この記事では「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」を使う勉強法についてご紹介しています。
あなたが高校受験で中堅公立高校(偏差値60前後)の合格を目指しているのなら、数学の対策にこの参考書を使ってみることをおすすめします。
特に「入試に向けて自分でしっかり対策したい!」というなら「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」で勉強してみてはどうでしょうか。
この記事ではこの参考書の効果的な使い方・進め方についてご紹介していきます。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」の基本情報
「よくでる数学」というように、実際の高校入試でよく出題される数学の問題が厳選されている参考書です。この1冊で効率的に高校入試対策ができます。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」の特徴
では「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」はどのような特徴のある参考書なのでしょうか?具体的に詳しく見ていきましょう。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」の特徴1:計算から文章題まで幅広く勉強できる
1つ目の特徴は、「計算から文章題まで幅広く勉強できる」ところです。
高校入試の数学では、単純な計算問題だけでなく思考力の問われる文章題も出題されます。
この参考書には基本的な計算問題から応用問題まで幅広く収録してありす。そのため、試験本番に向けて単純な計算問題だけでなく、解くのに時間が必要な文章問題にも対応できるだけの力を養うことができます。
幅広い問題が1冊に入っていることで、この参考書だけで色々な問題を幅広く勉強できるのが嬉しいですね。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」の特徴2:1カ月で解ききれる
2つ目の特徴は、「1カ月で解ききれる」ところです。
この参考書の表題にある「201」というのは掲載されている問題の数です。そのため1日7題ずつ解いていけば、1カ月で全て解き終えることができます。
勉強を進めるペースが分かりやすいので、自分で勉強する場合でもコンスタントに進めやすいですよ。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」のレベル
レベル:中堅公立校(偏差値60前後)を受験する中学3年生
収録されている単元が中1~中3までとなっているので、中学3年生で手に取るのがおすすめです。
始める時期によってはまだ学校で習っていない単元もあるでしょうから、未学習の単元はその都度学校での学習が終わってから進めましょう。
もちろん自分で進められそうならば、学校で未学習の単元であっても例題を見て自分で解いてみるのも良いですよ。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 高校受験で中堅公立校(偏差値60前後)を目指している
- 中1~中3の数学をまんべんなく勉強したい
- 学校の授業とは別により受験を意識した勉強がしたい
- 学校の定期テストなら平均点はとれる
- 難関校をめざしているが数学がとても苦手
学校の定期テストで平均点が取れているならば、1冊目の参考書としてこの「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」に取り組んでみるのがおすすめです。
逆に「まだそこまで勉強ができない…」という場合には、先に「とってもやさしい 数学中学1年 改訂新装版」や「はいちの楽しくなる数学中1」などの参考書を完璧にしてから、チャレンジしてみると良いでしょう。
またこれを足掛かりに難関校レベルを目指しているならば、この参考書を終えたあと「数学 難関徹底攻略700選」や「チャート式 国立・難関私立高校受験対策 ハイレベル中学数学問題集」といった参考書に挑戦してみてください。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」の使い方・勉強法!
それでは具体的に「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」をどのように使ったらいいのか?その具体的な方法を見ていきましょう。
「厳選された201題をどのように解いていけば一番実力がつくのか?」ということを考えながら、1題1題大切に解いていきたいですね。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」の使い方の基本ステップ
この参考書は1ページごとに以下の構成となっています。
- 上部に「例題」
- 真ん中に「考え方と解法」
- 一番下に「類題」
このページ構成を頭に入れながら解き方を読んでみましょう。
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 真ん中の「考え方と解法」を隠して例題を解く
- Step2.
- 解けなければ「考え方」だけを見て例題を解く
- Step3.
- 例題を完全に理解して解ければ、類題も解いて理解しているか確認し次の例題へ
- Step4.
- 例題や類題を間違えたらチェックを入れて次の例題へ
間違えた問題は繰り返し何度も解きますので、必ずノートに問題を解くようにしましょう。
ノートに解くことで計算スペースも十分にとれますし、図形などを自分で書く練習も出来ます。
2周目
- Step1.
