「教科書の内容だけでは物足りない」「定期テスト対策もしたいし入試問題にも手を伸ばしたい!」と思っている人も多いでしょう。
そんな公民の勉強ができる参考書が「中学公民 完全攻略」です。
この参考書1冊で、公民の基礎~実践問題まで段階的にレベルアップしていくことができ、最終的には入試問題にチャレンジすることができます。
この参考書を正しく使えば公民の理解レベルを上げていけますよ。この記事で紹介している効果的な使い方・進め方をぜひ参考にしてみてください。
「中学公民 完全攻略」の基本情報
「中学公民 完全攻略」は公民の基礎から実践的な問題まで幅広く学べる参考書です。
「最終的にはハイレベルな問題が解けるようになりたい」と思っている人に向いている1冊になっています。
「中学公民 完全攻略」の特徴
では「中学公民 完全攻略」はどのような特徴のある参考書なのでしょうか?
具体的に詳しく見ていきましょう。
「中学公民 完全攻略」の特徴1:オールカラーとアイコンでポイントが分かりやすい
1つ目の特徴は、「オールカラーとアイコンでポイントが分かりやすい」ところです。
「中学公民 完全攻略」はオールカラーの参考書。そのためパッと見て直感的に分かりやすくなっています。
また「ヒント」「注意」「参考」などのアイコンや「よく出る」「やや難」などのアイコンも多用されているため、内容を理解する助けになってくれます。
イラストや写真も豊富で、文字を黙々と読んでいくよりも楽しみながら理解していけますよ。
「中学公民 完全攻略」の特徴2:3段階のレベル構成で自分のレベルに合わせた勉強ができる
2つ目の特徴は、「3段階のレベル構成で自分のレベルに合わせた勉強ができる」ところです。
この参考書では問題が「基礎問題」「標準問題」「実戦問題」の3段階あります。
- 基本問題:重要単語の確認
- 標準問題:定番の問題
- 実戦問題:テストなどの予想問題
3段階はこのように分けられているため、自分の今のレベルに合わせて「まずは基礎をしっかりとやる」のでも良いですし「ちょっと実戦問題に挑戦していこう」でもOK。
自分のレベルに合わせて段階的にレベルアップしていけます。
「中学公民 完全攻略」のレベル
レベル:基礎~応用 定期テスト対策から入試レベルまで
「中学公民 完全攻略」は定期テスト対策~入試対策までできる参考書です。
「教科書で勉強しているだけでは物足りない」「定期テストでも高得点を狙いたい」と思っている人にはぴったりの参考書ですよ。
「中学公民 完全攻略」シリーズの別の参考書
この「完全攻略」には他のシリーズもあります。
- 中学歴史 完全攻略
- 中学地理 完全攻略
- 完全攻略 高校入試 中1・2の総復習 社会
- 完全攻略 高校入試 3年間の総仕上げ 社会
この「完全攻略」のシリーズでは国語・数学・英語・理科も出版されていますので、この参考書が使いやすいと思ったら他の教科も使ってみると良いですね。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 学校の定期テスト対策がしたい
- 学校の公民プラスαの勉強がしたい
- 解説も読みたいし、問題も解きたい
- 赤シートで勉強がしたい
- 基礎も固めたいが最終的には入試問題が解けるレベルになりたい
「学校で習う内容よりも知識を深めたい」「問題もどんどん解いて覚えたい」と、公民を積極的に伸ばしていきたい人にぴったりの参考書です。
反対に、「もっと丁寧に公民の基礎がためがしたい」「そもそも公民に苦手意識が強い」という人にはハードルが高いでしょう。
そんな場合には、「中学校の公民が1冊でしっかりわかる本」や「中学公民をひとつひとつわかりやすく。」などの参考書から始めるのがおすすめです。
「中学公民 完全攻略」の使い方・勉強法!
それでは具体的に「中学公民 完全攻略」をどのように使ったらいいのか?その具体的な方法を見ていきましょう。
「中学公民 完全攻略」は「基本・標準・実戦」と、3段階のレベルに分けて問題が載っています。
段階的に分けられた問題を活用しながら進めていきましょう。
「中学公民 完全攻略」の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 「要点整理」で解説を読む
- Step2.
- 「基本問題」を解いてどれくらい理解したかを確認
- Step3.
- 「基本問題」が8~9割正解しなければ「要点整理」を再び読み込む
- Step4.
- 「基本問題」が8~9割正解ならば「標準問題」や「実戦問題」に挑戦
- Step5.
