つです。
解答の仕方を覚えるために、1日1題は読解問題に取り組んでください。国語が得意であっても、解答の仕方を忘れないために、2日に1度は読解問題を解いておきましょう。
短時間で記述問題を解けるようにする
立川高校の入試では、時間のない中で200字以内の記述問題を解かなければなりません。そのため、いかに速く正確に論述できるかがカギとなります。
そのためには、
- 本文から必要な情報を取り出す作業
- 取り出した要素を組み立てて文章にする作業
を効率化する必要があります。
では具体的にどのように効率化を行えば良いのでしょうか?
まずは、本文を読むときに筆者の主張に目印を付けたり、語尾が強い文章を探したりして、解答に含められそうな要素を抽出しておきます。
次に、解答全体の構成を考えましょう。取り出した要素を取捨選択し、どの順番で書くかということです。
どんな構成を取るべきかは問題形式によって異なりますので、過去問の模範解答がどのような構成で要素が並べられているかに着目してみましょう。
記述問題に数多く取り組んで、答えるパターンのバリエーションを増やしていきましょう。
定期的に問題に取り組む
前述のように1~2日に1題は読解問題に取り組んでください。漢字は直前期なら見直す程度でも十分に定着しているはずです。
たとえ1日に国語に費やせる時間が少なくても、継続して勉強することが大切です。
自分の苦手な分野を把握して、残りの少ない日数で集中的に自分の力を上げることに尽力しましょう。
点数に一喜一憂しない
国語は問題の内容によって、点数が安定しない教科です。自分の弱点を真剣に受け止めることは大切ですが、今後の勉強に影響があるほどネガティブになる必要はありません。
自分の不得意なテーマが出たのだとしたら、その分野の本を読んだり単語を勉強したりするなど、次につなげましょう。
点数が良かった場合は安心して国語の勉強を辞めるのではなく、色々な問題に取り組んでください。
もしかしたら苦手なテーマに出くわすかもしれません。入試まで気を抜かないようにしましょう。
入試ギリギリだけど点が伸びない!そんな人が今からでもできること
入試直前期になって、点が伸びないこともあると思います。そんなときはどうすればいいのか、この章で見ていきましょう。
どうして解けないのか客観的に分析する
過去問や他校の問題を解いたときは、解いた時間と同じくらいの時間を費やしてでも見直しをしましょう。
自分が答えを間違った原因はどこにあるのかを分析して、勉強法や解答法を軌道修正することが大切です。
スランプに陥っている場合は1つのことが解決すると、上手くいくこともあります。あきらめずに1個1個苦手を潰していきましょう。
過去に解いた問題を見直す
特に記述問題などを添削してもらっていた場合は有効な手段です。今まで間違えた問題は同じように間違えてしまう可能性があるので、見直すことで習得しておきましょう。
また、どういうことに注意して解答すべきかという点も復習できるので、試験前に心構えを作ることができます。
まとめ
入試前は焦って問題を解きまくったり、何をしてよいか分からなくなりがちですが、自分の解答を客観的に分析して着実に力をつけるのが一番です。最後の仕上げとして、復習や見直しを丁寧にしましょう。