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桐蔭学園高等学校入試英語独自問題の傾向と対策!他の科目よりも高難易度!

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私立桐蔭学園高等学校は英語が得意な学生が集まる高校として知られています。

そのため、桐蔭学園高等学校の英語試験は他の科目と比較して難易度が高く、「高校卒業レベルの単語力・文法力」「高度な読解力」が必要になります。

問題文も全て英語で出題されるなどのクセもあり、桐蔭学園高等学校の試験に合わせた勉強が必要です。

この記事では、桐蔭学園高等学校向けの英語独自問題の傾向と対策についてご紹介します。

桐蔭学園高等学校入試(英語)の傾向分析

まずは桐蔭学園高等学校入試の英語について、問題の構成と出題傾向、難易度等をまとめました。

桐蔭学園高等学校入試(英語)の大問構成と出題範囲

桐蔭学園高等学校の大問構成は以下の通りです。

  • 大問1、2:長文読解
  • 大問3:文法・語法に関する問題

桐蔭学園高等学校の入試問題は、長文読解が2題、文法・語法に関する問題が1題の3つの大問で構成されています。

問題の全てマークシート形式です。

それでは、各大問の詳細を見ていきましょう。

大問1、2:長文読解

長文読解問題は「物語文」「エッセー」「説明文」の中から2題出題されています。

その中でも「物語文」と「エッセー」からの出題が多い傾向にあります

単語数はそれぞれ1,000~1,500語程度と文章量が多く、選択肢にも長めの英文が出題されるため英文を速く読む「速読力」が重要になります

また、マークシート形式の選択問題ですが、内容把握の問題が多いため文章の内容を把握しながら読む「読解力」をつけることも大切です

大問3:文法・語法に関する問題

大問3の文法・語法に関する問題では、「日本語訳に合うように英文を並べ替える問題」が頻出となっています。

過去問や練習問題でこの形式の問題に慣れておくと良いでしょう。

桐蔭学園高等学校入試(英語)の難易度

マークシート形式の問題ですが「英文の文章量が多い」「内容把握の問題が多い」ことから、難易度は高めです。

受験勉強では速読力を身に付けることが重要といえます。

桐蔭学園高等学校入試(英語)解答の際の時間配分

桐蔭学園高等学校の入試の英語の制限時間は60分です。

解答は下記の順番で解くことをオススメします。

  • 大問1、2:長文読解(各25分程度)
  • 大問3:文法・語法に関する問題(10分程度)

まず確実に解ける大問3の文法・語法に関する問題を先に解くことをおすすめします

長文読解は時間がかかることが想定されます。

そのため、知識だけで確実に解ける大問3の問題を時間がある前半に優先して解き切るようにしましょう。

桐蔭学園高等学校入試(英語)の対策と勉強法

それでは具体的に桐蔭学園高等学校入試の英語の対策と勉強法をご紹介します。

中3の夏前までにやるべき対策

この時期は英語の基礎を高めましょう。

まずは単語力や文法力を確実に身に付けましょう。

桐蔭学園高等学校の長文問題を解くためには読解力が重要です。

文章を正確に読むには、文中の単語や文法の理解が必須です。

そのため、この時期に単語と文法はしっかりと勉強しておきましょう

「学校で使用する教材だけでは不安」という人は、「ターゲット中学英単語1800」などの高校入試用の単語帳をつかうこともおすすめです。

また、この時期から英語の文章を読むのに慣れておくことも大切です

なぜなら、長文読解問題は文法などの一問一答形式の問題と比較して勉強時間が成績に反映されにくいからです。

具体的には、参考書などで勉強する他にも「英語の短編集などを買って読んでみる」など興味を持って続けられるものに取り組みましょう。

中3の夏休みにやるべき対策

夏前には中学レベルの基礎知識は身についたと思います。

夏休みは問題演習を中心に取り組み、単語と文法は隙間時間で更に強化していきましょう。

桐蔭学園高等学校の英語入試に向けた問題集としては、「小説・エッセイ形式の問題が充実している」「内容把握の設問が多い」「英文の整序問題が多い」などを意識して選ぶことをおすすめします

また、速読力を上げるためには「文章を読んだ後すぐに同じ文章を読み直す癖」を減らすことが重要になります。

できれば、「長文を読みながら前から理解する」というのが理想です。

この対策として「音読」が非常に効果的です

音読をすることで文章を前から理解する力が鍛えられ、文章を読み直す癖を減らす効果があります。

長文読解を解いた後などには、ぜひ実践してみてください。

中3の秋に取り組むべき対策

夏休み明けからは過去問にも取り組みましょう。できるだけ昔の問題まで解くことが重要です。

前述しましたが、桐蔭学園高等学校の英語は「マークシートの選択形式」であり、他の高校の英語入試とは異なる部分があるため慣れも大切です

また、過去問を解く際にはできるだけ本番同様の気持ちで取り組むことを忘れないでください。

そのため、解答をノートに書くのではなく解答用紙を印刷して使用するようにしましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

今までの総復習をしましょう。

これまで取り組んできた参考書や問題集などで、間違えた問題や苦手な分野を中心に復習しましょう。

単語や文法などの基礎は、使い慣れた参考書で忘れている箇所が無いかを最終チェックしてください。

また、冬は気温の変化や流行りのウイルスで体調を崩しやすいので、「手洗いうがいを徹底する」「睡眠をしっかりとる」など体調管理に気をつけましょう

まとめ

桐蔭学園高等学校入試の英語入試では文章を速く読む「速読力」と長文の内容を正確に把握する「読解力」がポイントです。

これらはすぐに身につくものではありません。

できるだけ早い時期からたくさんの英文を繰り返し読むことを心がけてください

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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