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私立明治大学付属中野八王子高校入試の国語を詳しく解説

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私立明治大学付属中八王子高校は、独自の問題が出題される私立高校です。

大問は2題のみとシンプルな構成ですが、文字数が多く「速読力」が重要視されます。今回はこの入試について問題の傾向と対策を解説します。

私立明治大学付属中野八王子高校入試国語の傾向分析

試験時間50分で出題される文章は2種類です。大問は2問のみとなっていて、漢字や文法などを問う独立した大問はありません。

大問数は少ないですが、1つの文章が長く「速読」ができなければ試験時間が不足してしまいます。高校入試の問題の中では、かなり文字数が多いものに分類されています。

しかも、文字数が多いだけではなく読解問題が多いため設問の難易度も高めです。総じて得点差が出やすい教科となっています。

私立明治大学付属中野八王子高校入試国語の大問構成と出題範囲

大問は2部構成で以下のとおりです。

大問 内容 配点
問1 小説 漢字問題が1問2点
それ以外が1問4点
問2 評論 漢字問題が1問2点
それ以外が1問4点

「小説」「評論」が例年出題されています。「物語」の文章はあまり出題されませんので、あまり意識しておかなくても大丈夫です。

漢字以外は記述式も選択式も配点に差がありません。とにかく多くの問題に正解できるかどうかが得点を取れるかのカギを握ります。

出題される文章は2題とも長い傾向にあります。試験時間が50分であることを踏まえると、難易度が高い問題に分類されます。

小説

小説では読解問題を中心として出題されます。10題ほどの小問のうち8問ほどは読解問題です。文章をしっかりと読み取れるかどうかを中心に問われています。

小説の問題では、「登場人物の心情」が多く問われます。心情に関する問題は答えを導きにくいと考えられていますので、受験生の悩みやすい問題です。

確実に得点するためには「客観的に感情を把握する力」が必要です。自分の感情ではなく、登場人物目線の感情を理解できなければなりません。

難しい問題ではありますが、解き方が分かれば大きな武器となります。

評論

評論でも読解問題を中心として出題されます。小説と同様に10問ほどの小問のうち8問ほどは読解問題です。

評論の特徴として、中学生にはあまり馴染みのないテーマが選択されます。高校の学習へとつながるように、「経済」「環境」「科学」など専門的な内容の文章が多く選択されるのです。読みにくい文章であることは多々あるでしょう。

ただ、馴染みがあるテーマが出題された場合でも文章に即して解答する必要があります。自分の持つ知識で勝手に答えてはいけません。

馴染みがあり文章の理解がはかどる場合でも、きちんと「書かれている文章の内容」を丁寧に読み取ることが得点につながります。

私立明治大学付属中野八王子高校入試国語の難易度

全受験者の平均点数は50点ほどですが、合格者の平均点数は70点ほどです。つまり、国語の問題はやや難易度が高く、ここで得点できるかどうかが合格に影響すると言えます。

平均点に大きな差が出ている原因は、文章の長さによるものと考えられます。試験時間50分に対して8,000文字程度の長文が出題されるなど、短時間で正しく文章を読み解く力が必要です。

問題のテーマや出題形式は変更になる可能性があります。しかし、文字数は今後も大きな変更がないと考えられ、物量面で難易度の高い試験が続くと思われます。

私立明治大学付属中野八王子高校入試国語解答の際の時間配分

時間配分は以下を参考にしてみましょう。

設問 目安時間
大問1 23分
大問2 23分

問題を解くために46分を費やし、残りの4分で記述間違いや漢字の誤記が無いかなどを確認しましょう。

私立明治大学付属中野八王子高校入試国語の対策と勉強法

私立明治大学付属中野八王子高校入試の国語の対策と勉強法を解説します。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

幅広いテーマの文章が問題に選ばれています。そのため、中1や中2の段階では「多くの文章や言葉に触れる」ことを意識しておきましょう。教科書を利用するのはもちろん、本を読んだり漢字の勉強をしたりするのもおすすめです。

また、本番では長い文章を読む必要があります。そのため何かしら文章を読む場合には、できるだけ長い文章を選択することをおすすめします。

加えて可能であれば、文章を素早く読む「速読」をしてみましょう。文章を早く読むことに慣れていれば、入試に大きく役立てられます。

中3の夏前までにやるべき対策

中3の夏前からは文章を読みながら語彙力を深めていきましょう。様々な知識が付き難しい文章も読めるようになっているはずですので、新しい文章にチャレンジしてみると良いでしょう。

また、単純に文章を読むだけではなく、問題集にもチャレンジしていきましょう。決められた時間内で文章を読み、問題を解き進める練習が必要です。

ただ、文字数の多い問題はまだ難しいでしょう。そのため標準レベルの問題にチャレンジします。

中3の夏休みにやるべき対策

中3夏休みでは問題集と過去問を利用して、「長文の読み方」を練習しましょう。夏休み前よりも長い文章にチャレンジします。

文章がある程度長くなると、読み方を理解していなければ太刀打ちできません。制限時間内に問題を解き終えられなくなってしまいます。

文章の読み方は解説に詳しく書かれています。そのため単純に丸つけするだけではなく、間違えた問題は解説を熟読しましょう。ここで身に付けた文章の読み方の積み重ねが、国語の得点アップにつながります。

中3の秋に取り組むべき対策

中3の秋も基本的には問題集と過去問を利用しましょう。 文章の読み方を確実に身につけていくのです。

加えて漢字の勉強や慣用句の勉強もしておきましょう。文法問題は単独では出題されませんが、漢字は必ず出題されますし語彙力を問う問題も出題されます。入試に向けてこの段階から少しずつ覚えていきます。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

中3の冬も基本的には同様の勉強をします。すでに使っている過去問と問題集で勉強を続けましょう。過去問は5年以上昔の物まで解けていると理想的です。

ただ、国語の問題は内容を暗記してしまう傾向にあります。そのため、少し長めの文章が掲載された問題集を一つ購入しても良いでしょう。

自分がこれまで身につけてきた「文章の読み方」を問題なく活用できるか力試しするのです。

まとめ

私立明治大学付属中野八王子高校の入試問題について解説しました。文章が長く「速読力」が求められるものですので、しっかり対策しましょう。

長文は実際に読んで力をつけるしかありません。少しずつ色々な文章とふれあい、レベルアップを図りましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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