「理科が苦手」「丁寧に解説している参考書はないか」と思っている中学生は多くいるでしょう。
この記事では、「理科がまったくわからない」という中学2年生に向けて「ぐーんっとやさしく中2理科」を使った勉強法をお伝えします。
「ぐーんっとやさしく中2理科」を正しく活用できれば、理科の苦手意識を克服できます。
ぜひ、この記事で扱う基本の使い方を実践してみてください。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の基本情報
「ぐーんっとやさしく中2理科」は、苦手な理科を解消するための参考書です。中2理科の内容を基礎の基礎から分かりやすく解説しています。
そのため、学校の授業が難しいという方でも日常の予習・復習におすすめの1冊です。
キャラクターを交えた解説で親しみやすく飽きずに取り組めます。また、練習問題も穴埋め形式で掲載されているため、勉強した内容をピンポイントで実践できる優れもの。
さらにテスト前の復習にも対応した別冊の用語集も付属しています。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の特徴
中2理科を超基礎から解説している「ぐーんっとやさしく中2理科」は、基礎から勉強したい方へおすすめです。
では具体的な特徴をお伝えします。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の特徴1:2ページでインプット・アウトプットができる
本書は、1つの要点がまとめページと問題ページの2ページでまとめられています。
そのため、学んだ内容をすぐに実践することができ、たった2ページの勉強でインプットとアウトプットの流れを作って効果的に演習できるのです。
まとめページでは、重要用語として覚えておくべき内容がしっかりとまとめられています。そのため、どこが重要かわからなくなってしまう人も要領よく記憶できます。
もし教科書を読んでも何が大切なのか分からない場合は、まとめページを見返して確認しましょう。
また、問題ページは穴埋め形式です。そのためまとめページで覚えた理科の用語をピンポイントでしっかりと確認できます。
このページに収録されている問題は、基礎をしっかりと理解していれば苦も無く答えられる難易度です。分からないとしても、前のページにヒントが掲載されているためいつでも復習できます。
また、最初は全てを覚える必要はありません。最低限身につけたい点は「これだけは覚えておきたいポイント」に記載されています。
理科が苦手な方はまずそのポイントだけを覚えていき、勉強を進めながら順番に様々な知識を蓄えていきましょう。
さらに章の区切りには確認テストもあり、章単位での実力確認もできます。章の仕上げとしてしっかりと取り組みましょう。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の特徴2:分かりやすく丁寧な図解
理科の勉強でつまずく原因の1つとして、文章だけだと内容を理解しにくいという点が挙げられます。
確かに理科用語は専門性が高く、文を読んだだけではなかなか理解できないことが多いです。
しかし、本書では理科用語を解説する際に大きく丁寧な図解を利用しています。そのため文章をイメージとして捉えることができ、分からなくて挫折する可能性を減らしているのです。
また、キャラクターによる解説も多く、理科が嫌いな人でも漫画を読むように楽しく学べます。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の特徴3:重要用語集が付属している
理科は用語の暗記も少なくありません。そのため、スキマ時間を活用して日常的に理科用語を覚えることが大切です。
本書に付属している「重要用語集」はミニサイズのため、場所や時間を選ばず勉強することに適しています。
そのため通学中や就寝前、定期テスト直前など、空いている時間に重要事項をササッと確認していきましょう。
また「重要用語集」は要点が赤字で記載されているため、積極的に赤シートを活用し効率的に暗記していきましょう。
「ぐーんっとやさしく中2理科」のレベル
レベル:中学生の理科の超初心者向け
この「ぐーんっとやさしく中2理科」は、中2理科で学ぶ内容が掲載されています。
丁寧で分かりやすい図解と共に、超基礎から学ぶ構成です。そのため、理科を0から学び直したい人にはぴったりの参考書になっています。
「ぐーんっとやさしく中2理科」シリーズの別の参考書
「ぐーんっとやさしく中2理科」は学年違いで「ぐーんっとやさしく中1理科」が出版されています。
中1、中2理科の内容がシリーズ化されているので、「中学1年生の範囲を見直したい」という人にはオススメです。
「ぐーんっとやさしく中1理科」
こんな人にオススメ!チェックリスト
- 0から理科の基礎を積み上げたい!
- 丁寧な図解で勉強したい!
- 親しみやすい参考書を使いたい!
- 学校の授業を家で予習・復習したい!
- 赤シートを使いたい!
「1から理科を勉強し直したい」「丁寧で分かりやすい参考書で勉強したい」という方には「ぐーんっとやさしく中2理科」はピッタリの1冊です。
本書は理科が苦手な方向けに、超基礎から中2理科の内容を解説しているからです。
一方で、基本的内容が大半を占めているため、発展や応用問題に挑戦したい方には物足りないでしょう。
その場合は、本書より1ランク上のレベルを対象とした問題集や参考書に取り組んでください。
発展問題に取り組みたい方は「くわしい理科 中2」「くわしい問題集 理科 中2」などで教科書の応用学習にも取り組みましょう。
入試によく出る重要な実験や観察など、一層実践的な内容となっています。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の使い方・勉強法!
ここからは「ぐーんっとやさしく中2理科」の具体的な使い方をまとめていきましょう。
参考書は正しい使い方をすると何倍もの成果を実感できます。
入門編である「ぐーんっとやさしく中2理科」だからこそ、短期間で集中して繰り返し基礎を固ていきましょう。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の使い方の基本ステップ
1周目
- Step1.
