都立戸山高校の入試まであと少し…!しかし、入試の直前期になって何を勉強すればいいのか分からなくなってしまう人も多くいると思います。
そこで今回は、「入試直前期の英語に関する対策方法」について説明します!「点数が伸びていないのに、入試まで時間がない!」と焦っている人のための勉強法も掲載しているので、参考にしてください!
中3直前期で対策すべきこと
それでは具体的に入試直前期にはどのような対策ができるのでしょうか?
苦手を見つけたら基礎に返ろう
都立戸山高校を目指している人は、中3の夏から「応用問題」に取り組んでいるはずです。
もし「応用問題」や「過去問」を解く中で苦手な分野を見つけたら、基礎から復習するようにしましょう。
「直前期だから基礎から復習している時間なんてない!」と思う人も、焦らず基礎に戻りましょう。
直前期だからと言っていくら応用問題を解いたとしても、基礎が分かっていないと根本的な理解が出来ていないことになります。
本番の入試では、練習と全く同じ問題が出ることはほぼありません。そのため、どのような応用問題にも対応できるように、苦手な箇所は基礎から復習しましょう。
新しい参考書には手を出さない
演習問題や過去問を解いていて知らないことが出てくると不安になり、「新しい参考書を始めたほうが良いのだろか」と思うときがあります。しかし、直前期になって新しい参考書に取り組み始めることはやめましょう。
直前期から新たな参考書に取り組んだとしても、1冊を終わらせることは時間の都合上不可能です。また、新しい参考書に取り組むことでさらにわからないことが増え、不安が増す危険性もあります。
そのため不安になったとしても、今まで使用してきた参考書を継続して勉強するようにしましょう。「今までと変わらないことをすること」が大切です。
体調管理に気を付けよう
入試直前期になると、「勉強しなくてはいけない」という気持ちが強くなり夜遅くまで勉強する人も多くいるでしょう。
しかし、生活習慣の乱れは体調不良にもつながります。また、夜遅い時間というのは精神が不安定になりがちです。受験に対して不安が大きくなってしまうと、勉強に身が入らなくなってしまいます。
そのため直前期には早寝早起きを心掛け、夜遅くまで勉強するということは避けるようにしましょう。
さらに、直前期の冬の時期は気温がぐっと下がってきます。登下校時の格好や勉強する部屋の温度などには配慮するようにしてください。直前期は体調管理が何よりも大切です。
入試ギリギリだけど点が伸びない!そんな人が今からでもできること
入試直前期になって、「なかなか点数が伸びない」「今まで勉強していなかったつけが回ってきた」という人もいるのではないでしょうか。
この章では、そのような人が「今からでもできること」について説明します。
音読をする
都立戸山高校の入試では、短い時間の中で1,000語程度の長文を2つ読む必要があります。そのため「速読力」が合格のカギになるでしょう。
「速読力」を上げるための方法として「音読をする」ことが効果的です。なぜ音読をするのかというと「英文の意味を前から理解するため」です。
英文の意味を後ろから戻って理解することもありますが、そのような方法で長文を読んでいたら制限時間内に終わりません。
早く長文を読むためには、前から読んでそのまま英文の意味を理解する必要があります。これを鍛えるためには「音読をする」ということが有効的なのです。
長文やその内容に慣れるためにも、継続して音読をすることをオススメします。
毎日リスニングを聴く
都立戸山高校入試のリスニングは、都立高校入試の共通問題が出題されます。しかし、独自問題ではないからと言って簡単なわけではありません。
リスニングで高得点を取るためには、英語を聞くことに慣れているか、つまり「英語耳になっているかどうか」がカギになります。毎日10分間だけでもいいので、リスニングをする時間を設けましょう。
また、その際には英語の音声を聞き書きとる「ディクテーション」や、スクリプトを見ながら音声に合わせて発音する「オーバーラッピング」などを加えて学習するとより効果的です。この学習方法は「速読力」にもつながるのでぜひ試してみてください。
まとめ
入試直前の時期には、「苦手を確実になくすこと」「今までやってきたことと同じことをすること」と「体調管理に気を付けること」が大切です。
どんなに時間がないと焦っていても、基礎に返らず応用問題を解き続けたり、夜遅くまで勉強することは避けて下さい。
苦手な分野や不安な気持ちがない状態で入試に臨むことが出来るようにしましょう。