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慶應義塾湘南藤沢高等部国語の入試の傾向と対策!難易度の高い長文問題に注意!

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慶應義塾湘南藤沢高等部の国語問題は主に知識問題・長文読解・作文から構成されます。

慶應義塾湘南藤沢高等部の国語問題の特徴の1つとして、難易度の高い長文が出題されやすい事が挙げられます。

そのため学校の勉強だけでは不十分な場合もあり、慶應義塾湘南藤沢高等部の傾向に合わせた対策が必要です。

この記事では、慶應義塾湘南藤沢高等部向けの国語独自問題の傾向と対策についてご紹介します。

私立慶應義塾湘南藤沢高等部入試(国語)の傾向分析

まずは私立慶應義塾湘南藤沢高等部入試の国語について、問題の構成と出題傾向、難易度等をまとめました。

私立慶應義塾湘南藤沢高等部入試(国語)の大問構成と出題範囲

私立慶應義塾湘南藤沢高等部の大問構成は以下の通りです。

  • 大問1:知識問題
  • 大問2、3:長文読解(論説文、随筆文、古文・漢文のいずれか)
  • 大問4:作文

知識問題、長文読解問題2題、作文の大問4つの構成となります。

年によって出題傾向が変わる場合もありますので、過去問をしっかりとチェックしておきましょう

次に問題の詳細について解説していきます。

大問1:知識問題

知識問題では語句問題から出題される傾向にあります。

四字熟語や慣用表現など出題される分野は年によって異なり、中学レベルから高校初級レベル程度の知識が求められます。

大問2、3:長文読解(論説文、随筆文、古文・漢文のいずれか)

大問2、3では長文問題が出題されます。

最近ではグラフなどの図を用いた論説文が出題されています。

比較的長い問題文が出題されるため、過去問や受験用の問題集などで長文読解の対策に特に力を入れましょう

設問の内容としては「選択問題」「抜き出し問題」「漢字」などが出題されています。

漢字については大問1の語句問題と合わせて、日頃から新聞や本を読んで知識を増やしておくことをおすすめします。

大問4:作文

作文では、社会問題などのテーマについて自分の意見を述べる形式で出題されています。

そのため、作文問題は事前に練習しておきましょう。

それに加え、ニュースや新聞に日頃から興味を持つことが大切です

その際に、自分の意見を考える癖をつけておくと取り組みやすいです。

私立慶應義塾湘南藤沢高等部入試(国語)の難易度

私立慶應義塾湘南藤沢高等部の国語は、読解難易度の高い長文が出題されやすいです。

練習が必要な作文問題も出題されるため、受験の際には慶應義塾湘南藤沢高等部の国語試験に合わせて対策をしましょう。

私立慶應義塾湘南藤沢高等部入試(国語)解答の際の時間配分

慶應義塾湘南藤沢高等部入試の国語の制限時間は60分です。

解答の際は以下の順番で解くことをオススメします。

  • 大問1:知識問題
  • 大問2、3:長文読解 ※漢字
  • 大問4:作文
  • 大問2、3:長文読解 ※漢字以外

ポイントは「漢字も含めた知識問題を最初に解くこと」「長文読解を最後に解くこと」です。

慶應義塾高校の国語の問題は「長文読解の問題文が長くて難しい」ことから、時間に余裕が無い場合が多いです。

特に作文は「途中で終わってしまったため点数がほとんどもらえなかった」という人をよく見かけます。

作文は完答しなければ点数を取りづらいため、確実に解き切りましょう。

このように、「長文読解に時間を取られて他の問題に手をつけられなかった!」とならないためにも、比較的短時間で解答できる知識問題と作文を先に解いておくことをオススメします。

私立慶應義塾湘南藤沢高等部入試(国語)の対策と勉強法

ここでは、私立慶應義塾湘南藤沢高等部の国語の対策と勉強法についてご紹介します。

時期に応じて勉強方法が変わってきますので、参考にしてください。

「新聞や本を読むこと」「難しい長文問題の対策」がポイントです。

中3の夏前までにやるべき対策

この時期は基礎を固めましょう。

前述しましたが、私立慶應義塾湘南藤沢高等部の国語の入試問題では、漢字や語彙などの知識問題が出題されています。

これらは量が多いため、直前の暗記だけでは得点には繋がりにくいです。

そのため、日頃から地道に勉強する癖をつけることがとても大切です。

まずは「学校の小テストで満点を取る」ことを目標に、少しずつ知識を増やしていきましょう。

また、長文読解問題は勉強時間が成績に反映されにくいです。

そのため、長文問題が苦手な受験生はこの時期から問題に慣れておくと良いです。まずは基本的な問題集から始めてみましょう。

時間のあるこの時期は、新聞や本を読むことをおすすめします

これは「知識問題」「長文読解」「作文問題」の全ての問題への対策となります。

余裕がある人は新聞などを読んだ際に自分の考えを記述する練習をするとなおよいでしょう。

中3の夏休みにやるべき対策

夏休みは問題演習を中心に取り組みましょう。

まずは「論説文、随筆文、古文・漢文」について偏りなく解いて、自分の苦手分野を把握しましょう。

特に私立慶應義塾湘南藤沢高等部の国語の長文問題では難しい文章が出題されやすいため、受験用の問題集を用いてしっかりと練習する必要があります

また、作文問題の対策も重要です。

自分で書いた文章は学校や塾の先生などに添削をしてもらうことをおすすめします

添削をしてもらうことで「自分では見つけられない間違い」や「さらに良い言い回し」などの気づきが得られ、書く力を伸ばすことにつながります。

最後に、知識問題の対策も忘れず継続して勉強を続けてください。

中3の秋に取り組むべき対策

夏休み明けからは、問題演習だけでなく過去問にも取り組みましょう。

できるだけ昔の過去問まで解くことが重要です。

特に、私立慶應義塾湘南藤沢高等部入試は文章問題の分野が年によって異なる場合があるので、過去の出題パターンを把握しておくと良いです

過去問を解く際には、時間をしっかり測って解きましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

この時期は今まで使ってきた参考書や過去問を活用して総復習をしましょう。苦手な問題や不安な知識問題を優先して復習しましょう。

また、冬は気温の変化などで体調不良になりやすいので、体調管理に気をつけることが大切です。

遅い時間まで勉強するのは避け、受験に向けて生活のリズムを整えてください。

まとめ

慶應義塾湘南藤沢高等部の国語入試問題は「新聞や本を読むこと」「難しい長文問題の対策」がポイントです。

長文読解や作文は勉強が成績に反映されにくい科目ですが、諦めずに粘り強く勉強を続けましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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