私立入試

山手学院高等学校英語の入試の傾向と対策!

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山手学院高等学校の英語入試は、英文量の多さに加えて文法・語法・構文と基礎から応用までの知識問題が出題されます。

そのため、「早く正確な読解力」と「卓越した知識力」が大切です。

この記事では、そのような山手学院高等学校向けの英語独自問題の傾向と対策についてご紹介します。

山手学院高等学校入試(英語)の傾向分析

山手学院高等学校入試の英語は長文問題の文章量が多いということが特徴です。

また、去年から知識問題の傾向が一部変わっています。

そのため、長文読解力はもちろんのこと、文法・語法・構文などの知識問題の対策も必要です。

山手学院高等学校入試(英語)の大問構成と出題範囲

山手学院高等学校の大問構成は以下の通りです。

大問4誤文選択問題

大問 内容
大問1 長文読解1
大問2 長文読解2
大問3 短文穴埋め問題
大問5 共通語記述問題
大問6 同意文完成問題
大問7 並び替え問題

では2020年の英語入試の問題を例にして、大問構成を紹介していきます。

山手学院高等学校の入試問題は、大きく分けて「長文読解」「総合的な知識問題」で構成されています。

長文読解は大問2題であるものの「英文の量が多い」ことも特徴です。

さらに、長文問題だけで全得点の半分以上を占めます。

そのため、山手学院高等学校の英語入試を攻略するには長文読解力の強化は欠かせません。

また、知識問題は5つの大問に分れています。

大問数が多いため、総合的な知識を身につけるのと同時に素早く正解を引き出す能力も必要です。

大問1 長文読解1

長文読解1は説明文の読み取り問題です。

内容選択問題や適語補充問題などオーソドックスな形式の問題が出題されています。

選択肢は全て英語のため、問題形式にも慣れる必要があります。

また、ある設問では英文で3,4行もの長さの選択肢もありました。

このように本文の英文量に加えて設問の英文量も多い問題が出題されます。

そのため本文と問題文ともに早く正確に読み取る英語力が必要不可欠です。

大問2 長文読解2

長文読解2は2020年度から傾向が変更されています。

今までは会話文型の読解問題でした。

今年の問題ではあるテーマに関する英文と3人の人物のディスカッションを読み、問いに答えるものでした。

問題自体はディスカッションに対する脱文の挿入です。

しかし、多めの文章量にもかかわらず設問は3問と少ないため、大問に対する配点が高めに設定されています。

そのため、文章の流れを正確に読みとり正しい文章を選択する読解力が欠かせません。

大問3 短文穴埋め問題

大問3は短文穴埋め問題です。

文法・語法の知識問題のため、基礎的な内容はしっかりと対策しておきましょう。

大問4 誤文問題

大問4は新しい形式の問題です。

内容としては、間違っている英文を選択するというもの。

基本的な知識はもちろん、英文を読みどこが間違っているかを見つける能力も必要です。

大問5 共通語記述問題

大問5は共通語記述問題です。

複数の英文の空欄に同じ言葉を記述する問題です。

答え自体は難解な語句ではないものの、英文を把握し必要な語句を導く技術が求められます。

基礎的な文法・語彙力・構文の知識は身につけましょう。

大問6 同意文完成問題

大問6は同意文完成問題です。

大問5と同じく文法・語彙力・構文の知識が求められます。

構文の言い換えや同意語などをしっかりと覚えて対策しましょう。

大問7 並び替え問題

大問7は並び替え問題です。

英文が出題され、その文中の穴埋めに選択肢の単語を当てはめていく形式です。

不要な語句も含まれているため、大問5,6と同じく文法・語彙力・構文の知識が欠かせません。

大問1,2の長文読解は文章量も多く難問です。

解ききるには「速読力」「読解力」両者の技術が必要不可欠でしょう。

大問3から大問7は知識問題であるものの、問題形式は幅広いです。

そのため、さまざまな問題パターンに取り組みどんな形式の知識問題にも対応できるようにしましょう。

山手学院高等学校入試(英語)の難易度

山手学院高等学校の英語入試の難易度は高いです。

英文の文章量の多さや知識問題のさまざまな出題形式から、総合的な英語能力が問われます。

山手学院高等学校入試(英語)解答の際の時間配分

山手学院高等学校の入試の英語の制限時間は50分です。

大問4誤文選択問題2分

大問 内容 目安時間
大問1 長文読解1 15分
大問2 長文読解2 15分
大問3 短文穴埋め問題 5分
大問5 共通語記述問題 3分
大問6 同意文完成問題 3分
大問7 並び替え問題 7分

