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都立青山高校入試国語!直前期で対策すべきこと!

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都立青山高校の入試までもう時間が少ないけど国語が不安。その中で「限られた時間で何を勉強すればいいのか分からない!」「時間がないけど成績が上がっていない!」と焦ってしまう人も多くいると思います。

そこで今回は、都立青山高校の入試直前期における国語の対策について説明します。効率良く勉強するための方法や注意すべき点について掲載しているので、参考にしてください。

入試直前期で対策すべきこと

入試直前期は時間が限られているため、効率良く勉強することが成績アップのカギになります。

この章では、都立青山高校の国語について、入試直前期で対策すべきことをご紹介します。

解けなかった問題を優先して対策をする

入試直前期に効率良くよく成績を上げるには、「できる問題をたくさん解く」ことよりも「できない問題を減らす」ということが重要です。

そのため、過去問や模擬試験で間違えたときは「何が原因で解けなかったのか」についてしっかりと押さえ、自分の苦手に応じた対策を取りましょう。

それでは国語においてはどのようなことを苦手と感じる方が多いのでしょうか?

ここからは、都立青山高校の国語について、その「苦手と感じる具体的な原因と対策」の例を4つ挙げますので参考にしてください。

漢字の読み書きができなかった

都立青山高校の国語の漢字の配点は、読み取り書きで計20点もあるため、決して無視できる点数ではありません。

つまり、漢字の失点を減らせればそれだけ国語の得点アップが狙えるということです。

漢字の点数を確実に上げるには出題範囲を満遍なく復習することが重要です。時間のある人は、今まで自分が使ってきた漢字ドリルや漢字検定の本などを活用して分からなかった漢字を中心に復習しましょう。

しかし、どうしても漢字に割く時間が無いという人は、入試問題集などにある「受験頻出の漢字」や過去問に出た漢字に絞って勉強するという方法がオススメです。

時間配分をミスして最後まで問題を解けなかった

確実に解けるはずだった問題を残して時間切れとなることは非常にもったいないです。そのため、時間配分をしっかりと身につけることが必要です。

特に都立青山高校の国語の入試では、受験する年によって記述問題の問題数にばらつきがあります。

そのため、できる限りたくさんの過去問を解き、問題を解く感覚をあらかじめ身につけることが大切です。

時間をしっかりと測り、作文問題も忘れずに解きましょう。

語彙力が足りずに文章が理解できなかった

大問3~5の文章問題では、語彙力が不足していると文の意味が正しく理解できず、失点につながる場合があります。そのような場合は語彙力を高める必要があります。

語彙力を増やすには、日ごろからニュースや新聞を読んだり読書をすることが効果的ですが、受験直前に時間をとることは難しい場合もあります。

そのような場合は、今まで使ってきた「語彙対策の参考書」があればその復習をすることや、「国語便覧」などを活用して勉強するなど、受験で頻出の語彙に絞って覚えることが効果的です。

古文・漢文の問題ができなかった

漢字の読み書きに比べ、古文・漢文は覚える範囲が比較的少ないです。そのため、直前期でも得点アップを狙いやすい分野です。

知識不足の場合は古文・漢文の問題集を総復習し、間違えた箇所は教科書や参考書をしっかりと見直し、知識不足を補いましょう。

「今までほとんど古文・漢文を勉強してこなかった」という人は、古文・漢文の点数の底上げをすることにより国語の点数の大幅な伸びにつながります。

基本的に受験直前期に新しい参考書を買うことはオススメしませんが、古文・漢文に関しては問題量の少ない問題集で問題慣れをしておくことは効果的です。

入試直前期で注意すべきこと

この章では、入試直前期に受験生の方が注意すべきことについてご紹介します。

新しい参考書には手を出さない

直前期で新しい参考書に取り組み始めることはやめましょう。

模試や過去問を振り返り知らないことが出てくると、不安になりつい新しい参考書や問題集に手を出してしまいがちです。

しかし、直前期に新しく買った参考書の内容を全て覚えることは、本番までの時間を考えると基本的にはできません。

また、直前で難しい問題集を買ってしまうと、問題を解けずに自信の低下にもつながる場合があります。

受験本番では気持ちの状態も大切。自信のない状態で本番に挑むことはできる限り避けるのが理想です。

そのため、本番で自信をもって受験できるよう、今まで使い込んだ参考書や漢字ドリル、国語便覧などを使って勉強するようにしましょう。

体調管理に気を付けよう

入試の直前には、体調管理が最も重要です。

睡眠不足には特に注意しましょう。受験生の中には、なかなか成績が上がらず夜遅くまで勉強する人が多いです。

しかし、寝不足によって体調不良をおこしたり翌日に集中力が低下してしまう場合が多いです。そのような状態で勉強しても効率が落ちてしまい、あまり意味のない取り組みになってしまうでしょう。

このように勉強の効率を落とさないためにも、寝る時間をしっかりと確保することが大切です。

もしも勉強時間を増やしたい場合は、「寝る時間を削る」ことよりも「起きているときの無駄な時間を勉強に充てる」ことができないか検討してみましょう。

例えば、「学校の休み時間や通学中に漢字を数個だけでも復習する」「直前期はテレビ番組を見る時間を勉強時間に充てる」などです。

改めて自分の生活を振り返り勉強時間に充てられる部分を探してみると良いでしょう。

他にも体調を整えるために、「食事は1日3回、いつもの時間に食べる」「うがいと手洗いをしっかりする」など、家族全員で協力することも大事です。

まとめ

入試直前期は、自分の得意分野ばかりではなく「苦手を減らす」ということにも取り組みことが成績アップのカギです。間違えた問題を重点的に対策をして、苦手な問題を減らしていきましょう。

さらに、勉強面だけでなく「体調管理に気を付けること」も大切です。

時間が無くても焦る気持ちを抑え、十分な睡眠時間を確保してください。気持ちも身体も万全の状態で受験を迎えることができるようにしましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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