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都立西高校入試国語の直前期で対策すべきこと|点数を少しでも伸ばす方法

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他の科目にもいえることかもしれませんが、特に国語は入試直前になるとなにをしたらいいのかわからない、という生徒が少なくありません。

入試直前に勉強したことは、点数に直接結びつくため何をするかは非常に大切です

そこでこの記事では「入試直前期にすべき対策」「入試前に少しでも点数を伸ばす方法」についてご紹介します。

入試直前期に効率よく勉強して少しでも多く点数をとりましょう。

入試直前期にすべき対策

直前期は新しいことに手をつけずに復習中心に勉強するのが一般的ですが、国語は漢字などの暗記事項以外は復習をしてもあまり意味がありません。

それよりももっと効率の良い勉強法があります。ここでは、都立西高校に合格するために入試直前にする国語対策をご紹介します。

作文問題の対策をする

都立西高校入試の国語の問題は、作文問題の配点が14点もあります。そのため、作文問題の出来が合否に影響を及ぼす可能性があります。

入試前の1ヶ月間、作文問題を毎日2題も解けば入試対策としては十分すぎる問題数になります。

また、作文問題が出題されている論説文の問題も解かなければいけないため、評論文対策にもなるでしょう。

まずは、学校の先生でも塾の先生でもよいですが、作文をほぼ毎日添削してくれる信頼できる人を探してください。効率よく作文対策をするには、添削してくれる人が不可欠です。

数題作文問題を解いていたら、作文問題の書き方がわかってくるはずです。

そうなれば作文問題を解くスピードが早くなりますし、安定して点数を取れるようになってくるでしょう。

一番時間を使う作文問題を早く解けるようになれば、他の問題を解く時間に回すことが出来ます。

都立西高校の入試問題だけでは足りなくなるので、作文問題専用の問題集や都立日比谷高校など同じような作文問題を出題している高校の入試問題を使って練習しましょう。

問題文を読みながら問題を解く練習をしよう

国語の問題の解き方は、文章を全て読んでから解き始めるか、文章を読みながら解き始めるかに大きく分けることができます。

文章を全て読んで全体を理解してから問題を解くのが理想かもしれませんが、問題を解くときにもう一度文章を読み直すため、時間がかかってしまいます。

一方、下線部がある文章の段落を読み終えたら問題を解いてしまう方法は、全ての文章を読んでから解くよりも短い時間で問題を解くことができます

なぜなら、読み直しが少なくすむ上に頭の中に文章が残っているためです。

しかし、問題を解く上で根拠となる部分がまだ読んでいない部分にあったりすることがあると、選択肢を絞って保留する判断ができるようにならなければいけません。

都立西高校の問題は、遠くの文章に問題を解くための根拠が書かれている問題はほぼありません。

そのため、文章を読みながら問題を解いていく方法は、時間短縮に有効な解き方となります。

都立西高校入試の国語の問題に、時間の余裕はあまりありません。そのため時間が足りなくなる生徒はこの方法を試してみてください。

試験まで1ヶ月あればこの解き方に慣れるには十分な時間です。毎日1~2題問題を解いてこの解き方に慣れましょう。

入試前に少しでも点数を伸ばす方法

直前に勉強をしても読解力は伸ばしにくいです。しかし、実力を伸ばさずに少しでも多く点数をとるためにできることはあります

ここでは「入試前に少しでも点数を伸ばす方法」をご紹介します。

漢字の勉強をする

漢字は知っていれば正解できる問題です。どれだけ多くの漢字を暗記しているかが点数に反映されます。

都立西高校入試の国語では、毎年漢字の問題が16点分出題されます。

都立西高校を受験するような生徒は、満点を取る生徒も少なくないはずです。

1問多く正解できても2点にしかなりませんが、多くの生徒ができている問題で自分だけ正解できないと差がついてしまいます。

漢字問題で満点を取るには、漢検準2級以上の漢字が正解できるかどうかがポイントになります。

入試1週間前なら、準2級の漢字をひと通り暗記する時間はあるでしょう。

最初は1~2日で全部の漢字をチェックします。そのときに知っている漢字はチェックしておいて、2回目にやるときには飛ばしてください。

また1語ずつじっくり覚えなくてよいので、軽く見たらどんどん先に進んでください。確実に暗記していくよりも、短時間で何度も繰り返すことを意識しましょう。

2~3回繰り返したあとに、覚えられない漢字だけしっかり暗記してください。

苦手な分野は最後に解くのがおすすめ

都立西高校入試の国語の問題は、時間が足りなくなる可能性があります。そのため、最後の問題は時間をかけられない生徒も少なくないはずです。

苦手な分野は時間をかけても正解率が低い可能性があるため、最後に解くことをおすすめします

特にいつも時間が足りなくなってしまう生徒は試してみてください。

得意な分野を少し多めに時間を使ってしっかり解いて、苦手な分野を最後に回した方が点数が取れる生徒もいるでしょう。

まとめ

入試の直前期にできる対策をご紹介しました。国語は直前期に勉強しても読解力は伸びにくいです。

しかし、解き方を工夫したり暗記事項を絞ったりすれば、点数が伸びる可能性はあります。国語は直前では伸びないと諦めずに最後まで頑張って勉強してください。

また、実力を発揮するためには体調管理は大切です。規則正しい生活をして、万全な体調で試験に臨めるようにしましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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