長文読解問題は全体の半分以上の配点です。

そのため優先的に時間をかけていきましょう。

長文読解に時間をかけるためにも、知識系の問題は速く解く対策が必須です。

一方で山手学院高等学校入試の知識問題はやや難しい問題も多く、「必ず解く問題」「捨ててもいい問題」の見極めをしてください。

あらかじめ大問毎に時間制限を付けておくのもいいでしょう。

山手学院高等学校入試(英語)の対策と勉強法

それでは具体的に山手学院高等学校入試の英語の対策と勉強法をご紹介します。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

中1・中2では、語彙・文法・構文など基礎知識を中心に取り組みましょう。

山手学院高等学校入試の英語は長文問題、知識問題ともに難しめの問題です。

将来的に長文読解対策に多くの時間を割くことを考慮し、この時期は基礎知識を固めましょう。

語彙・文法・構文は覚えるまでに多くの時間を要します。

そのため、直前に詰め込むのではなく毎日少しづつ知識を増やしていきましょう。

また基礎内容は一度覚えれば忘れにくいですし、復習すれば思い出します。

あらかじめ英語の土台を築くと、今後の英語の勉強に役立ちます。

中3の夏前までにやるべき対策

中3になってからは知識問題と長文読解対策を並行しましょう。

前述のとおり、山手学院高等学校では長文問題とやや難しめの知識問題が出題されます。

どちらの問題も取りこぼさないように計画的に対策してください。

知識問題の対策としては、問題集や参考書を活用することがおすすめです。

さまざまな形式の知識問題が出題されるため、いろんなパターンの問題に触れるといいでしょう。

また、学校の先生や塾の先生に問題を紹介してもらうと勉強の幅が広がります。

さらにこの時期の長文読解は基礎的な問題の解法を身につけましょう。

応用問題を解くには、基礎的な解法がかかせません。

長文の基礎を身につけ夏休みからは標準、応用問題対策へとレベルを上げていきましょう。

中3の夏休みにやるべき対策

夏休みは問題演習を中心に取り組んでください。

私立高校の上位校向けの問題集を知識問題、長文問題ともに1冊仕上げていきましょう。

知識問題は反復演習あるのみです。

文法・語彙はもちろん、構文の言い換えまで広範な知識を得てください。

知識を増やすことで、長文読解で文中に知らない単語が出ても推測できるようになります。

山手学院高等学校の英語の入試問題は英文量が多く高難易度です。

そのため入試本番でも知らない単語を見かける可能性あります。

焦らなくてもいいように、推測力を身につけてください。

そのためには、さまざまな文章を読み解く必要があります。

時間のある夏休みに1日1問のイメージで文章題に挑戦していきましょう。

中3の秋に取り組むべき対策

過去問は秋から本格的に取り組みましょう。

1年分で終わらずに複数年の問題を解くことが重要です。

実際の入試問題を解き、山手学院高等学校の英語の特徴を掴んでいきます。

山手学院高等学校の英語入試は、長文問題の難しさはもちろん知識問題のパターンが豊富です。少しでも問題に慣れていきましょう。

過去問をすべて解いた方は、似た形式の問題を探してください。

学校の先生や塾の先生に相談すると志望校に合った問題を紹介してくれます。

自分の力のみに頼らずに、周りの頼れる先生に相談してみてください。

また、時間配分は徹底的に練習しましょう。

前述した通り、長文問題の文章量もさることながら知識問題の問題数も多いです。

時間配分を意識しながら問題演習をおこないましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

直前期は今までの総復習をしましょう。

特に知識問題は復習すると一段と知識が定着します。

最終確認のつもりで取り組むといいです。

長文読解は新しい問題に手を出さずに、同じ文章を読み解きましょう。

解き方を再確認し入試本番に備えてください。

最後に大切なのは体調管理です。

入試本番に最高のパフォーマンスを上げるためにも、「食事」「睡眠」のリズムを崩さずに過ごしましょう。

まとめ

山手学院高等学校入試の英語入試では「早く正確な読解力」と「卓越した知識力」が重要です。

これら2つの能力は毎日の継続により向上していきます。

そのため、直前になって焦るのではなく計画的に行動していきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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