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私立法政大学高校入試数学の傾向と対策!

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東京都三鷹市にある私立法政大学高校。「自由と進歩」の校風のもと、「自主自律」を育む教育を行っています。

今回は、そんな法政大学高校の数学入試の傾向分析や大問構成についてまとめます。

また、直前までの対策法や勉強法についてもご紹介します。是非参考にしてみてくださいね。

私立法政大学高校入試数学の傾向分析

法政大学高校の数学入試の傾向分析をしていきます。

2020年度の入試問題を参考にしています。

私立法政大学高校入試数学の大問構成と出題範囲

法政大学高校の数学入試は、全部で大問が4問出題されます。

大問内容を詳しく見ていきましょう。

大問1:計算

大問1は計算問題です。二乗の計算、ルートの計算、比、連立方程式、因数分解などの基本的な計算問題が出題されます。

また、確率、場合の数、自然数に関する問題も出題されます。

さらに、一次関数、平面図形の比、立方体の体積比などの問題もあります。

全部で14問です。

大問2:平面図形

大問2は平面図形に関する問題です。

2020年度は、長方形の縦の長さと横の長さを伸ばした時の面積が指定されていました。

その数値を基に、元の長方形の縦の長さを求める問題が出題されています。

全部で2問あります。

大問3:関数

大問3は、関数の問題です。二次関数と一次関数のグラフがあり、その2つのグラフが交わってできる四角形の面積を求める問題があります。

また、その四角形の面積を2等分する直線の式を求める問題もあります。

全部で2問です。

大問4:平面図形

大問4は平面図形の問題です。長方形の紙を斜めに折った時にできる直線の長さや面積の比を求める問題が出題されていました。

全部で2問です。

以上が出題傾向です。出題範囲は方程式、関数、図形、確率など幅広いと言えるでしょう。

私立法政大学高校入試数学の難易度

法政大学高校入試の数学科目の難易度は初級~中級と言えるでしょう。

理由として、大問1の計算量と問題量の多さが挙げられます。

出題パターンも様々で出題範囲も広いので、焦ってしまうと点が上手く取れない大問であると言えるでしょう。

以上の理由で中級としました。

ただ、大問2以降は計算量も問題量も少なく、出題レベルも教科書並みであると言えます。

そのため大問1を落ち着いて解くことができると、大問2以降も流れに乗って解き進めることができると思います。

私立法政大学高校入試数学解答の際の時間配分

法政大学高校入試の数学科目の試験時間は50分です。

時間配分は以下の通りです。

  • 大問1:10~15分
  • 大問2:10~15分
  • 大問3:10~15分
  • 大問4:10~15分

大問1の計算問題は早めに解きたいところですが、計算量と問題数が多いため10~15分はかかるでしょう。

大問2から大問4までは、自分が得意な分野の問題や解けそうだと思った問題から取り組むとよいでしょう。

計算問題にかかった時間にもよりますが、大問2以降は1題に10~15分かけることができます。

残りの時間は解けなった問題を再度解いてみたり、計算ミスをしていないか確認しましょう。特に大問1の計算問題は必ず確認しましょう。

私立法政大学高校入試数学の対策と勉強法

ここからは法政大学高校入試の数学科目の対策や勉強法をご紹介します。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

中1、中2のうちには、今まで教科書で習った問題を全て解けるようにしておきましょう。

中3からはまた新しい単元や苦手な人が多い単元の勉強が始まるため、基礎固めは中1~中2の間にしておくべきです。

また、計算が苦手な人は早めに克服しておきましょう。

毎日5問ずつでもいいので、過去問と同じレベルの計算問題に取り組むと克服できますよ。

中3の夏前までにやるべき対策

既に習った単元で苦手な部分を重点的に復習しましょう。特に、図形や確率、関数は復習を徹底的にしておくことをおすすめします。

教科書や問題集、宿題を何周も解いていけば、おのずと復習ができるでしょう。

余裕がある人は、入試用などレベルが高い問題集を購入し勉強してもいいですね。

中3の夏休みにやるべき対策

過去問を一度解き、自分の苦手を把握しましょう。把握した後は、入試までの半年の使い方の計画を立てます。

法政大学高校の出題範囲はとても広いです。そのためまんべんなく勉強しておくと、本番でも焦らずに得点できるでしょう。計算式や公式も覚えておきましょう。

中3の秋に取り組むべき対策

中3の秋には過去問や予想問題集、同じレベルの高校の過去問などを解いていきます。

先ほども書きましたが、法政大学高校の出題範囲は広いです。そのため様々な種類の問題を何度も解くことが大事です。

何度も問題を解くことで解答のパターンを掴めるだけでなく、計算スピードも早くすることができますよ。

また、法政大学高校の数学入試では、問題量が多いことが予想されます。時間配分を考えながらできるだけ速く解く練習をしましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

本番直前は、今まで自分が使ってきた問題集や過去問を使い、復習を繰り返します。
心に余裕があれば、傾向が同じ新しい問題や予想問題に取り組んでも良いでしょう。

時間感覚を身に着けるために、本番と同じ時間で同じ分量の問題を解く練習もためになりますよ。

50分インターバルで計算を含む様々な種類の問題を解いてみましょう。解き終わったら、復習も忘れずにしましょうね。

まとめ

今回は、法政大学高校入試の数学科目の出題傾向や勉強法をご紹介しました。

是非お伝えした勉強法を基に入試対策をしてみてください。

特に、50分インターバルで過去問と同じレベルの様々な問題を解く練習をしておけば、本番でも緊張せずに解くことができます。

最後まで諦めずに頑張ってください!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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