- まとめページを熟読する
- Step2.
- 問題ページの穴埋めを解く
- Step3.
- 間違えた問題をメモし復習する
- Step4.
- これを単元ごとに繰り返す
- Step5.
- 全部の単元で同様に繰り返す
1周目は基礎を固めます。特に理科が苦手な方は雰囲気だけでも感じ取りましょう。解けなくても構いません。
「中2の理科はこんな内容なんだ」ということを認識してください。そして間違えた問題の復習をしましょう。
また、超基礎だからこそ解きっぱなしはやめてください。間違えた問題を理解するだけでも理科の苦手意識は減少します。
1つの内容を理解するだけで連鎖的に別の内容も分かっていくからです。少しずつでも理科の内容を理解していきましょう。
2周目
- Step1.
- 1周目で間違えた問題を重点的に解く
- Step2
- 間違えた問題の解説を熟読する
- Step3.
- これを単元ごとに繰り返す
- Step4.
- 全部の単元で同様に繰り返す
1周目と変わらず、間違えた問題を反復して取り組みましょう。
間違った問題を反復し解ける実力を磨くことが勉強の基本です。間違えた問題を次は間違えないようにする意識を常に持っていきましょう。
最終段階になったら全てのページを見返してください。一通り問題集をこなしても、多くのケースでは最初に勉強した内容を忘れていることが多いです。
そのため、最後の見返しを通じて「最初に学んだ内容も含めてしっかりと定着しているか」という確認をしながら反復演習をしていきましょう。
「ぐーんっとやさしく中2理科」の勉強法の大原則
「ぐーんっとやさしく中2理科」を使う上での大原則は、次の2つです。
- ひたすら反復演習する!
- 分からないことは分かるまで勉強する!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。
理科に限らず、全ての教科は何度も繰り返すことで自分の実力になります。
そのため1周目で自分の苦手分野を洗い出し、2周目以降で着実に定着させていきましょう。
また、インプットとアウトプットは2つでワンセットです。インプットした内容は問題集の問題ページや学校で配布される問題集などでアウトプットしてください。
このように実践を通すことでインプットした内容の理解が進めます。
こんな使い方は要注意!「ぐーんっとやさしく中2理科」使い方のコツ
ここからは、「ぐーんっとやさしく中2理科」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
「ぐーんっとやさしく中2理科」使い方の注意
先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- ひたすら反復演習する!
- 分からないことは分かるまで勉強する!
これ以外にも、「ぐーんっとやさしく中2理科」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
自分なりに理解する
勉強の際には、「分かった気になる」ということに注意しましょう。本書は超基礎編だからこそ、誰もが理解できるように記述されています。
そのため、解説を読んで理解したつもりになるのではなく、自分の言葉で説明できるまで正確に理解しましょう。
もし基礎の理解が中途半端だと、応用問題に挑戦するとつまづいてしまいます。なぜなら、応用問題は基礎的な内容を基にしているからです。
そのため、自分なりの理解でも構わないので要点の把握を意識してください。
その際に役立つのが解説の熟読です。理科用語だけを暗記してしまうと、学術的な背景や「なぜその答えなのか?」という知識がすっぽりと抜け落ちてしまいます。
その点、本書の解説は抜け漏れなく丁寧に掲載されているため、内容の理解を助けてくれるのです。
問題ページは反復演習する
問題集は繰り返し取り組むことで実力が向上します。繰り返すことで問題の解き方にも再現性が出てくるからです。
行き当たりばったりの解答では、再現性が不足しているかもしれません。反復演習をして、問題の解き方を洗練させていきましょう。
解説文には解き方のコツや知っておくと便利なプチ情報も記載されているため、知識として知っておいて損はありません。
問題は解きっぱなしではなく、解説の熟読までを意識して取り組みましょう。
こういう使いかたもある!「ぐーんっとやさしく中2理科」を最大限活用するコツ!
気をつけてほしいこともたくさんありましたが、同じくらい「ぐーんっとやさしく中2理科」にはいろいろな使い道があります。
問題を解きながら自分ノートを作る
問題演習をする際には、解答ををノートに書くのをおすすめします。なぜなら、解答だけを書いておくことでテスト前に見返した時に間違った箇所が一目瞭然だからです。
これを基に間違えた問題を重点的に見直せば、苦手分野の克服に役立ちます。このように問題演習時にちょっとした工夫をするだけで、一生使える自分のためのノートが完成するのです。
まとめると、問題集は解くだけと考えずにテスト前や入試直前のノートを作る意識を持って取り組みましょう。
そうすると、テスト直前期に再度復習するべき問題や分野がハッキリとします。将来を見据えた勉強をしていきましょう。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- ひたすら反復演習する!
- 分からないことは分かるまで勉強する!
- 将来を見据えて問題解答ノートを作る!
最後にもう一度「ぐーんっとやさしく中2理科」がおすすめな人をまとめておきましょう。
中学2年生にオススメ!チェックリスト
- 0から理科の基礎を積み上げたい!
- 丁寧な図解で勉強したい!
- 親しみやすい参考書を使いたい!
- 学校の授業を家で予習・復習したい!
- 赤シートを使いたい!
他の参考書についてはこちら!
くわしい理科 中2
くわしい問題集 理科 中2
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