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都立高校入試英語の傾向と対策!「聞く」「読む」「書く」のスキルを身につけよう!

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都立高校入試の英語には、「聞く」「読む」「書く」の全てのスキルが求められます。今回はその都立高校入試英語の傾向と対策について紹介します。

*日比谷高校や西高校などの独自校に対応した内容ではありませんのでお気を付けください。

都立高校入試英語の傾向分析

大問は4つ構成で、順にリスニング、短文の読解・テーマ英作文、会話文の読解、物語文の読解が出題されるのが例年の傾向です。

配点は1問4点となっていますが、英作文のみ1文につき4点になります。

50分の試験時間のうち、10分間ほどリスニングの時間がかかることを踏まえると、残りの大問3題を40分で解く必要があるので、速読力が求められます。

都立高校入試英語の大問構成と出題範囲

大問構成はこのようになっています。以下の大問構成は平成15年度にこのような形になってから変化はありませんので、今後も変わる可能性は低いと予想されます。

大問1
リスニング

大問2
短文の読解・テーマ英作文

大問3
会話文の読解

大問4
物語文の読解

大問1 リスニング

短い対話文を聞いて答えるA問題が3題、長い文を聞いて答えるB問題が2題出題されます。B問題の1題は記述式で答えることを求められます。

A問題B問題共に、対話文と質問は2回読まれます。時間としては10分前後になります。

大問2 短文の読解・テーマ英作文

短文読解とは、図表付きの短めの文を読み、問題に答えるものです。テーマ英作文は、Emailや手紙を書いたり、自分の意見を述べる文章を書くことが多いです。

近年は、「どのような返事のEmailを送るか」というテーマが出題される傾向にあります。文量としては、例年「3文」書くことが求められます。

大問3 会話文の読解

複数人の対話を読み答える問題で、1つの会話文に対して7つの問題があります。文章量自体は多いですが、基本的な文章で構成されており下線部の前後に答えがあることがほとんどです。

質問の内容としては、発話の意図を聞いたり、内容理解を問うものが多くを占めます。

大問4 物語文の読解

600語程度の比較的長い文章を読み、7つの問題を解くものです。大問3と比較すると問題に下線部が引かれていないため、文章の中から自分で問題の箇所を探す必要があります。

並べ替え問題や本文に合う内容を選ぶ問題が出題されるため、注意深く長文を読むことが求められます。

都立高校入試英語の難易度

まず、過去5年の平均点をみていきます。

令和1年度 54.7点
平成31年度 54.4点
平成30年度 68.0点
平成29年度 57.8点
平成28年度 57.4点

平均点を見る限り、平成30年度の平均点は特出して高いですが、だいたい50点台後半の平均点であることが分かりますので、この傾向は今後も続くでしょう。

都立高校入試英語の難易度については、そこまで高いわけではありません。年によって難易度は様々ですが、基本的な文で構成されている・単語も中学で習うレベルのものばかりという特徴があります。

しかし文量が多いので、最後まで解ききれない受験生もいるはずです。また記述式の問題は毎年正答率が低く、問題によっては難しいものもあります。

さらに、英作文などは配点も高いので十分な対策が必要になりますね。

都立高校入試英語の解答の際の時間配分

大問1:リスニング(10分)
大問2:短文の読解・テーマ英作文(10分)
大問3:会話文の読解(15分)
大問4:物語文の読解(15分)

英語の試験時間は、50分間になります。このうち冒頭にリスニング問題が10分前後出題されるため、残りの40分間で筆記の大問3つに解答しなければいけません。

大問3つの難易度や文量なども踏まえると、目安は大問2に10分、大問3、4に15分ずつが理想になります。

都立高校入試英語の対策と勉強法

それでは具体的に時期別の勉強法を見ていきましょう。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

中1・中2の間はなにより基礎を固めるようにしましょう。英語は中1からの基礎の積み重ねによって成績が伸びる教科です。

また、授業の進度が速くなる中学2年生のときには、まず何より学校の授業内容を100%理解することが大切になります。

さらに都立高校の入試では内申点も大きく関わりますので、学校の定期テスト対策はきちんとするようにし、早いうちに定期テスト対策のやり方を身に付けるといいでしょう。

中3の夏前までにやるべき対策

中3になったら、中1・中2の間に学校で習った英単語や英熟語など、長文を読むために必要な知識をもう一度確認しましょう。そうすることで夏の時期にスムーズに長文対策へと移行できます。

中3の夏休みにやるべき対策

中3の夏休みの勉強で入試結果に差が付きます。本格的に中1・2の総復習をしましょう。

今までの範囲は忘れてしまっていることが多いです。きちんと総復習をして、自分の苦手な分野がないか確かめましょう。

また、夏休みはまとまった勉強時間を確保することが出来るので、弱点分野をなくするのにもってこいの時期になります。

難しい問題を解く必要はないので、苦手な文法などがあったら市販の問題集や学校のワークで集中的に問題演習に取り組みましょう。

中3の秋に取り組むべき対策

中3の9月ごろには少しずつ過去問演習を始めたいです。9月というとまだ中3の範囲を全て授業で終えられていないと思いますが、習ったところからどんどん解いていくようにしましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

冬も過去問演習を続行してください。受験直前期には焦っていろいろなことに手を出すのではなく、今までと同じことを繰り返しやることをおすすめします。また、自分の苦手を見つけたら1つ1つなくしていくことが大切です。

高校入試で高得点を狙う場合は特に、直前期でいかに「ミスをなくせるか」が鍵になります。

直前期は今まで解いた問題集を繰り返し解いたり、記述問題でよく出そうなものを覚えたりするのはもちろん、その中で単語のつづりや書き方なども確認して「普段ミスしやすいところ」をチェックしておきましょう。

直前期の勉強については、こちらの記事も参考にしてください。
高校志望校別記事8

入試に臨む上での注意点

それでは実際の入試に臨む上で気をつけるべきポイントをご紹介します。

さきほど各年の平均点を提示した通り、易化する年、難化する年などさまざまあります。

問題の傾向を見る限り急に内容が刷新されることは滅多にないとは思いますが、大学入試でも改革がなされていることから可能性がゼロとは言えないです。

そのため入試本番にどのような内容が出たとしても、焦らず今まで通り解く必要があります。英語力は基礎が身につけばなかなか成績は揺るがないです。自分に自信をもって臨みましょう。

まとめ

都立高校入試英語の傾向と対策について説明してきました。都立高校入試の英語は難易度がとても高いというわけではありませんが、「聞く」「読む」「書く」全てが出来なければいけません。

また、時間内にミスせず読めるための「速読」を身につける必要もあります。英語は、中学1年生から対策を始めることが出来るとともに、早いうちからの勉強がのちのち役に立ちます。傾向を理解して、早めに勉強を始めましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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