策!知識問題・速読の対策は早めに!
私立法政大学国際高等学校の国語問題は2つの長文問題から構成されています。
私立法政大学国際高等学校の入試問題は、文章量の多い長文が出題されやすいことが特徴的です。
知識問題の対策なども必要なため、学校の勉強だけでは不十分な場合もあります。
そのため、法政大学国際高等学校の出題傾向に合わせた対策が必要です。
この記事では、法政大学国際高等学校向けの国語独自問題の傾向と対策についてご紹介します。
私立法政大学国際高等学校入試(国語)の傾向分析
まずは私立法政大学国際高等学校入試の国語について、問題の構成と出題傾向、難易度等をまとめました。
私立法政大学国際高等学校入試(国語)の大問構成と出題範囲
私立法政大学国際高等学校の大問構成は以下の通りです。
- 大問1、2:長文読解 論説文、小説のいずれか
例年、長文問題の大問が論説文・小説から2問出題されています。
次に問題の詳細について解説していきます。
大問1、2:長文読解
長文問題は合計で8,000~9,000字程度の長い文章が出題されます。
他校の入試問題と比較しても文章量は多いため、入試対策として速読の練習をしておきましょう。
問題の種類としては、「漢字の読み書き」「語彙」「文学史」などの知識問題、「空欄補充問題」「内容に関する選択問題」などの読解問題などが出題されます。
小問は各大問で16~18問程です。
漢字の読み書きに関しては合計10問程度出題されます。
基礎的な難易度の問題が多いので、しっかりと対策をして満点を狙いましょう。
「語彙」については、単に知識単体の意味について答える問題を解くだけでなく、読解問題の文章を正確に読み進めるためにも必要です。そのため、「語彙」の対策は必須といえるでしょう。
学校の参考書だけでは内容が不足する場合があります。受験用の参考書などを用いることをおすすめします。
また、文章量・問題数の点から、時間に余裕が無いことが想定されます。そのため、前述した「速読力の強化」に加えて「解答のスピード」も重要です。
過去問や受験用の問題集などで長文読解の対策に特に力を入れましょう。
私立法政大学国際高等学校入試(国語)の難易度
私立法政大学国際高等学校の国語は、文章量・問題数が多い傾向にあり、難易度は高いといえるでしょう。
過去問や参考書を活用した、入念な対策が必要です。
私立法政大学国際高等学校入試(国語)解答の際の時間配分
法政大学国際高等学校入試の国語の制限時間は50分です。
解答の際は以下の順番で解くことをオススメします。
- 大問1、2:長文読解 論説文・小説の得意な方
前述のとおり、時間が足りないことが想定されます。
そのため、長文問題の「論説文」「小説」の中で、自分にとって得点しやすい方から解くことがおすすめです。
また、「読解問題に時間を取られて得点できたはずの問題に手をつけられなかった!」とならないように、小問のなかでも短時間で解答できる知識問題を先に解いておくことをオススメします。
私立法政大学国際高等学校入試(国語)の対策と勉強法
ここでは、私立法政大学国際高等学校の国語の対策と勉強法についてご紹介します。
時期に応じて勉強方法が変わってきますので、参考にしてください。
「早めの知識問題対策」と「速読力の強化」がポイントです。
中3の夏前までにやるべき対策
この時期は基礎を固めましょう。
私立法政大学国際高等学校の国語の入試問題では、長文問題の中に漢字や語彙などの知識問題が出題されています。
これらは量が多く、入試直前の暗記だけでは得点には繋がりにくいです。
夏からは難易度の高い読解問題の対策に集中するためにも、この時期にできるだけたくさんの知識をつけておく必要があります。
そのため、日頃からこつこつと勉強する癖をつけることが大切です。
「語彙」については、学校ではあまり深く勉強しない場合もあります。
その場合は、「国語力を伸ばす語彙1700 (シグマベスト)」や「システム中学国語 漢字語彙編」などの参考書を活用した対策が効果的です。
一方、速読力についてもこの時期に鍛えておくことが大切です。
速読力を鍛えるために、できるだけ多くの文章に触れておきましょう。
とくに時間のあるこの時期は、新聞や本を読むことをおすすめします。
新聞や本を読むことで、速読力だけでなく文章を読む総合力が鍛えられ、「漢字や語句の知識」「読解力」などへの対策となります。
中3の夏休みにやるべき対策
夏休みは問題演習を中心に取り組みましょう。
まずは「論説文、小説」について偏りなく解いて、自分の苦手分野を把握しましょう。
特に私立法政大学国際高等学校の国語の長文問題では長めの文章が出題されやすいため、受験用の難易度の高い問題集を用いてしっかりと練習する必要があります。
また、問題を解く際には、解答の時間も意識して解くようにしましょう。
中3の秋に取り組むべき対策
夏休み明けからは、過去問にも取り組みましょう。できるだけたくさんの過去問を解くことが重要です。
私立法政大学国際高等学校の国語の入試では、前述の通り時間が足りない可能性が非常に高いです。
問題を解く順番も重要となりますので、過去問を解きながら「論説文」「小説」のどちらを先に解くほうが自分に合っているかを見極めていきましょう。
過去問を解く際には、本番と同様の時間を測って解くことを忘れないでください。
中3冬・受験直前期に取り組むべき対策
この時期は過去問や参考書の総復習してください。
今まで取り組んできた問題で、間違えやすい分野を中心に復習しましょう。
また、冬は気温の変化やウイルスの流行にともない体調不良になりやすいです。
「勉強しなければ!」と夜遅くまで勉強することはなるべく避け、万全の体調で受験を迎えることができるよう「規則正しい生活」を心がけましょう。
まとめ
法政大学国際高等学校の国語入試問題は「早めの知識問題対策」と「速読力の強化」がポイントです。
知識問題の対策としては受験用の参考書を活用することもおすすめです。
受験前は規則正しい生活を心がけ、万全の体調で受験を迎えられるようにしましょう。