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国府台女子学院高等部国語の入試の傾向と対策!正確な読解力が合格のカギ!

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国府台女子学院高等部の国語問題は、主に論説文、小説・随筆、古文で構成され「正確な読解力」が求められます。

この記事では、国府台女子学院高等部向けの国語独自問題の傾向と対策についてご紹介します。

国府台女子学院高等部入試(国語)の傾向分析

国府台女子学院高等部入試の国語では、現代文・小説や随筆・古文が出題されます

現代文や古文問題の多くは、「内容把握」に関する内容です。

そのため、「読解力」を高める対策を重点的におこなっていきましょう。

国府台女子学院高等部入試(国語)の大問構成と出題範囲

国府台女子学院高等部の大問は3題で構成されています。

大問 内容
大問1 論説文
大問2 小説もしくは随筆
大問3 古典

論説文

論説文の文章量は、A4用紙2.5枚分とやや多めです。

文量が多いため、段落ごとに要点を把握する対策をしておきましょう。

出題される問題内容は「漢字の読み書き」「穴埋め問題」「抜出問題」「内容把握」「記述問題」というように総合的なものです。

いずれにしても、文章の内容把握が鍵となります。

そのため、「「解き方」がわかる国語」や「出口の国語レベル別問題集2標準編」など、出口シリーズのレベル別問題集などに取り組み読解力を鍛えるのもおすすめです。

小説もしくは随筆

大問2は、小説もしくは随筆です。

問題内容は大問1と大きく変わらず「選択問題」「空所補充」「抜き出し」「知識問題」とオーソドックスな出題傾向となります。

小説では心理表現の読み取りが重要です。場面ごとに要点を読み取っていきましょう。

古文

古文は「内容正誤」「現代語訳の選択問題」「語句抜き取り問題」と総合的に出題されます。

難しい語句や文章は注釈がついているものの、最低限の古文の語彙は必要です。

基礎知識を身につけて、入試問題に対応していきましょう。

国府台女子学院高等部入試(国語)の難易度

国府台女子学院高等部の国語は、論説文の文章量が多く、難解な語彙も多いためやや難しめの難易度です。

そのため、過去問演習や同レベルの他校の入試問題に取り組み、国府台女子学院高等部の国語対策をしていきましょう。

国府台女子学院高等部入試(国語)解答の際の時間配分

国府台女子学院高等部入試の国語の制限時間は50分です。

大問 内容 目安時間
大問1 論説文 25分
大問2 小説もしくは随筆 13分
大問3 古文 12分

文章量の多い現代文に重点的に時間をかけましょう。

残りの試験時間で、比較的解きやすい小説や随筆、古文を解くという時間配分です。

また、時間のかかる問題は後回しにして、優先的に分かる問題を解いていくのも重要になります。

試験時間内で解ききる時間の使い方を身につけておきましょう。

国府台女子学院高等部入試(国語)の対策と勉強法

ここでは、国府台女子学院高等部の国語の対策と勉強法についてご紹介します。

時期に応じて勉強方法が変わってきますので、参考にしてください。

中1・中2のうちにやっておきたい対策

中1・中2は、教科書の内容を確実に定着させましょう。

国府台女子学院高等部の国語は、大問の中に漢字問題や口語表現、敬語表現、文法などの問題が含まれます。

英語の語句・語彙・文法を覚えるのと同じように、基礎事項を覚えていきましょう。

中3の夏前までにやるべき対策

中3の夏は引き続き、漢字・語句・文法を定着させてください。

そして、古文の単語も覚え始めましょう。

古文は単語の知識があると文章の理解がはかどります。

例えば、「中学 マンガとゴロで100%丸暗記 古文単語」などの単語帳を1冊決めて、コツコツと知識を増やしていくといいです。

論説文や小説の対策も始めていきましょう。

現代文の解き方を身につけるには時間がかかります。

反復して演習し解き方のコツを身につけていきましょう。

中3の夏休みにやるべき対策

夏休みからは本格的な問題演習に取り組みましょう。

とくに国府台女子学院高等部の論説文は文章量も多く、難解な語句も含まれています。

問題集の難易度を徐々に上げて、対策していきましょう。

例えば「「解き方」がわかる国語」や「中学国語 出口のシステム読解ー基礎から入試まで!」などの問題集がオススメです。

基礎→標準へと難易度を順番に上げていけます。

ステップアップしながら国語の実力を高めていきましょう。

「出口のシステム読解」について詳しく紹介している記事もあるので、ぜひ参考にしてみてください。

その他にも、新聞の文章や難しめの本などを読むだけでも、難解な論説文への対策となります。

このように、問題集に限らず身の回りの文章にも意識して触れていきましょう。

古文も同様です。

基礎的な問題から応用問題へと段階的に問題演習してください。

「中学 古文・漢文 標準問題集:3ステップ式」は基礎→定期テストレベル→入試問題レベルと3ステップ式になっています。

基礎から古文の実力を高める問題集として、うってつけです。

この参考書については、こちらの記事で詳しく活用法をお伝えしています。

中3の秋に取り組むべき対策

中3の秋からは、3年分以上を目安に過去問演習も加えてください。

実際の入試問題に触れると、問題の傾向を掴めます。

過去問を解き終わったら、幅広い問題に対応できるように他校の入試問題演習もしていきましょう。

ポイントは「同レベルの問題を選択すること」です。難しすぎたり傾向が異なったりすると、問題が解けず不安になり逆効果になってしまします。

学校の先生や塾の先生にお願いして、レベルや傾向が似ている過去問を探してもらってください。

また、過去問演習の際には時間配分の意識も重要です。

入試本番は時間制限があるため、緊張感が生まれます。

練習の段階で時間制限にも慣れておき、入試の時間配分を感じ取りましょう。

もし時間が足りない場合は「解く問題」「捨ててもいい問題」とメリハリを付ける練習も大切になってきます。

入試本番を想定した問題演習を進めてていきましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

入試直前は、論説文と小説、随筆、古文とまんべんなく復習しましょう。

一度演習した内容でも反復するとより定着します。

入試本番前に最後の調整をおこないましょう。

また、「健康管理」にも気をかけてください。

風邪をひかないように自己管理して、入試本番のパフォーマンスを最大にしていきましょう。

まとめ

国府台女子学院高等部の国語入試問題は「正確な読解力」が求められます。

問題演習や過去問演習を繰り返して、入試への対策を万全にしてください。

そのためには基礎的な内容の積み上げが大切です。地道に勉強を繰り返し志望校合格へ向けて対策していきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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