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中学英文法の勉強ならコレ!『これでわかる英文法 中学1〜3年』の正しい使い方と勉強方法!

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「中学3年間の英文法の総復習」と聞いて、あなたなら何をしますか?

「正直どうやればいいか分からない…」「今までの自分の勉強法を続けて良いのかな…?」となかなかすぐにアクションを起こせない中学生は多いと思います。

そこでこの記事では、そんな中学生たちに向けて『これでわかる英文法 中学1〜3年』を使った英文法の勉強法をお伝えします。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の使い方をおさえてしっかりと勉強すれば、中学3年間の英文法の総復習に悩む事も無くなるでしょう。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の基本情報

『これでわかる英文法 中学1〜3年』は、教科書レベルの英語学習をサポートしてくれる参考書です。「定期テストで良い点を取りたい中学生」に最適な内容となっています。

付属のCDがあるので、筆記だけでなくリスニング力の強化もできます。さらに「教科書対照表」もついているので、自分の勉強したいテーマに的確にアプローチできます。

*「教科書対照表」とは?
全教科書のレッスンがこの参考書の何ページに載っているか示されています。
例:NEW CROWN 1年(三省堂)Lesson1 は本書6,9ページに対応

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の特徴

中学1年生から3年生の「教科書レベル」の英文法の知識がぎゅっと詰め込まれた一冊です。しっかりとこの一冊を勉強すれば、中学英文法の基礎をマスターできます。

それでは、様々な魅力が詰まった『これでわかる英文法 中学1〜3年』の特徴を見ていきましょう。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の特徴1:定期テスト得点アップのサポート

学習指導要領に沿って作られているため、中学英語の全ての教科書に合う構成になっています。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』を手にする生徒は「英文法の総復習がしたい」という中学3年生の受験生が多いと思います。

高校受験は、当日の試験で高得点を取って合格する事が重要です。しかし都立高校や一部私立高校では「内申点」も重視されます。

そのため、受験で勝つためには定期テストで高得点を取るということも決して無視できる要素ではありません。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の特徴2:参考書と問題演習の二役

テーマ別に分けられており、いずれも「解説文」の後にすぐ「問題演習」のページがあります。

そのためインプットした知識をすぐにアウトプットすることができ、「自分がどれだけ理解できているか」がすぐにわかるのです。

このように「参考書と問題集が一体になっている」という事は、自分の腕試しをするという面で大きなメリットになりますね。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の特徴3:CDでリスニング力強化

付属のCD「最新の定期テストの頻出リスニング問題」の対策をする事ができます。定期テストで高得点を取りたい中学生にとっては大きなサポートとなるでしょう。

さらに、リスニング問題の音声だけでなく「基本例文」の音声も入っているので、耳を英語に慣らすという点でも大きなメリットとなります。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』のレベル

レベル:定期テストの点数が40〜60点程度の中学生

『これでわかる英文法 中学1〜3年』は、「定期テストで高得点を目指す中学生」向けに作られた参考書なので「なかなか点数が伸びない」と悩んでいる中学生に最適です。

この一冊をしっかりと学習すれば定期テストで「90点以上」を取る事ができるでしょう。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』のシリーズ

この文英堂の『これでわかる英文法 中学1〜3年』は文法以外にも多くのシリーズがあり、さらに学年ごとに分かれています。

英語については、下記のシリーズに分かれています。

  • 『これでわかる英語 中学1年』
  • 『これでわかる英語 中学2年』
  • 『これでわかる英語 中学3年』

中学3年分の「教科書レベルの基礎」を学ぶことができます。

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • 定期テストで75〜100点取りたい!
  • 受験生だから良い内申点を取りたい!
  • 中学英文法の総復習がしたい!
  • リスニング力を高めたい!
  • 教科書レベルの問題演習がしたい!

上記のチェックリストに当てはまる学生は、『これでわかる英文法 中学1〜3年』がオススメです。

しかし、以下のチェックリストに当てはまる学生は、オススメできません。

  • 応用レベルの英文法の知識を深く学びたい!
  • 解説がもっと短い参考書が欲しい!
  • 高校入試に必要な実践的な知識の習得と演習をしたい!
  • 講義動画やアプリで効率的に勉強したい!
  • ニガテな文法事項の演習を重点的にしたい!

