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都立高校の理科の入試に向けて!冬休み・直前期に対策するべきこととは?

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入試が近づくにつれて、なかなか成績が上がらないと焦っている受験生もいるでしょう。

しかし、焦りながらも冬休み・直前期などの残り少ない期間でどのように勉強すれば効果的に成績を上げられるのかわからない方も中にはいます。

この記事では都立高校入試の理科において、冬休み・直前期でどのように対策すれば効果的に勉強できるかまとめました。

【都立高校入試:理科】冬休み・直前期ので対策するべきこととは?

理科は暗記科目と思われることもありますが、重要語句を覚えても得点には繋がりにくい科目です。

では、冬休み・直前期で得点を上げるために何を対策するべきなのでしょうか?

過去問を中心に取り組む

冬休み・受験直前期は過去10年分の過去問を2〜3周は最低解きましょう。

過去問に取り組むことで都立高校の理科の出題傾向に合わせて対策することができます。

間違えた箇所があればそこを中心に対策するなど、完璧になるまで過去問を使い倒しましょう。

また、過去問を解く時は本番同様に「制限時間(50分)」を設けて一通り解いてください。

冬休み中には2〜3周は取り組み、受験直前期は間違えた問題を再度復習するなど、過去問を完璧にしましょう。

試験本番では限られた時間で問題を解く必要があるので、「制限時間以内にスピーディに解答する力」は問題を通じて鍛えましょう。

問題演習を行う

冬休み・直前期は問題演習を中心に取り組みましょう。

理科で大事になるのは、覚えた知識を上手く活用できるかどうかです。なので、問題演習を通じて「学んだ知識をしっかり理解しているか?」を確認してください。

過去問でもいいですし、都立高校の出題傾向に近い問題で演習するとより実践的に学べます。

理科は覚えることも多いため、ギリギリまで点数を上げやすい科目です。最後までしっかりと問題演習を繰り返しましょう。

新しい参考書を買わない

注意して欲しいのは「新たに参考書を買わない」ということです。

なぜなら、新しく参考書を買って今から取り組んでも、付け焼き刃の知識になってしまい得点に繋がりにくいからです。

新たな参考書を買うよりも、問題集でわからなかった部分を参考書で復習するという勉強方法の方が効率的です。

冬期講習を利用する

冬休みに学校や塾の冬期講習を利用するのも一つの手です。

理解の苦手な分野や理解し切れていないことがあれば、学校や塾に聞くことでわかりやすく教えてもらうことができます。

また、塾によっては自習室を使える場合もあります。自宅以外で集中できる勉強環境を利用するためには、自習室を利用しましょう。

体調管理に気をつける

冬休み・直前期は一年の中で最も寒くなるので、体調管理には気をつけましょう。

身体を冷やさないように勉強部屋に暖房をつけて暖かくしたり、外に出る時はコートやマフラーで暖かくするなどの対策をしましょう。

また、夜遅くまで勉強すると体調を崩す原因になるので厳禁です。

試験前日に徹夜で勉強する人もいますが、勉強効率も悪いですし睡眠不足によって試験本番で集中できずに本来の力を発揮できない可能性があります。

暖かくして睡眠をしっかり取ることで万全な態勢で試験に臨みましょう。

点数が伸びない!という人へ、今からでもできる理科の対策

「模試の理科の結果が未だに悪い」など、今まで理科の対策をあまりしてこなかった人は冬休み・直前期をどのように過ごすべきでしょうか?

「理科の勉強をしてこなかったけどここから逆転したい」という方向けに今からできる理科の勉強法について紹介します。

過去問の傾向分析し、出題しなそうな分野はあえて捨てる

最新の試験で出た地学・生物・化学・物理の特定の分野は、今までの傾向から翌年度に出ることはほとんどありません。

例えば、2020年度の都立高校入試の大問3(地学)では「天体」から出題されたため、2021年度の入試ではそれ以外の分野が出題される可能性が高いです。

最新の試験で出た特定の分野は捨てることで、他の勉強に集中するのも一つの手でしょう。

苦手分野を克服する

都立高校入試の理科は各分野からまんべんなく出題されるため、苦手分野はできる限り無くしておくべきです。

過去問や問題集で間違えた問題や自信がない部分は重点的に復習しましょう。

復習が疎かになってしまうと、せっかく解いた問題集が活かせずに同じ間違いをしてしまう可能性があります。

人は一度答えと解説を見ただけでは覚えられません。

間違えた問題は何度も復習することでより深く知識が定着します。また、正解した問題も解説を見ることで答えを導き出すプロセスが合っていたかも確認できます。

特に理科は理解が大事な科目なので、苦手分野は答えや解説を見て「本当に理解できているのか?」という視点を持ちましょう。

暗記事項をギリギリまで確認し直す

暗記事項をギリギリまで確認し直すことで得点に繋げましょう。

例えば、火成岩の種類やイオン、化学反応式、実験の手順などです。

理科は暗記事項を覚えれば得点に繋がりやすい科目です。

応用力も必要とされますが、単語の理解や公式など土台となる知識がないと問題は解けません。

隙間時間を上手く活用して定期的に暗記事項を復習しましょう。

まとめ

冬休み・直前期は今まで学んだことの復習や問題演習を中心に行ってください。

復習することで以前間違えた問題を「本当に理解できているか?」を確認することができます。

また、試験日まで残りわずかなので、参考書で知識を学ぶよりも過去問を完璧にしたり、問題演習を行うことで、より試験本番に近い実践的な演習をしましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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