利用する生徒の志望校への合格率が高いことで有名な東進。そんな東進衛星予備校の英語教師が執筆した本が、「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」です。
これは「英語の文法が苦手…」「授業のように語る口調で解説して欲しい…」と思っている人にピッタリの参考書です。
この記事では、そんな「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の使い方や勉強法をお伝えします。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は、正しい使い方をすれば受験の基礎固めが完璧にできる参考書。
ぜひ、この記事で扱う基本の使い方を実践してみてください。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の基本情報
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は、中学レベルから高校基礎レベルまでの文法を学ぶことができる参考書。講義形式で基礎の文法をしっかり復習することができます。
「講義形式だと文字が多く理解しにくいのでは?」と思う人もいるでしょう。
しかし、この参考書では色のコントラストや文字の書体が調節されているため、読みやすく理解しやすい本となっています。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の特徴
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は、基礎レベルの文法をまとめた参考書です。
特徴は「短時間で学習ができる」点と「ユーザーの立場に立って作られている」という点。その部分を以下で詳しく見ていきましょう。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の特徴1:短時間で学習ができる
1つ目の特徴は「短時間で学習ができる」ということです。
この参考書には基本的な文法が分かりやすい解説とともに1冊にギュッとまとまっています。
スムーズに理解しながらサクサク進めることができるため、1日3章進めば1冊を1〜2週間で終わらせることができます。
実際の口コミでは、以下のような意見が上がっていました。
”この参考書はスラスラ進めて行ける。1日20分もあれば1講座は進む。10日ほどで一周が終わった。”
”1回通読するのに1日3時間ぐらい。何度も読み返して、理解していないところを理解して覚えるのに、1週間もあれば十分だろう。”
上記の口コミのように、解説や参考書の造りが分かりやすいため短時間でしっかり復習できますよ。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の特徴2:ユーザーの立場に立って作られている
2つ目の特徴は、「ユーザーの立場に立って客観的に作られている」ということです。
この参考書は、東進衛星予備校で英語を担当している著者の他に、現役高校生や大学生スタッフの意見を交えながら作られています。
このように現役の学生に協力してもらうことで、ユーザーの立場に立って分かりにくい点を見つけることができます。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は、このような改善を繰り返して、とことん分かりやすさを追及された参考書なのです。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」のレベル
レベル:中学2年生~3年生基礎レベル
この「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は、中学2年生で文法の復習をしたい人や中学3年生で受験の基礎固めをしたい人にちょうど良い参考書です。
1周を終わらせるだけで、頭の中に何となく残っているような基礎文法を明確に自分のものにすることができます。
また「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」はタイトルの通り、超基礎的な文法が掲載されています。そのため、基本をマスターしたい人におすすめです。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」シリーズの別の参考書
この「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」には、分野違いで「大岩のいちばんはじめの英文法 英語長文編」があります。
こちらは「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の復習をしたい人や、長文の読解にチャレンジしたい人におすすめの参考書です。
また、こちらも基礎レベルであるため、英語長文が苦手な人や高校入試対策の最初の1冊を探している人にもおすすめです。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 短時間で英語文法を学びたい!
- 英文法を復習し直したい!
- 信頼できる参考書を買いたい!
- 講義形式で解説して欲しい!
- アプリも使いながら勉強したい!
- 入試の基礎固めをしたい!
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は講義形式の参考書なので、読み物として何度も繰り返し読んで勉強したい人におすすめです。
逆に体系的に覚えたい人やイラストが多めの参考書で勉強したい人は他の参考書を使うことをおすすめします。
具体的には、マンガで復習ができる「マンガでおさらい中学英語 英文法マスター編」や、体系的にまとまっている「中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本」などがあります。
マンガでおさらい中学英語 英文法マスター編の記事リンク
中学校3年間の英語が1冊でしっかりわかる本の記事リンク
また「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は中学基礎レベルの文法がまとまっている参考書なので、「難関私立、国立高校を受験したい!」という人には簡単すぎるかもしれません。
レベルに合わない参考書を使っても成績は上がりませんから、そういう場合は入試対策に直結する参考書を選びましょう。
具体的には「Z会中学英文法Fine」がおすすめです。
Z会中学英文法Fineの記事リンク
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の使い方・勉強法!
