都立戸山高校の入試まであと少し…!しかし、入試の直前期になって何を勉強すればいいのか分からなくなってしまう人も多くいると思います。
そこで今回は、「入試直前期の数学に関する対策方法」について説明します!
「目標点まで達していないのに、入試まで時間がない!」と焦っている人のための勉強法も掲載しているので、参考にしてください!
中3直前期で対策すべきこと
中3の直前期で対策すべきことは以下の3つです。
- 過去問を時間内に解く
- 苦手を確実に潰す
- 体調管理に気を付ける
では、それぞれについて詳しく解説していきます。
過去問を時間内に解く
まず何より直前期で取り組みたいのは、過去問を時間内に解く練習です。
「多くの時間をかければ問題が解ける」というのは入試本番ではあまり役にたちません。いかに時間内に問題が解けるかがカギになります。
そのため、直前期には「必ず」時間を測って過去問を解きましょう。そして、一旦どこまで解けたのかを把握してください。
その後解答を見ずに自力で解いてみるというのも1つの手ではあります。しかし、直前期で時間がない場合には「解答を見て解法を理解する」というやり方もあるということは頭に入れておいてください。
苦手を確実に潰す
発展問題集や過去問を解く中で苦手を見つけた場合には、その都度潰していくようにしましょう。特に標準問題は、初歩的な基礎問題を根本的に理解していなければ解けません。
戸山高校を志望する人は、中3の夏から発展問題や過去問に取り組んでいるはずです。
そのため教科書などを見ることは滅多にないかもしれませんが、教科書は基礎が分かりやすく解説してある教材です。ぜひ活用してください。
戸山高校独自問題の中の「標準問題」を確実に正答するためにも、苦手を見つけたら「時間がないから!」と焦ることなく、きちんと基礎問題に戻りましょう。
体調管理に気を付けよう
直前期で何よりも大切なのが「体調管理」です。
入試スケジュールをみてみると、戸山高校入試の直前期に私立高校の入試が連続する人もいるでしょう。
もちろん、万が一戸山高校に不合格だった場合に備えて私立を併願しておくことは大切です。しかし入試を1つ受けるごとに疲労は溜まるということを忘れてはいけません。
さらに「直前期だからギリギリまで勉強したい!」と思い、夜遅くまで勉強する人も多くいるでしょう。しかし、こうした生活習慣の乱れは体調不良にもつながります。
また、夜遅い時間というのは精神が不安定にもなりがちです。受験に対して不安が大きくなってしまうと、勉強に身が入らなくなってしまいます。
そのため、直前期には早寝早起きを心掛け、夜遅くまで勉強するということは避けるようにしましょう。
また、ストレス管理も体調管理の1つなので自身の気持ちのコントロールも出来るようにしておいてください。
入試ギリギリだけど点が伸びない!そんな人が今からでもできること
入試が間近になって、「なかなか点数が伸びない」「今まで勉強していなかったつけが回ってきた」という人もいるのではないでしょうか。
この章では、そのような人が「今からでもできること」について説明します。
過去問で「解ける問題」をひたすら解く
戸山高校独自問題数学で「解ける問題」にあたる標準問題は、
- 大問1の小問集合
- 大問2,3,4の問1,2
になります。
しかし大問2,3,4の問1,2は難しい年もありますので、各年に合わせて解いていきましょう。
先ほど提示した問題は、数学で平均点を狙う場合は必ず正答しておきたい問題です。
そのため直前期の時間がない場合には、過去問からそれらの問題を抜粋して解くようにしてください。
その中で問題の傾向なども掴めていけると良いですね。
見直しの仕方を決めておく
計算ミスを防ぐための方法として「見直しをすること」が挙げられます。
そのため、自分に合った「見直し方法」や、見直す時間も踏まえた「時間配分」などを入試本番までに見つけましょう。
例えば「見直し方法」に関しては、連立方程式で出た解をもう一方の式に代入して確かめる方法などがあります。
また「時間配分」については、「大問ごとの時間配分に見直し時間も加える」や「全て解き終わってから最後に見直しの時間を設ける」などがあります。
さらに過去問演習を解く中で、「間違えた問題と解答」「なぜ間違えたのか?」などをまとめた「自分だけの間違いノート」などを作っておくと、入試本番で同じようなミスをすることを防げるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
入試直前の時期には、「過去問を時間内に解くこと」「苦手を確実になくすこと」と「体調管理に気を付けること」が大切です。
どんなに時間がないと焦っていても、基礎に返らず応用問題を解き続けたり、夜遅くまで勉強することは避けて下さい。
入試直前まで出来ることはあります。諦めずに過去問で「解ける問題」をひたすら解くようにしましょう。
苦手な分野や不安な気持ちがない状態で入試に臨むことが出来るようになれるように、入試まであと少し頑張りましょう!