「英語がニガテ…キライ…」「英語を勉強しているのに思うように点数が伸びない」なんて中学生は多いと思います。
そこでこの記事では、そんな中学生たちの力になれればと思い『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』を使った勉強法をお伝えします。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』を使いこなす事が出来れば「英語がニガテ…キライ…」なんて思う事も無くなるでしょう。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の基本情報
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』は、「英語に苦手意識を持つ生徒」や「英語でつまずいている生徒」に向けて、わかりやすいイラストと講義動画を用いながらひとつひとつ中学英語の基礎を教えてくれます。
超基礎から学ぶ事ができるので、しっかり取り組めば英語への抵抗感がなく苦手意識がだんだんと無くなっていきます。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の特徴
簡単な言葉と分かりやすい文章と図解で説明されています。
さらに音読用のCDや全レッスンの無料Youtube動画も付いて「980円(税別)」のため、コストパフォーマンスが非常に良い参考書です。
誰でも抵抗感なく英語の学習をスタート出来ます。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の特徴1:わかりやすい言葉・文章・図解
「左ページに図解」「右ページに演習問題」という形式です。「1テーマにつき2ページ」で学習が進められます。
解説の文字数が少ない為、簡単に読み進める事が可能です。また、大事なポイントだけを絞っているので「短時間」で勉強できます。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の特徴2:解説を読んだ直後の練習問題
左ページの解説を読んだら、すぐに右ページの練習問題に取り組みましょう。
このようにすることで、知識のインプットだけではなくアウトプットも行えるので「学んだ知識をしっかり理解出来ているか?」ということをすぐに確認する事が出来ます。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の特徴3:全レッスンの無料Youtube動画がいつでも視聴可能
参考書を見てCDを聴くだけでは、知識の習得が難しい学生もいるでしょう。
しかしこの参考書は「全レッスンの無料Youtube動画が視聴可能」なため、いつでも予習・復習が手軽に出来ます。
例えば自宅でのんびりしている時などにも気軽に見ることもできますね。あとは電車に乗っている時などに見るのも良いでしょう。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』のレベル
レベル:定期テストで英語の点数が一桁代〜50点代の中学生・英語の初学者
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』は、「定期テストの点数が低い(赤点前後)」という悩みや「英語がニガテ・キライ」という思いを持つ中学生に最適な参考書です。
図解や端的な解説で全ページ「わかりやすさ」に特化しているため、英語への抵抗感なく学習を進める事が出来ます。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』
この『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』は、英語・国語・数学・理科・社会・実技のシリーズがあり、さらに学年ごとに分かれています。
英語については、下記のシリーズに分かれています。
- 『中1英語をひとつひとつわかりやすく。』
- 『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』
- 『中3英語をひとつひとつわかりやすく。』
- 『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』
- 『中学英単語をひとつひとつわかりやすく。』
中学3年分の基礎を丸々このシリーズで学習する事が出来ます。中でも『中学英単語をひとつひとつわかりやすく。』はハンディサイズで持ち運びやすい形になっております。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 定期テストで100点中50点は取りたい!
- 英語の苦手意識を克服するきっかけが欲しい!
- 無料のレッスン動画で勉強したい!
- 英語のCDを活用して勉強したい!
- 基礎の基礎から学びたい!
このチェックリストに当てはまる学生は、『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』がオススメです。しかし次のチェックリストに当てはまる学生は、オススメ出来ません。
- 定期テストで100点中70〜100点を取りたい!
- 中学2年生の英語の総復習をしたい!
- 高校入試に必要な実践的な学びをしたい!
- ニガテ分野をたくさん演習したい!
- テーマそれぞれの解説量が多い参考書が欲しい!
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』は、「超基礎・基礎・基本・応用」レベルの中の「超基礎・基礎」レベル、かつ「1テーマにつき2ページというコンパクトな量の参考書」です。
そのため、中学生のうちに習う英文法や試で使う英文法を全て網羅している訳ではありません。
そのため、英語で高得点を狙っている学生や、ニガテ分野をより深く学習したいというような学生には物足りない内容でしょう。
そんな「定期テストで高得点・上位を目指す」or「中学2年生のニガテ分野のより深く学習したい!」方にはこちらがオススメです。
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1『最高水準特進問題集 英語2年』
難関校対策としては最適です。「入試に向けた勉強を始めたい中学2年生」に最適です。
2『くわしい問題集 英語 中学2年生』
教科書に沿って英語を学習できます。問題のレベルの広さと質が充実しています。「定期テストで高得点・上位を目指す中学2年生」に最適です。
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基礎から受験までの幅広いレベルを勉強できます。中学2年生は中学1年生の基礎〜応用が固まっていないと受験で戦う事は出来ないので「全学年の英語を勉強したい中学2年生」に最適です。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の使い方・勉強法!
ここからは、『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の具体的な使い方をお伝えします。
それぞれの参考書の特徴に合った使い方をしなければ「全然英語の成績が上がらない」ということになりかねません。そのため以下のような正しい方法で勉強するようにしましょう。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 右ページの図解を読む
- Step2.
- 左ページの練習問題をノートに解く
- Step3.
- 答え合わせをしたら、CDを聴いて音読する
- Step4.
- 1日5単元行う
- Step5.
- 進んだ単元までのレッスン動画を見る
1周目は、まずは「自分で理解する」ということが大切です。そのため、レッスン動画は一番最後に見て「自分の理解とズレはないか」を復習として勉強する事が重要です。
2周目
- Step1.
- 右ページの図解を読んで要点を掴む
- Step2.
- 赤シートで隠しながら左ページの練習問題をノートに解く
- Step3.
- 答え合わせをしたら、CDを聴いてシャドーイングする
- Step4.