ここからは、「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の具体的な使い方をまとめていきましょう。
この参考書は使い方次第で「全然身につかない」ということもなりかねません。
原則は「分かるまで何度も取り組む」ことと「アウトプットをする」ということです。このことについて詳しく見ていきましょう。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 文法を自分の言葉で説明できるまで読む
- Step2.
- 覚えたと思ったら、章末問題を解く
- Step3.
- 解けなかった問題をチェック
- Step4.
- もう一度解説に戻る
- Step5.
- これを1冊分繰り返す
1周目は、文法を理解することに重点をおきます。文法を自分の言葉で説明できるまで読み込んだ後は、必ず章末問題を解くようにしましょう。
このステップは、自分がどこまで文法を使いこなせるのかを知ることに役立ちます。
章末問題が全問正解であっても、「なぜその選択肢が正解なのか?」まで説明できるようにしましょう。
2周目
- Step1.
- 分からない文法を自分の言葉で説明できるまで読む
- Step2.
- 覚えたと思ったら、他の問題集で文法問題を解く
- Step3.
- 解けなかった問題をチェック
- Step4.
- もう一度文法の解説に戻る
- Step5.
- これを分からなかった分だけ繰り返す
2周目も基本的に使い方は同じです。1周目はアウトプットで章末問題を解きましたが、2周目は他の問題集などを使ってアウトプットをしましょう。
おすすめの問題集として、「中学英語の総復習 (くもんの高校入試英語完全攻略トレーニング 1)」や「くわしい問題集英文法 中学1~3年」などが挙げられます。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」の勉強法の大原則
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」を使う上での大原則は、次の2つです。
- 分かるまで何度も取り組む!
- アウトプットをする!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。
人間は忘れる生き物です。文法を一度覚えたと思っても、使う頻度や回数が少なければ使い方を忘れてしまいます。
しかし何度も取り組むことによって、だんだんと覚えられるようになってきます。
その定着をさらに確実にするためには、必ずアウトプットすることが必要です。
これにより、自分がどこまで覚えたのかを把握できるだけでなく、覚えた文法を実際に使う方法を身に付けることができます。
こんな使い方は要注意!「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」使い方のコツ
ここからは、「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」使い方の注意
先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 分かるまで何度も取り組む!
- アウトプットをする!
これ以外にも、「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
いきなり章末問題からはじめない
特に「自分は読書がニガテ……」「集中力が続かない」という人は要注意です。
上記でもお伝えしましたが、「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」は講義形式で解説されている参考書。
もちろん分かりやすいイラストや図もありますが、どちらかというと読み物に近いです。そのため読むページを飛ばして章末問題を解いても文法は身につきません。
解説をしっかり読んだ上で章末問題を解くようにしましょう。
章末問題を解きっぱなしにしない
「章末問題でアウトプットをすることが重要」とお伝えしました。しかし、ただ解くだけでは文法は身につきません。
「なぜこの回答が正解になったのか?」を言葉で説明できるようにしましょう。また、間違えた問題がある場合は、解説ぺージに戻って分かるまで読み直しましょう。
このステップを繰り返すことで完璧に身に付けることができます。
こういう使いかたもある!「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」を最大限活用するコツ!
気をつけてほしいこともたくさんありましたが、同じくらい「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」にはいろいろな使い道があります。
アプリを活用する
「東進ブックスStore」という公式アプリでは、書籍の確認テストや音声学習ができます。このアプリでは、英文の再生速度や再生回数などを自由に設定できます。(ログインには書籍に記載されているパスワードが必要です)
また、英文の読まれている部分がハイライトで表示されているので、この機能を活用してリスニングの練習もできますね。通学中に聞いて勉強するのも良いでしょう。
受験勉強においてかなり便利なので、是非東進ブックスStoreにアクセスしてみてください。
索引を活用する
「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」には、文法項目を五十音順にまとめた索引が巻末についています。
そのため分からない文法があればすぐに調べることができるので、宿題やテスト勉強もスムーズに行えます
文法を一通り覚えた後も捨てずに手元に置いておきましょう。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 「分かるまで何度も取り組む!」「アウトプットをする」
- 章末問題を解きっぱなしにしない!
- アプリも有効活用できる!
最後にもう一度「大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編」がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 短時間で英語文法を学びたい!
- 英文法を復習し直したい!
- 信頼できる参考書を買いたい!
- 講義形式で解説して欲しい!
- アプリも使いながら勉強したい!
- 入試の基礎固めをしたい!
他の文法書についてはこちら!
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