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慶應義塾湘南藤沢高等部入試数学独自問題の傾向と対策!苦手分野を無くそう!

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この記事では、慶應義塾湘南藤沢高等部の数学入試問題の傾向と対策についてご紹介します。

慶應義塾湘南藤沢高等部の数学は出題範囲が広いため「苦手な単元を無くすこと」が重要です。

また、「計算量の多い問題が多い」「応用的な問題も出題される」などの特徴もあるため、慶應義塾湘南藤沢高等部に合わせた対策が必要です。

慶應義塾湘南藤沢高等部の試験に向けた時期ごとのおすすめの勉強方法も掲載していますので、是非ご参考にしてください。

慶應義塾湘南藤沢高等部入試(数学)の傾向分析

慶應義塾湘南藤沢高等部入試の数学について、問題の構成と出題傾向、難易度等をまとめました。

慶應義塾湘南藤沢高等部入試(数学)の大問構成と出題範囲

慶應義塾湘南藤沢高等部の数学の大問構成は以下の通りです。

  • 大問1、2:小問集合
  • 大問3~6:各単元での大問

出題分野は中学で習う全ての分野です。大きな偏りはなく満遍なく出題されるため、苦手を無くすことが最重要です

それでは、各大問の詳細を見ていきましょう。

大問1、2:小問集合

大問1、2は小問集合の問題となります。

過去の傾向として「式の計算」「2次方程式」「平方根」「多項式」「連立方程式」「平面図形」「資料の整理」などから出題されています。

難易度は教科書の章末問題程度の標準レベルです。ここは基礎を固めて高得点を目指しましょう

大問2~7:各単元での大問

大問2~7では、確率や図形の問題など中学生で習う各単元ごとの大問が出題されます。

毎年それぞれの大問で出題される単元は異なり、基本的には満遍なく出題されます。

その中でも「平面図形」「空間図形」「関数」「確率」は出題されやすい分野です。特に入念に対策をしておきましょう。

こちらも難易度は標準的な問題が多いですが、「計算量の多い問題」が出題されやすい傾向にあります。

また、「応用問題」も数問程度出題されています。

様々な解法のパターンを身に付けるためにも、応用レベルの受験用問題集で対策をしておくと良いでしょう。

慶應義塾湘南藤沢高等部入試(数学)の難易度

全体的に標準的な難易度の問題が多いです。しかし、計算量が多い問題や応用出題も出題されます。

また、問題は中学で習う全範囲から出題されるため、全ての範囲を漏れなく復習して「苦手を無くす」ことが重要です

慶應義塾湘南藤沢高等部入試(数学)解答の際の時間配分

慶應義塾湘南藤沢高等部の入試の数学の制限時間は60分です。

解答の際の時間配分ですが、以下の配分と順番で解くことをオススメします。

  • 大問1、2:小問集合(20分程度)
  • 大問3~6:各単元での大問(各10分程度)

計算量の多い問題で時間を取られすぎない事に注意しましょう。

まずは分かる問題を確実に得点するために、すぐに分からない問題は考えすぎずに次の問題に取り掛かりましょう

また、慶應義塾湘南藤沢高等部の数学は年により出題分野が異なります。

そのため、過去問などで問題を解く際の時間配分の感覚を身に付けましょう。

慶應義塾湘南藤沢高等部入試(数学)の対策と勉強法

受験の時期によって、勉強内容や気を付けるべきポイントが変わってきます。

この章では慶應義塾湘南藤沢高等部の時期別の入試の対策と勉強法についてまとめましたので、参考にしてください。

ポイントは「苦手な分野を無くすこと」「計算量の多い問題に慣れること」です。

中3の夏前までにやるべき対策

中学で習う範囲の基礎を固めましょう。

まずは教科書の基礎問題から章末問題まで解き、公式を確実に使えるようにしましょう。

慶應義塾湘南藤沢高等部の出題範囲は中学で習う全範囲ですので、苦手分野を無くすことが最優先です

苦手を無くすためにも、定期テストなどで成績の良くなかった問題は必ず復習をしましょう。

同じ問題を解きなおすだけではなく、教科書や問題集で関連する範囲を復習することが望ましいです。

また、この時期に計算量の多い問題に慣れておくことも重要です

なぜなら、複雑な計算を処理する能力を上げることや計算ミスを減らすことは、すぐには身につかないからです。

計算量の多い問題が苦手な人は少しでも多くの問題を解いて、実際に手を動かすことで少しずつ計算力を上げていきましょう。

中3の夏休みにやるべき対策

夏前には基礎を身につけられたと思いますので、夏休みは問題演習を中心に取り組みましょう。

問題演習では、苦手な分野を見つけるためにも偏りなく全ての範囲の問題を解きましょう。

苦手分野については、受験用の問題集・教科書・参考書などをすべて活用して確実に克服をしてください

慶應義塾湘南藤沢高等部の数学入試では、応用的な問題も出題される場合があります。

そのため、「高校受験 合格への201 新装版入試によくでる数学 標準編」などの「応用的な問題集」などで対策をしておきましょう。

中3の秋に取り組むべき対策

夏休み明けからは、問題演習だけでなく過去問に取り組みましょう。

できるだけ昔の問題までしっかりと解くことが大切です。

慶應義塾湘南藤沢高等部は計算量の多い問題が出題されやすいため、時間配分が難しいです。

そのため時間をしっかりと測って問題を解くことを繰り返し、時間内に全ての問題を解き切る感覚を身に付けましょう。

中3冬・受験直前期に取り組むべき対策

過去問や問題集を活用して総復習をしましょう。

数学の勉強があまり進んでおらず取り組むべき勉強範囲に悩んでいる場合は、出題頻度の高い「図形問題」「関数」「確率」を優先して解くことをおすすめします。

また、冬は気温の変化や流行りのウイルスで体調不良になりやすいので、体調管理に気をつけることが大切です。

遅い時間まで勉強するのは避け、早寝早起きを心がけましょう。

まとめ

慶應義塾湘南藤沢高等部入試の数学入試のポイントは「苦手な分野を無くすこと」「計算量の多い問題に慣れること」でした。

できるだけ早くから苦手を無くすためにも、期末テストや模試などの復習は確実に実施しましょう。

数学は暗記科目とは異なり勉強時間がすぐに成績に反映されにくい科目です。

焦らず問題演習を繰り返して、少しずつ解ける問題を増やしていきましょう。

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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