高校入試対策の参考書として学校で配布されることも多い「中学自由自在」シリーズ。
「学校で配られたけど、自分にあっているのかわからない……」
「『自由自在シリーズ』をもっと活用したい」
こんな悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
「中学自由自在問題集 理科」は、「中学自由自在 理科」に準拠した問題集です。
この記事では、「中学自由自在問題集 理科」の使い方と勉強法をお伝えします。
ぜひ、この記事であつかう基本の使い方を実践してみてください。
「中学 自由自在問題集 理科」の基本情報
「中学自由自在問題集 理科」は、中学3年間で学ぶ理科の範囲全てを網羅した問題集です。
「中学 自由自在問題集 理科」の特徴
「中学自由自在問題集 理科」は、基礎問題から発展問題まで取り扱っている問題集です。
3年間で学ぶ内容が網羅されているので、この1冊をマスターすれば高校入試で大体の問題が解けるようになります。
「中学 自由自在問題集 理科」の特徴1:幅広い難易度の問題構成
1つ目の特徴は、様々な難易度の問題が掲載されている点です。
この参考書は、「ステップ1要点の穴埋め→ステップ2実力問題→ステップ3発展問題」という3ステップで構成されていて、順に「基礎→標準→応用」のレベル設定となっています。
そのため、自分にあったレベルの問題から解いていくことで、しっかり知識を定着させながらレベルを上げていくことができるのです。
また、数単元ごとに設置されている理解度チェック問題で、自分のレベルを随時確認しながら解き進めることができます。
「中学 自由自在問題集 理科」の特徴2:付属の入試予想問題
2つ目の特徴は、独自の入試予想問題がついている点です。
高校入試の問題には、大問の数や問題形式などの毎年決まっている傾向があります。
あらかじめそうした傾向が分かっていれば、それに沿った対策をした方が効率的です。
この問題集には、そうしたこれまでの入試の出題傾向を基に作成された独自の予想問題が収録されています。
そのため、入試問題の形式に沿った問題を解き慣れておくことができ、「本番で焦らない」「スムーズに問題を進められる」などのメリットが得られるのです。
過去問の数も限られているので、「中学自由自在問題集 理科」の独自予想問題を活用することで入試問題に慣れる機会を増やすことができます。
「中学 自由自在問題集 理科」のレベル
レベル:基礎~応用レベル
先ほどから述べている通り、「中学自由自在問題集 理科」は様々な難易度に対応した問題集です。
そのため、この「中学自由自在問題集 理科」は、高校受験対策をしている人であれば誰にでもおすすめできる問題集となっています。
中学 自由自在問題集 理科シリーズの別の参考書
この「中学自由自在問題集」シリーズは、理科以外の高校入試の主要5科目すべてに展開しています。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 1冊の問題集で完璧にしたい!
- 基礎から復習したい!
- 中学自由自在を持っている!
- 入試問題対策がしたい!
- 高校入試の準備を始めたい!
「中学自由自在問題集 理科」は、この問題集だけで使っても十分便利です。
「中学自由自在 理科」を既に所持しているという方には、単元の順番などが同じ構成なので特におすすめできます。
中学 自由自在問題集 理科の使い方・勉強法!
ここからは、「中学自由自在問題集 理科」の具体的な使い方をまとめていきましょう。
とにかく進めることを目的に問題をがむしゃらに解くだけでは、知識は定着しません。「理解すること」を目的に、何度も「繰り返す」ことがポイントです。
中学 自由自在問題集 理科の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 見開きのまとめノートの空欄を埋める
- Step2.
- 埋められなかったところ、間違えたところを確認する
- Step3.
- 何も見ないで埋められるまで繰り返す
- Step4.
- 実力問題を解く
- Step5.
- 間違えたところを確認する
- Step6.
- 発展問題を解く
- Step7.
- 間違えたところを確認する
- Step8.
- 理解度チェック問題で理解度を確認する
1周目は、まず基礎を固めることを意識しましょう。まとめノートの要点は完璧にしておくことが目標です。
また、間違えた実力問題や発展問題は、次は間違えないようにするため解説をよく読んで「なぜ間違えたのか?」という理由まで理解しておきましょう。
2周目
- Step1.
- 実力問題を解く
- Step2.
- 間違えがなくなるまで解きなおす
- Step3.
- 発展問題を解く
- Step7.
- 間違えがなくなるまで解きなおす
- Step8.
- 理解度チェック問題で理解度を確認する
2周目以降は、実力問題や発展問題を解く精度を少しずつ上げていきましょう。
焦らず少しずつ進めていくことが大切です。
中学 自由自在問題集 理科の勉強法の大原則
「中学自由自在問題集 理科」を使う上での大原則は、次の2つです。
- 理解に重点を置く!
- 何度も繰り返す!
この2つを守ることで、理解が身につくようになります。
この問題集は問題の数がとても多いので、「問題を解くこと」が目的になってしまいがちです。
しかし本当に重要なのは、問題を解いたあとに自分が理解できているポイントとできていないポイントを把握すること。
そのためには、何度も問題を解き理解と記憶を定着させていくことが大切なのです。
こんな使い方は要注意!中学 自由自在問題集 理科使い方のコツ
ここからは、「中学自由自在問題集 理科」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
中学 自由自在問題集 理科使い方の注意
先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 理解に重点を置く!
- 何度も繰り返す!
これ以外にも、「中学自由自在問題集 理科」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
1周で満足しない
「中学自由自在問題集 理科」の罠は、問題がとても多いことです。そのため、1周しただけで満足してしまうかもしれません。
ですが、人の記憶は一度目を通しただけでは定着しません。そのため、知識を定着させるためには繰り返し解くことが必須です。
とはいっても、「応用問題まではカバーしきれない」「苦手な単元があって進まない」という方もいると思います。
そういう場合には、全単元、全問題と完璧を目指すのではなく、自分が理解したいレベル、単元に絞って「少しずつ」「確実に」理解できる範囲を広げていくと良いでしょう。
こういう使いかたもある!中学 自由自在問題集 理科を最大限活用するコツ!
気をつけてほしいこともありましたが、「中学自由自在問題集 理科」には他にも使い道があります。
図解チェックと資料集
「中学自由自在問題集 理科」には、図解や資料が掲載されています。
図解された実験図を見た方が、実験の流れや仕組みがスッと頭に入ることもあるので、是非一度は確認するようにしてみましょう。
また、理科の問題では、写真や絵を見て解く問題もあります。
資料集では植物の写真や天気図も確認できるので、積極的に活用することをおすすめします。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 「理解する」「何度も解く」
- 問題がとても多いので、全部解くことにこだわらないことが大切!
- 図解や資料も活用しよう!
最後にもう一度「中学自由自在問題集 理科」がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 1冊の問題集で完璧にしたい!
- 基礎から復習したい!
- 中学自由自在を持っている!
- 入試問題対策がしたい!
- 高校入試の準備を始めたい!