「歴史が苦手」「学校の授業でどんどん追い付けなくなっている…」となんとなく歴史の勉強に不安を感じている人は多いと思います。
そうなると教科書やノートで勉強をしても「やっぱりわからない」となってしまいがち。そんな人は学校以外の勉強で不安の元を取り去ってあげましょう。
そんな「歴史の勉強の仕方が分からない」という人のために、中学の歴史を勉強するのにおすすめの参考書・問題集をご紹介します。
ここで紹介するおすすめの歴史の参考書・問題集は3つ。あなたが歴史を勉強していくのにぴったりな1冊がここにありますよ!
中学の歴史はこれで鍛える!あなたにぴったりの参考書・問題集はどれ?
中学の歴史が何となく苦手と思っているなら、早めに対策をしましょう。
ただし同じ苦手さんであっても、おすすめできる参考書・問題集はいくつかあります。
自分で勉強をきちんと進めていくためには、自分にぴったり合った1冊を選ぶことが必須。
それでは何を基準に、自分にぴったりの参考書・問題集を選べば良いのでしょうか?まずは具体的に見てみる前に、次のようなポイントをチェックしてみてください。
- 自分の苦手レベルに合っているか
- イラストや図が豊富か
- 自分のしやすい勉強ができるか(漫画や書き込み式など)
ここからはこれらのポイントを踏まえ「自分に合った参考書・問題集かな?」と考えながら読んでみてください。
歴史参考書・問題集おすすめ3選
それでは具体的に歴史を勉強するのにおすすめの参考書・問題集を厳選して3冊ご紹介します。先ほどあげたポイントを考えながら見てみましょう。
おすすめ参考書早見表
まずは簡単に、今回紹介する3冊の参考書・問題集がそれぞれどんな人におすすめかまとめます。
漫画ならハードルが低くて勉強しやすそうと思う人におすすめ
→「集英社 学習まんが 日本の歴史」
中学歴史の基礎をまんべんなく勉強したい人におすすめ
→「中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本」
ただ読むよりも自分で書き込みながら勉強していきたい人におすすめ
→「テスト前にまとめるノート 中学歴史」
おすすめ歴史の参考書その1:集英社 学習まんが 日本の歴史
レベル:中学1年生向け
歴史苦手さんの中には、漫画ならばハードルも低く勉強を始めやすいと感じる人も多いでしょう。
そんな漫画を中心にして直感的に中学の歴史を理解し、基本的な知識を身につけられるのがこの「集英社 学習まんが 日本の歴史」です。
内容としては中学で習う歴史の最初から最後まで漫画でまとめられており、基本的な部分を全体的に目を通して歴史の流れを把握するのにも適しています。
また、参考書の多くは基礎的な内容で構成されていますが、ところどころ発展的な内容が含まれているのも特徴。
そのため基礎がある程度できている人が読んでも、歴史の知識を深められるので読みごたえがあります。
シリーズは全部で20巻。巻数は多いですが、漫画なので教科書で勉強するよりも苦労なく取り組めるのではないでしょうか?
「集英社 学習まんが 日本の歴史」はこんな人におすすめ!
- マンガを読み進めながら勉強がしたい!
- 中学歴史が苦手!とにかく流れを理解したい!
- 中学歴史を何から勉強したらよいかわからない!まずは気軽に勉強を始めたい!
- やや難しい内容も含まれていると嬉しい!
- 資料ページも用意されていてほしい!
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ歴史の参考書その2:中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本
レベル:中学1年生向け
こちらは中学校で習う歴史を幅広く勉強できる参考書です。
内容としては教科書レベルですが、教科書より分かりやすく図やイラストも交えて解説しています。
知識を深めるというよりは全体的にまんべんなく理解するのに適した1冊。もっと言えば内容の偏りがなく、中学の歴史を全体的に網羅しているので「この1冊で基礎は十分」とも言えます。
参考書の流れとしては「疑問の提示→疑問の解決」となっており、歴史を理解する上で重要な「なぜ?」の部分に焦点を当てているので納得しながら読み進めていけます。
学年に関わらず「歴史が苦手で基礎から勉強したい」と思っている人におすすめの1冊になっていますよ。
「中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本」はこんな人におすすめ!
- 丸暗記ではなく流れで歴史を学びたい!
- 「いつ」「どこで」「なぜ」を効率よく学びたい!
- 図や写真の多い参考書を利用したい!
- 用語の確認に索引が含まれていてほしい!
- 覚えるだけではなく確認問題も含まれていてほしい!
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ歴史の参考書その3:テスト前にまとめるノート 中学歴史
レベル:中学1年生~中学3年生向け
「テスト前にまとめるノート 中学歴史」は自分で書き込んでノートまとめをしながら勉強していく参考書です。
穴埋めをしながら全体に目を通していくので、「自分でノートをまとめるのが苦手」だったり、「ただ参考書を読んでいくのが苦手」だったりしても使いやすい仕組みになっています。
重要部分を穴埋めしていくので、空欄部分を赤ペンで埋めていけば、赤シートで隠して暗記の勉強をすることも可能。
「黙々と読むよりも、手を動かしながら勉強していきたい」と言う人にはおすすめの参考書になっていますよ。
「テスト前にまとめるノート 中学歴史」はこんな人におすすめ!
- ノート風で新しい勉強がしたい!
- 単語を重点的に学びたい!
- 歴史の学習を徹底的にしたい!
- 赤フィルターを使いたい!
- 丸覚えが得意!
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめの歴史の参考書・問題集がわかったら、使い方をチェック!
学校の授業では、その時々での理解がいまいちでもどんどん内容は進んでいってしまいます。「ちょっと分からないな」と思ったときに、教科書やノートを見返してもいまいち納得出来ないことも多いでしょう。
そんなときの助けになってくれるのがここで紹介したような参考書・問題集です。
参考書・問題集によって特徴は様々ですから、まずはその特徴を知って自分がしたい勉強ができるかどうかを考え、自分にぴったりの1冊を選びましょう。
そして自分の1冊を選んだら、今度は参考書・問題集を「正しく」使って学習効果を最大限に発揮してください。
使い方のポイントは「何度も繰り返して知識を積み上げていく」こと!
いずれの参考書・問題集を選んだとしても重要なのは「何度も繰り返して知識を積み上げていく」ことです。
特に歴史の勉強では「反復」して勉強することは必須。そのため紹介した参考書や問題集は2周・3周と繰り返して使うことを想定しておきましょう。
しかし、ただ何となく繰り返していればOKと言うわけではありません。
1周目は全体に知識や流れをさらうように勉強をします。このときは全ての知識を頭に入れようとしなくても大丈夫です。
そして2周目・3周目と勉強していくときに、抜けていた知識を強化したり、補っていくようにしましょう。
具体的には、抜けている単語を反復して覚えたり、「どうしてこの出来事が起こったのか?」という背景部分の理解を深めながら勉強できるとバッチリです。
読み飛ばしながらの反復は意味がありません。しっかりと積み重ねていく意識で反復学習をしていってください。
まとめ
まずは自分が勉強しやすい参考書・問題集を見つけてあげます。
そして自分にぴったりの1冊を見つけたら必ず、その参考書・問題集を何度も繰り返して使うこと。
この部分を丁寧に根気よくできるかどうかで、選んだ参考書の学習効果が十分に発揮できるかどうかが変わってきますよ。