立教新座高等学校入試の国語では、文章問題が3問出題されます。
文章問題では長めの文章が出題される傾向にあるため、早い時期から文章を読む習慣をつけて「速読力」を鍛えることが重要です。
そのために立教新座高等学校の傾向を押さえて、立教新座高等学校の入試問題に合わせた勉強をする必要があります。
この記事では、立教新座高等学校向けの国語独自問題の傾向と対策についてご紹介します。
立教新座高等学校入試(国語)の傾向分析
立教新座高等学校入試の国語について、問題の構成と出題傾向、難易度等をまとめました。
立教新座高等学校入試(国語)の大問構成と出題範囲
立教新座高等学校の大問構成は以下の通りです。
- 大問1、2、3:長文読解 ※論説文、小説、古文・漢文・融合文のいずれか
例年、長文読解問題が3問出題されています。
それでは、各大問の詳細を見ていきましょう。
大問1、2、3:長文読解
文章の種類としては、論説文が2問、小説が1問の組み合わせの場合が多いです。
設問内容としては「漢字の読み書き」「選択問題」「本文からの抜き出し」「記述問題」などから出題される総合問題となります。
他校の入試問題と比較しても「記述問題」が多く出題される傾向にあります。
自分の考えを記述するような問題が出題される場合もあるため、しっかりとした対策が必要です。
全体として長文問題はやや長めの文章が出題される傾向にあります。
そのため、文章を速く読む「速読力」を鍛える事が大切です。
漢字や語句、速読の対策としては、問題集を解くことに加え日頃から新聞や本などの文章を読むことがおすすめします。
立教新座高等学校入試(国語)の難易度
難しすぎる文章は出題されませんが、文量が多く記述問題の数も多いため、難易度は比較的高いといえるでしょう。
過去問や受験用の問題集を活用してしっかりと対策をする必要があります。
立教新座高等学校入試(国語)解答の際の時間配分
立教新座高等学校の入試の国語の制限時間は60分です。
解答の際の時間配分ですが、以下の配分と順番で解くことをオススメします。
- 大問1、2、3:長文読解(各20分程度)
まずは漢字の読み書きなどの知識問題を短時間で解きましょう。
自分の考えを述べるような記述問題は、慣れていない場合は時間をかけすぎてしまう受験生が多いです。
過去問や問題集などで練習を繰り返し、記述問題もスピーディーに解けるようにしておきましょう。
立教新座高等学校入試(国語)の対策と勉強法
ここでは、立教新座高等学校の国語の対策と勉強法についてご紹介します。
時期に応じて勉強方法が変わってきますので、参考にしてください。
中3の夏前までにやるべき対策
この時期は「漢字」「語彙」「文章を読む力」などの基礎を固めましょう。
漢字の問題は毎年必ず出題されています。また、文章問題を読み進めていく上では語彙力も重要です。
これらの知識は量が多いため、試験の直前に覚えきることは非常に難しいです。
そのためこの時期からこつこつと勉強して少しずつ身に付けていくことが重要です。
具体的には、まずは学校の小テストで満点を取ることを目指し、地道に勉強する癖をつけましょう。
漢字の対策としては、「中学漢字1130の書き取り問題集」「高校入試実戦でる漢字―漢字の知識は基本の力!!」のような参考書を活用することもおすすめです。
古文については、立教新座高等学校では出題頻度は高くありませんが、基礎はしっかりと押さえるようにしましょう。
また、立教新座の文章問題は比較的長い文章が出題されることが多いです。
受験の時期までに入試問題を解き切るスピードを身に付けるためには、この時期に「速読力」を鍛えておくと非常に効果的です。
速読力を身に付けるには、「文章をたくさん読む」ことが大切です。
時間のあるこの時期は、本や新聞などを読んで長い文章に読み慣れておくと良いでしょう。
中3の夏休みにやるべき対策
夏休みは問題演習を中心に取り組みましょう。
まずは、「文学的文章・説明的文章・古文」の文章問題を偏りなく解き、弱点を把握します。
その後、苦手な問題を中心に対策をしていきましょう。
立教新座の文章問題は、記述問題が出題されやすい傾向にあります。
自分で文章を書くことに慣れるためには、問題演習の他に「要約を書く」ことがとても有効です。
可能であれば、自分で要約した文章を学校や塾の先生に添削してもらいましょう。
「要約を書く」ことは記述問題の対策になるだけでなく、文章を構造的に捉えながら読む練習にもなります。
その結果、立教新座の国語入試で必要な「速読力」のアップにもつながるため、ぜひ実践してみてください。
中3の秋に取り組むべき対策
夏休み明けからは、問題演習だけでなく過去問にも取り組みましょう。
できるだけ昔の過去問まで解くことが重要です。
過去問は採点した後に解説を見ずに解きっぱなしになりがちです。
しかし、自分の苦手を把握するためにも、しっかりと見直しをしておきましょう。
繰り返し間違えた分野については、教科書や問題集を活用して復習するなど、基礎に立ち戻ることも大切です。
また、過去問を解く際には、時間をしっかり測って解くことを忘れないでください。
中3冬・受験直前期に取り組むべき対策
この時期は過去問や参考書の総復習してください。
「自分の苦手な分野の問題を解きなおす」「漢字などの知識問題を総復習する」など、自分に足りないと思う分野を中心に復習しましょう。
また、冬は気温の変化やウイルスの流行にともない体調不良になりやすいです。
「受験が近いから勉強しなければ!」と焦る気持ちを押さえ、早寝早起きを心がけましょう。
万全の体調で受験を迎えること最優先です。
まとめ
立教新座高等学校入試の国語問題は「速読力」がポイントです。
成績を上げるためには、早い時期から新聞や本を読んで文章に読み慣れることが効果的です。
国語は勉強が成績に反映されにくい科目ですが、諦めずに粘り強く勉強を続けましょう。