- 出来なかった箇所を暗記する
- Step5.
- 進んだ単元までのレッスン動画を見る
2周目は、テーマごとの要点を掴む事が大切です。最初は「暗記」になっても構いませんので、重要項目を覚えましょう。
そして練習問題を解いた後は、解けなかった問題を必ずチェックするようにしましょう。レッスン動画もシャドーイングする事が望ましいです。
*シャドーイングとは?
音源の後1~2語遅れて、音源通りに声に出して追いかけて発音する練習の事を指します。「耳」と「口」を使って「音声」と「意味」を結び付ける練習です。
3周目
- Step1.
- 右ページの要点を何も見ずに説明する
- Step2.
- 赤シートで隠しながら2周目に出来なかった左ページの練習問題をノートに解く
- Step3.
- 答え合わせをしたら、CDを聴いてシャドーイングする
- Step4.
- 3周目で出来なかった所はノートにまとめる
- Step5.
- 進んだ単元までのレッスン動画を見る
3周目は、「2周目で要点をしっかり押さえられたか」の確認です。そして、この1冊の全てを理解できたかの総確認でもあります。
つまり、ここで理解できなかった部分は「自分が弱いところである」ということ。そのため、そうした部分に関してはノートにまとめ、いつでも復習出来るようにしましょう。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』の勉強法の大原則
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』を使う上での大原則は次の2つです。
- 何度も繰り返す!
- CDとレッスン動画の有効活用!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。
同じ範囲でも、間隔をあけて何周も取り組みましょう。人間は忘れる生き物。だからこそ何周も取り組むことによって、だんだんと覚えていくことが大切です。
そのためには、必ず3回参考書に取り組みましょう。「出来た!」と思っても油断してはいけません。試験本番で実力を発揮するため、めんどくさいと思わずになんども繰り返し復習しましょう。
そこからさらに実力UPするためには、付属のCDとレッスン動画をしっかりと利用する事が大切です。
単純に眺めるより、何かの刺激を与えたほうが格段に覚えやすくなります。そのために、「耳」も「目」も「口」をフル活用して英語を「得意」にしましょう!
こんな使い方は要注意!『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』使い方のコツ
ここからは、『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』を使った勉強方法の注意点をまとめていきます。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』使い方の注意
先ほどあげた2つの大原則を、もう一度思い出しましょう。
- 何度も繰り返す!
- CDとレッスン動画の有効活用!
これ以外にも、『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』だからこそ気をつけてほしいことがあります。
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』はあくまで「基礎」という事を忘れない
この参考書を3周終えたあなたは「よし!やりきった!完璧だ!」と達成感でいっぱいになるかもしれません。
しかし、ここで満足してはいけません。ここで学んだ知識を活かすためにも「超基礎→基礎→基本→応用」とステップアップしていきましょう。
必ず『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』を終えた後の事を考えながら学習することが大切です。
基本レベルへのステップ
『完全攻略 中学英語 英文法』がおすすめです。
タイトルの通り「基礎・標準・応用問題」を「完全攻略」出来ます。わかりやすい図解や解説により抵抗感なく学習出来ます。
応用レベルへのステップ
『くもんのハイレベル中学英語―文法・作文 スーパーステップ』がおすすめです。
入試の本番で戦う事が出来るハイレベルな問題が揃っています。英語の「表現力」を磨くのにおすすめの参考書です。
こういう使いかたもある!『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』を最大限活用するコツ!
注意点も多々ありましたが、他にも『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』には楽しく学習出来る様々な方法があります。
アプリを活用する!
https://apps.apple.com/jp/app/%E3%82%8A%E3%81%99%E3%82%A2%E3%83%97/id1329885798
学研が提供する『りすアプ』を活用して、学習が出来ます。「聞きたいトラックのみ再生」という点が特徴です。
具体的な使用例は以下の通りです。
Aさんの例:
習い事に行く車の中で『りすアプ』を聴いたり、無料のレッスン動画を見て復習しています。いつでもどこでも復習出来るので助かっています。だんだん英語がニガテじゃなくなってきました。
携帯の録音機能を利用する!
CDを音読・シャドーイングする際は、携帯の録音機能を活用して自分の発音を聴いてみましょう。1つの文章につき7回音読するのが好ましいです。
具体的な使用例は以下の通りです。
Bさんの例
せっかく音読するなら…と思い、録音機能で毎回自分の英語の発音を聴いています。少し恥ずかしい気もしますが、CDの音声よりも自分の声の方が聴きやすく更なるインプットにも繋がっています。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 何度も繰り返す!CDとレッスン動画の有効活用!
- 『中1英語をひとつひとつわかりやすく。』はあくまで「基礎」という事を忘れない!
- アプリを活用する!音読する時は携帯の録音機能を利用する!
図解や端的な説明が収録されているため、この参考書は「非常にわかりやすい」作りになっています。
最後にもう一度『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 定期テストで100点中50点は取りたい!
- 英語がニガテ…を克服するきっかけが欲しい!
- 無料のレッスン動画で勉強したい!
- 英語のCDを活用して勉強したい!
- 基礎の基礎から学びたい!
『中2英語をひとつひとつわかりやすく。』と同じようなその他の「基礎レベル」の文法書についてはこちら!
『大岩のいちばんはじめの英文法 超基礎文法編』
⇒記事のURL
『トコトンていねいな英文法レッスン 』
⇒記事のURL
その他の「基礎〜応用レベル」の英語の参考書はこちら!
・基礎
『ぐーんっとやさしく中2英語』
⇒記事のURL
・基本
『中学英語さきどりワーク スタンダード』
⇒記事のURL
・応用
『英語長文レベル別問題集』
⇒記事のURL