- 「標準問題」や「実戦問題」を答え合わせし間違えた問題をチェック
知識の定着のためには同じ問題でも何度も繰り返して解くことが必要です。
そのため、解答は書き込み式になっていますが参考書には書き込まず、別にノートを用意して解いていくことをおすすめします。
間違えた問題はその都度チェックを入れて自分の苦手を把握しましょう。
2周目
- Step1.
- 「要点整理」を読まずに「基本問題」を解く
- Step2.
- 「基本問題」が8~9割正解なら「標準問題」や「実戦問題」を解く
- Step3.
- 答え合わせをし、間違えた問題をチェックしておく
2周目は最初から問題を解いてみましょう。
知識が定着していれば「基本問題」はほとんど正解できるはずです。
もし正解できていなければ、もう一度「要点整理」や解説をよく読んで知識を深めましょう。
そして自分のレベルに合わせて「標準問題」「実戦問題」を解いてみてください。
ここで間違えた問題があれば「要点整理」や解説を読んで知識の再確認をしてください。
「中学公民 完全攻略」は解答が取り外して使え、それぞれの解答に詳しい解説も載っているので考え方や解き方が分かりやすくなっていますよ。
「中学公民 完全攻略」の勉強法の大原則
「中学公民 完全攻略」を使う上での大原則は、次の2つです。
- 自分のレベルに合った問題を解く
- 問題は何度も繰り返し解く
例えば、「とりあえず公民全体の基本を勉強したい」という場合には、まずは「要点整理」と「基本問題」だけを解いても良いでしょう。
もちろん「公民はすでに知識に自信がある」という場合には、どんどん「標準問題」や「実戦問題」に挑戦しても良いです。
そして「一度解いて解説を読んで納得したからもう大丈夫」ということはありません。
間違えた問題は当然として、問題集全体で2周・3周と解くようにしましょう。
何度も読んで何度も解くことで、知識がより自分のものとして定着していきます。
こんな使い方は要注意!「中学公民 完全攻略」使い方のコツ
ここからは、「中学公民 完全攻略」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
「中学公民 完全攻略」使い方の注意
先ほど挙げた大原則は次の2つでした。
- 自分のレベルに合った問題を解く
- 問題は何度も繰り返し解く
これ以外にも「中学公民 完全攻略」を使う上で注意したいことがありますのでご紹介していきます。
赤シートで何度も繰り返し使おう
この参考書には赤シートが付録としてついています。
そのため解答部分をオレンジや赤色のペンで書き込むと、サッと自己テストができる問題集にすることも可能。
特に重要単語を確認する「基本問題」などは、こうした赤シート方式にしておくと効率的に単語を確認できるようになるのでおすすめです。
基本問題に出てくる単語が正しく漢字で書ける自信がついたならば、赤シート方式にしても良いでしょう。
特集ページも活用
この参考書にはいくつかの特集ページがあります。
「テストで差がつく問題」「試験に出る史料」「定期テスト対策問題」などのページがあり、テスト前など特に公民を強化して勉強したいときにぴったりです。
普段は「基本~実戦問題」を繰り返し解き、テスト前などに「テストで差がつく問題」や「試験に出る史料」などを解いてみると、また新たに自分の知識で足りないところが発見出来たりします。
普段の参考書の使い方とはまた少し違う問題を解いてみることで、違う角度から知識を見直せますからどんどん活用してください。
こういう使いかたもある!「中学公民 完全攻略」を最大限活用するコツ!
基本的な使い方をご紹介しましたが、ここでは「中学公民 完全攻略」の他の使い方もご紹介します。
「テスト直前チェック」でテスト前の確認を効率よく
「中学公民 完全攻略」には「テスト直前チェック」といった付録もついています。
これは参考書から取り外して使うことができ、赤シートと一緒に使うことでテストの直前に効率的に勉強内容の確認ができます。
テストや入試の直前は難しい問題を解くよりも、基本的な暗記事項などをおさらいするのがおすすめ。そんな直前の勉強にぴったりの効率的な付録がついているのも嬉しいですね。
もちろん自分の勉強のレベルに合わせて使えば良いので、「このチェック表では物足りない」と思えば、参考書自体からおさらいしたい場所をピックアップするのでも良いですよ。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 自分のレベルに合った問題を解く
- 問題は何度も繰り返し解く
- 特集ページや付録も最大限活用する
最後にもう一度「中学公民 完全攻略」がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 学校の定期テスト対策がしたい
- 学校の公民プラスαの勉強がしたい
- 解説も読みたいし、問題も解きたい
- 赤シートで勉強がしたい
- 基礎も固めたいが最終的には入試問題が解けるレベルになりたい