『これでわかる英文法 中学1〜3年』は教科書に沿って構成されているので、「超基礎・基礎・基本・応用」レベルの中では「超基礎・基礎・基本」レベルです。

そのため応用レベルには対応しておらず、入試の実用的な英文法を全て網羅するためには別の参考書が必要です。

特に、上位高校を狙っている学生や、3年間のニガテ分野を深堀りして学習したい学生には物足りない内容でしょう。

また、動画やアプリなどの現代的な学習には対応していません。本書とCDのみの学習法になります。この点においても、少し物足りないと感じる中学生もいるかもしれません。

そんな学生には以下の参考書がオススメです。

⇒Amazon

1『最高水準特進問題集 英語3年』
難関校対策としては最適です。「入試に向けた勉強をしたい中学3年生」に最適です。

2『くもんのハイレベル中学英語―文法・作文 スーパーステップ』

ただ文法事項を「インプット」するだけではなく、「アウトプットの場」として学んだ知識を発展させて作る英作文に取り組める参考書。「上位高校を目指す中学3年生」に最適です。

3『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく』

大人気シリーズです。3年分の英語の基礎内容がまとまっています。大きな特徴として「端的な解説・全レッスンのYouTubeの講義動画・CD・アプリ」があります。このことにより英語に苦手意識を持つ中学生でも英語に親しみながら勉強できます。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の使い方・勉強法!

ここからは、『これでわかる英文法 中学1〜3年』の具体的な使い方をお伝えします。それぞれの参考書の特徴に合った使い方をしなければ「全然英語の成績が上がらない」ということになるかもしれません。そのようなことがないようにしっかりと確認しましょう。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の使い方の基本ステップ

基本的なステップはこのようになっています。付属の「教科書との対照表」
を活用しましょう。

1周目

Step1.
テーマの解説を読む
Step2.
テーマの「基本を固める問題」をノートに解く
Step3.
答え合わせをしたら、解説を読む前に間違えた所を教科書と照らし合わせて考える
Step4.
1日1〜2単元行う
Step5.
取り組んだテーマの教科書を音読する

1周目は、まずは「自分で理解しようする」ということが大切です。そのためには、「なぜ間違えたのか」を教科書で自分で見つける事が重要です。

2周目

Step1.
解説を読む
Step2.
1周目で間違えた部分+テーマの「力を伸ばす問題」をノートに解く
Step3.
答え合わせをしたら、教科書にもチェックを入れて暗記する
Step4.
1日3〜4単元行う
Step5.
取り組んだテーマの教科書を音読する

2周目は「100%理解して覚えようとする」という事が大切です。最初は「暗記」になっても構いませんので、重要項目を覚えましょう。

「力を伸ばす問題」は、1周目と異なりやや難易度が上がっています。しかし1周目でしっかりと理解できているテーマなら、正答率が落ち込むことはないでしょう。

もし正答率がぐっと下がった場合は、1周目で理解できていない証拠です。そのため、なぜ間違ったのかをしっかり確認しましょう。

そして練習問題を解いた後は、できなかった部分を必ずチェックしてください。これを繰り返し、スピード感を意識しつつ教科書の内容をひたすら身体に染み込ませましょう。

3周目

Step1.
1、2周目で間違えた所のみ解説を読む
Step2.
1、2周目で間違えた問題+定期テスト予想問題集をノートに解く
Step3.
答え合わせをして、3周目でできなかった所(1、2周目の問題)はノートにまとめる
Step4.
1日1テーマ行う
Step5.
教科書の音読をする

3周目は「人に説明できるまで理解しているか」を確認しましょう。

「本当に理解できている状態=自分の学んだ内容を要点を絞ってわかりやすく相手に伝えられている状態」を指します。

そのため、きちんと説明できるかを試すために友達や家族に伝えられるかチャレンジしてみてください。

ここでできなかった部分に関しては、ノートにまとめて「自分だけの教科書」を作っていつでも復習できるようにしましょう。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の勉強法の大原則

『これでわかる英文法 中学1〜3年』を使う上での大原則は次の2つです。

  1. 3回以上繰り返す!
  2. CDを活用して音読・シャドーイングを!

この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。

ただし、ただ解説を読んで問題を解くだけでは定着しません。その問題の本質を理解して記憶を定着させる必要があるのです。

そして、その「記憶の定着」のためには「繰り返し行う」ことが必要不可欠です。

仮に同じ範囲の勉強だったとしても、間隔をあけて何周も取り組みましょう。人間は忘れる生き物なので「忘れて当たり前」と思って諦めずに取り組んでください。

3回行うことは必須です。ここで「できた!」と思っても試験本番で実力を発揮できなければ意味がありません。知識を身体に落とし込むため、めんどくさいと思わずにしつこく何度も復習しましょう。

さらに実力をUPさせるには、先ほど紹介した付属の「教科書との対照表」を利用してしっかりと教科書の理解をする事が大切です。

もっともっと実力をUPさせたいなら、音読をしましょう。ただ眺めるより、何かの刺激を与えたほうが格段に覚えやすくなります。

このように「耳」も「目」も「口」をフル活用して英語を「得意」にしましょう!

