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早稲田大学高等学院入試(英語)の傾向と対策!

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早稲田大学高等学院の英語問題の傾向と対策について解説します。

早稲田大学高等学院の英語は例年概ね同傾向の問題が出題されています。難易度はそれほど高くありませんが、文法的な知識にとどまらず文中でどのように使われているか理解できていないと解けない問題も出題されます。

問題数が多いので出題傾向に慣れて効率よく問題を解く練習をすることが重要です。

早稲田大学高等学院入試(英語)の傾向分析

早稲田大学高等学院の英語はどのような傾向で出題されるのでしょうか?

下記にて、問題の構成と出題傾向、難易度についてまとめました。

早稲田大学高等学院入試(英語)の大問構成と出題範囲

早稲田大学高等学院の英語は次のような大問構成になっています。

  • 大問A:長文読解問題
  • 大問B:長文読解問題

例年長文読解の大問が2題出題されています。内容は物語、エッセー、説明文等さまざまで、いろいろな出題形式の問題が出題されています。配点は公開されていません。

ほとんど基本的な問題が出題されます。しかし、さまざまな出題形式の問題が出題されるためしっかりとした対策が必要となります。

長文読解問題について詳しくみていきましょう。

長文読解問題

早稲田大学高等学院の英語では長文読解問題が2題出題されます。物語、エッセー、説明文が主に出題されていますが、ここ数年は物語とエッセーが好んで出題されている傾向にあります。

文法や語彙の知識問題を含めた基本的な問題に加え、内容をしっかり理解した上で筆者の意図に合わせた解答が必要な問題が出題されます。

例えば、”with”や”as”といった複数の意味や用法を持つ単語が本文中でどのように使われているか理解していないと解けないような問題です。

知っておくべき基本的な知識だけでなく、実際の英文中でどのように使われるのか日頃から意識して読んでおくのも良いでしょう。

早稲田大学高等学院入試(英語)の難易度

早稲田大学高等学院の英語の難易度はそれほど高くはありません。問題のほとんどが基本的な事項です。日頃からしっかり勉強しておけば対処できない問題はほとんど無いでしょう。

しっかり本文を読んで確実に正解しましょう。

早稲田大学高等学院入試(英語)解答の際の時間配分

試験時間は50分です。

見直し時間を確保するため、46分で問題を解く時間配分の例を紹介します。

  • 大問A:23分
  • 大問B:23分

問題の難易度はどちらも同程度なので、試験時間の半分ずつの時間配分で良いでしょう。
問題に手を付ける前にさっと出題内容を確認して解きやすい方から解くという作戦もあります。

しかし、問題の難易度的に完答できないと他の受験生に差をつけられる可能性があるので、解ききれないリスクは考えないほうが良いでしょう。

早稲田大学高等学院入試(英語)の対策と勉強法

早稲田大学高等学院に合格するためにはどのような対策が必要でしょうか?

時期別にやるべき対策をまとめました。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

この時期は日頃から勉強をする習慣をつけて、基礎的な学力の確保をしておくことが重要です。

早稲田大学高等学院に対する特別な対策は必要ないでしょう。

中3の夏前までにやっておきたい対策

この時期から中学校の全範囲を復習しておきましょう。基礎的な知識は取りこぼしのないようにこの時期にマスターしておくと良いです。

また、早稲田大学高等学院では文章を深読みして、しっかり理解していないと正答できない問題が出題されます。

この時点では時間がかかってもいいので、英文を精読する練習をしておきましょう。たくさんの英文を読んでいくうちに早く正確に読めるようになってくるはずです。

中3の夏休みにやるべき対策

貴重な長期休暇なので有効的に使うことが大切です。

標準的な問題集に1冊取り組みましょう。問題の難易度が高くない分、失点するとそれだけで合格から遠のきます。いろいろな出題形式の問題が掲載された問題集をやり込みましょう。

一度解いた後、正しかったら満足するだけでなく、必ず見直しをしましょう。
解けると思っていた問題でも実は分かっていないということもあります。

確実に解けた問題については印をつけてこれ以降は解く必要はありません。解けた問題に印をつけることによって苦手な分野や出題形式が明確になります。この問題を重点的に取り組むことで効率よく苦手な問題を対策できます。

また、家で集中できない場合もあると思います。そのときは図書館の自習室など勉強しかできない環境に身をおいて勉強に集中しましょう。場合によっては塾などの夏期講習に通うのもありです。

中3の秋に取り組むべき対策

この時期から過去問に取り組みましょう。都立高校と違い、直近3年分以外は過去問を無料で入手することはできません。購入することはできるので必ず過去問を解くようにしましょう。

早稲田大学高等学院では標準的な問題が出題されます。さまざまな出題形式の問題が出題されますが、問題自体は過去問と似た問題が出題されやすいです。

そのため、過去問を解いておくことによって出題される問題に慣れることができます。数年分過去問を解いた上で受験当日に挑みましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

この時期も過去問を中心に問題演習に取り組みましょう。新しい問題集に手を出す必要はありません。

すでに使っている問題集や過去問をを2周、3周とやりこんで、できない問題をなくしていきましょう。

試験本番で取りこぼしのないように覚えておくべき知識を今一度見直して、完璧にしておくのも良いでしょう。

また、体調管理に気をつけて当日まで無理なく勉強することも大切です。

まとめ

早稲田大学高等学院の英語の傾向と対策について解説しました。

早稲田大学高等学院の英語は難易度はそれほど高くありませんが、問題文をしっかり読んでいないと解答できない問題も過去には多く出題されています。早く正確に英文を読む力が必要です。

時間は限られていますがしっかり学力をつけておけば完答できる問題です。試験当日に焦らないためにも日頃かしっかり勉強して、正確な解答ができるようにしておきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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