「文字の多い参考書に挫折してしまった…」「教科書だけではどこが重要なのか分からない…」という学生の声をよく聞きます。
「高校入試のわからないところ検索ブック」シリーズは、文字が少なく図をふんだんに活用しているため、視覚的に分かりやすい参考書です。
特に受験勉強を始めたばかりで社会が苦手な人におすすめです。
この記事では、「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」のおすすめの使い方、勉強法についてお伝えします。ぜひ、この記事の内容を実践して成績アップにつなげてください。
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」の基本情報
「高校入試のわからないところ検索ブック社会」は、練習問題や入試問題を解いていく中で、分からない箇所を調べるのに役に立つ参考書です。
入試に出やすい「写真」「地図」「グラフ」を中心に分かりやすくまとめてあります。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会の特徴
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」は、グラフなどが多いため視覚的に分かりやすい1冊。そのため、受験勉強を始めたばかりの学生も取り掛かりやすい参考書です。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会の特徴1:視覚的に分かりやすい
1つ目の特徴は、写真やグラフなどの図を活用して簡潔にまとめられているため分かりやすいということです。
受験勉強をしていく中で、分からない箇所を参考書や教科書で調べることも多いと思います。
例えば、社会の勉強において多くの受験生が迷いがちな分野として、「世界地図の図法」「第一次世界大戦の背景」「円高と円安の仕組み」等が挙げられます。
この参考書では上記のように「教科書を読んだだけでは思い出しにくい分野の内容を図やグラフで簡潔にまとめてある」ため理解しやすくなっています。
更に視覚的にも分かりやすいことから、分からない箇所の前後や背景などについても勉強がすすむことでしょう。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会の特徴2:調べたい箇所が見つけやすい
2つ目の特徴は、「目次」と「索引」が分かりやすいため、調べたい箇所を早く見つけることができるということです。
「目次」は、地理や歴史などの分野ごとに見やすく色がついています。また、50音順に並べられた「索引」もあるため、目次で見つけられない単語も漏れなく探すことができます。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会のレベル
レベル:中学1~3年生向け基本レベル
この「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」は、中学で習う「地理」「歴史」「公民」の範囲をカバーしています。
これから受験勉強を始める人や、社会が苦手な学生の普段使いなど、社会の基礎を満遍なく勉強するのにちょうどよい参考書です。
ただし内容は比較的簡単であるため、難関高校などの受験に対してはややボリュームが不足しています。そのため、あくまでも補助的に使うのが良いでしょう。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会シリーズの別の参考書
「高校入試のわからないところ検索ブックシリーズ」は、「社会」の他にも「国語」「英語」があります。
他の科目でもそれぞれ高校入試の範囲について「分かりやすく」「簡潔に」まとめられているため、分からない部分の検索や復習に活用できます。
調べ方の構成は異なる科目でもシリーズで共通のため、同じ要領で調べることができます。そのため、他の科目も合わせて利用することもおすすめです。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 文字ばかりの暗記は嫌!カラフルなグラフで見やすい方が良い!
- 分厚い辞書みたいな参考書が苦手!簡潔にまとまっている参考書が欲しい!
- 地歴公民をまとめて復習したい!
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」は、入試に出やすい箇所を分かりやすくまとめた参考書です。そのため、基礎をしっかりと理解したい人におすすめです。
また「地理」「歴史」「公民」の社会の範囲が全て載っているため、社会が全体的に苦手な学生の成績の底上げにはぴったりでしょう。
しかし、入試に出やすい箇所を中心にまとめられている分、この参考書だけで教科書の全ての箇所をカバーすることは難しいです。
この参考書で見つからなかった箇所は「教科書」や「資料集」から探してみましょう。
「地理」「歴史」「公民」の中で特に苦手な分野がある受験生は、苦手分野に絞った参考書を使うことをおすすめします。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会の使い方・勉強法!