- 数ページ分の問題を解き進めたら、間違えた問題に戻って解き直しをする
- Step2.
- 解いたら正誤関係なく解説を読んで理解する
- Step3.
- 再び間違えた問題はもう一度チェックし時間を置いてまた解く
このようにして、全ての問題が解けるようになるまで何度も繰り返し解いていきましょう。
すでに受験する学校の出題傾向が分かっていれば、あまり出題されない範囲も分かるはずです。
この場合は、先に入試の出題傾向を確認してから参考書を進めるとよいでしょう。あまり出題されない単元があればその単元を後回しにしても良いですし、完璧にするまで勉強する必要はありません。
「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」の勉強法の大原則
「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」を使う上での大原則は、次の2つです。
- 何度でも繰り返す
- 1冊を完璧に仕上げる
間違えた問題や理解できなかった問題は、何度でも繰り返して解けるようにしていきましょう。「2回、3回解けばOK!」ということではなく、「理解できるまで」解き直すことが大切です。
「1日7問解いて1カ月で解ききれる」とは書きましたが、それはまだ1周目。早く解ききることよりも、遅くなっても繰り返して解くことが大切です。
また入試に頻出の厳選された201題が収録されていますから、これらを全て完璧に仕上げればかなり数学の力がつきます。
中には解くのに少し時間のかかる問題もありますが、そういった問題も諦めずに理解していきましょう。
この1冊を隅から隅まで完璧になるまで仕上げる意識で勉強すると、かなり実力がつきますよ。
こんな使い方は要注意!「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」使い方のコツ
ここからは、「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」使い方の注意
先ほど挙げた大原則は次の2つでした。
- 何度でも繰り返す
- 1冊を完璧に仕上げる
これ以外にも「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」を使う上で注意したいことがありますのでご紹介していきます。
学校の授業とも合わせて勉強する
中学3年生の途中でこの参考書を使い始めたなら、これから勉強する単元もあると思います。
そんな場合はその単元を勉強し終わるのを待って参考書を使うのではなく、授業と並行して参考書を活用してみましょう。
授業を受ける前に予習として問題に挑戦してみても良いですし、授業を受けたらすぐに参考書で問題を解いてみて復習に使ってみても良いです。
授業と連続して解けば定着もしやすいですから、解く順番など関係なしにその時に習った単元の学習にとんで勉強してみてください。
つまずいたら前の単元に戻って解く
この参考書には中1~中3の単元が収録されています。
もし中学3年生の図形の範囲でつまずいたならば、中学2年生の図形の範囲に戻ってみましょう。
また、中学2年生の1次関数で間違いが多いと感じるならば、中学1年生の関数の範囲に戻ってみましょう。
「前の学年の単元は完璧だから大丈夫」と思っても、そこで見落としている部分があるからこそ発展した単元でつまずいている可能性は高いです。
問題を解くのもそうですが、よく解説を読んで自分の考えと違うところがないか自分の考えと解説の内容をすり合わせてみてください。
こういう使いかたもある!「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」を最大限活用するコツ!
基本的な使い方をご紹介しましたが、ここでは「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」の他の使い方もご紹介します。
数学の復習教材として使ってみる
中学3年間の数学が収録されているこの1冊。
幅広く単元が収録されているので、3年間の総復習をするのにも最適です。総復習をするのに「1日7題を解けば1カ月で解き終わる」というペースでできるのも分かりやすいですね。
復習教材として使う場合には例題だけを先に解いていき、まずつまずきを見つけましょう。
理解できていない単元を見つけたら解説や類題を解くことはもちろんですし、他の問題集でその単元をより深めても良いですね。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 何度でも繰り返す
- 1冊を完璧に仕上げる
- 3年間の総復習として使う
最後にもう一度「高校受験 合格への201 新装版 入試によくでる数学 標準編」がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 高校受験で中堅公立校(偏差値60前後)を目指している
- 中1~中3の数学をまんべんなく勉強したい
- 学校の授業とは別により受験を意識した勉強がしたい
- 学校の定期テストなら平均点はとれる
- 難関校をめざしているが数学がとても苦手