音読するだけでなく、シャドーイングもできるようになるとさらに効果的です。余裕があれば2周目からシャドーイングにチャレンジしてみましょう。

*シャドーイングとは?
音源の後1~2語遅れて、音源通りに声に出して追いかけて発音する練習の事を指します。「耳」と「口」を使って「音声」と「意味」を結び付ける練習です。

シャドーイングは非常に効果的な勉強法なので、多くの人がYouTubeや様々なサイトに解説情報を載せています。気になった方は、調べてから実践してみるのも良いです。

こんな使い方は要注意!『これでわかる英文法 中学1〜3年』使い方のコツ

ここからは、『これでわかる英文法 中学1〜3年』を使った勉強方法の注意点をまとめていきます。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』の使い方の注意

先ほどあげた2つの大原則を、もう一度思い出しましょう。

  1. 3回以上繰り返す!
  2. CDを活用して音読・シャドーイングを!

これ以外にも、『これでわかる英文法 中学1〜3年』だからこそ気をつけてほしいことがあります。

『これでわかる英文法 中学1〜3年』はあくまで「基礎・基本レベル」という事を忘れない

この参考書を3周終えたあなたは「よし!やりきった!完璧だ!」と達成感でいっぱいになるかも知れません。

実は、ここで満足するのはまだ早いです。この参考書はあくまでも「基礎・基本レベル」のため、この参考書を一冊終えてやっと受験のスタートラインに立てます。勝負はここからなのでステップアップしていきましょう。

次に使うべきなのは『高校入試 中学3年間の総復習』です。

この参考書で「標準レベル」へステップアップできます。『これでわかる英文法 中学1〜3年』では英文法を学んだので、総合的な学習にシフトチェンジしましょう。

もちろんここでも英文法の知識が問われるので学んだ成果を発揮しましょう。

こういう使いかたもある!『これでわかる英文法 中学1〜3年』を最大限活用するコツ!

注意点も多々ありましたが、同じくらい『これでわかる英文法 中学1〜3年』には楽しく学習できる様々な方法があります。

辞書代わりに利用!

『これでわかる英文法 中学1〜3年』は、多くの語彙や文法事項が3年分ぎっしりと詰まっています。

また、全ての単元が教科書に沿っているため、家での自主学習だけでなく学校の授業でも大活躍します。教科書でわからない部分があればどんどんこの参考書を辞書代わりに活用しましょう。

中学1年生から持っていると3年間この本が学校で活躍するので中学1〜2年生にもおすすめです。

具体的な活用例は以下の通りです。

Aさんの例:
学校の授業で聞き逃してしまったり、分からない事があったらすぐ『くわしい英文法 中1〜3』で確認してます。英語の授業がある日は毎日学校に持って行っています。

教科書のCDで音読を!

この参考書には付属のCDがついているので、そこに注目がされがちです。しかし、英語の基礎・基本を学ぶ上で最も大切なものは「教科書」です。

この教材はあくまで教科書の内容理解のサポートに過ぎません。CDを活用して『これでわかる英文法 中学1〜3年』の音読をすることは大切ですが、それ以上に教科書の音読やシャドーイングに力を入れましょう。

具体的な活用例は以下の通りです。

Bさんの例:
教科書に対応しているからこの参考書を持っている友達は多いですが、みんなCDは未開封です。この参考書や対応する教科書の部分を音読している周りの友達はほぼいません。定期テストで良い点を取る為にもどちらの音読も欠かさずに行っています。

まとめ

この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。

  • 3回以上繰り返す!CDを活用して音読・シャドーイングを!
  • 『これでわかる英文法 中学1〜3年』はあくまで「基礎・基本レベル」という事を忘れない!
  • 学校で辞書として利用!教科書の音読を徹底する!

最後にもう一度『これでわかる英文法 中学1〜3年』がおすすめな人をまとめておきましょう。

  • 定期テストで75〜100点取りたい!
  • 受験生だから良い内申点を取りたい!
  • 中学英文法の総復習がしたい!
  • リスニング力を高めたい!
  • 教科書レベルの問題演習がしたい!

『これでわかる英文法 中学1〜3年』と同じような文英堂のその他の「基礎〜標準レベル」の文法書についてはこちら!

『高校入試 基礎トレーニング 英語300』

⇒記事のURL

『くわしい英語 中3 』

⇒記事のURL

その他の「標準レベル」の英語の参考書はこちら!

・標準

『高校入試 超出る要点 英語』

⇒記事のURL

その他の「応用レベル」の英語の参考書はこちら!

・応用
『英語 塾技63』

⇒記事のURL

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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