ここからは、「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」の具体的な使い方をまとめていきます。
この参考書は「分からない部分を調べて理解する」だけでなく「分からない部分から知識を広げる」ことで更に大きな成績アップにつながります。この効果的な参考書の使用方法について詳しく見ていきましょう。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会の使い方の基本ステップ
基本的には次のようなステップで勉強することをおすすめします。
調べた部分を何度も復習して知識をつける
- Step1.
- 問題集で分からない部分を「目次」「索引」から調べる
- Step2.
- 調べた箇所について図やグラフを見て理解する
- Step3.
- 調べた箇所は付箋などをつけて定期的にに見直しと復習テストをする
- Step4.
- テストや模試の度に見直しと復習テストをする
1周目では、まず分からない部分についてしっかりと理解して知識をつけることが重要です。
前述の通り「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」は調べやすく理解しやすい参考書です。そのため、教科書や資料集と比較して効率良く勉強が進むでしょう。
復習の時には「単語を手で隠す」ことや「分からなかった箇所を自分の言葉で説明する」などのテストを加えてみましょう。
調べた部分から知識を広げる
- Step1.
- 問題集で分からない部分を「目次」「索引」から調べる
- Step2.
- 調べた箇所と同じページを読む
- Step3.
- 知らなかった箇所については調べた部分と同様に印をつけて後日見直しと復習テストをする
2周目からは、調べた箇所を基に更に知識を広げていきます。
問題集で分からなかった部分は、歴史であればその前後の背景であったりと、調べた箇所の周辺が苦手である場合が多いです。
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」では、時代などのまとまりごとに見開き1ページで分かりやすくまとめられています。
そのため、分からなかった部分とその周辺知識も確認できます。
効率よく苦手分野を勉強するためにも、調べた箇所の見開き1ページは必ず目を通すようにしましょう。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会の勉強法の大原則
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」を使う上での大原則は、次の2つです。
- なんども繰り返す!
- かならずテストする!
この2つを守ることで、記憶の定着がしやすくなります。
同じ範囲でも、間隔をあけて何周も取り組みましょう。
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」は理解しやすい参考書ではありますが、一度理解しただけでは中々覚えることはできません。
期間を空けて何周も取り組むことによって、だんだんと知識として身に付きます。そして、その定着をさらに確実にするためには、「テスト」することが非常に重要です。
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」では高校入試のよく出る部分が簡潔にまとめられています。最終的には各ページを丸々覚えるくらいの気持ちで取り組みましょう。
こんな使い方は要注意!高校入試のわからないところ検索ブック 社会使い方のコツ
ここからは、「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
高校入試のわからないところ検索ブック 社会使い方の注意
先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- なんども繰り返す!
- かならずテストする!
これ以外にも、「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
自分の苦手分野のページから読んでいく
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」は、図や写真で丁寧に分からない分野を確認していく1冊です。そのため演習問題はあまりついていません。
普通の参考書のように先頭から取り組むよりも、まずは「分からない部分を調べる」「特に苦手な分野の復習をする」ことから始め、徐々に範囲を広げていくことをおすすめします。
使い慣れてきたら全てのページを読もう
「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」は名前の通り検索に優れた参考書のため、「分からない単語だけ調べよう」と考えがちです。
勉強のきっかけとしてはこれでも良いでしょう。しかし本書は全てのページが分かりやすくまとめられているため、すでに知っている範囲についても知識の定着や新しい気づきが期待できます。
そのため、本書の内容に慣れてきたら改めて全てのページを読んでみましょう。
なお、本書は「地理」「歴史」「公民」が1冊にまとめられている数少ない参考書です。そのため、社会が苦手な人は特に全てを網羅的に勉強するように意識しましょう。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 「なんども繰り返す」「テストをする」
- 分からない部分を調べるだけでなく「知識を広げる」
最後にもう一度「高校入試のわからないところ検索ブック 社会」がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 文字ばかりの暗記は嫌!カラフルなグラフで見やすい方が良い!
- 分厚い辞書みたいな参考書が苦手!簡潔にまとまっている参考書が欲しい!
- 地歴公民をまとめて復習したい!