「国語が苦手なんです…」と言う中学生を見かける事は多いです。
実は「国語が苦手」と言っている中学生は、正しい勉強法を把握できていないだけ。
最も大切なことは、基礎・基本です。これがしっかりと理解できていれば「国語が苦手」ということは無くなるでしょう。
今回ご紹介する『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』は、そんな基礎・基本をわかりやすく教えてくれます。
この参考書の使い方をおさえてしっかりと勉強すれば、国語が得意になります。この記事では『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の正しい使い方と勉強法をお伝えします。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の基本情報
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』は、教科書レベルの基礎・基本的な国語の学習をサポートしてくれる参考書です。
そのため「定期テストで良い点を取りたい中学生」に最適な内容となっています。
この参考書で正しく勉強する事によって定期テスト・高校入試のスタートラインに立つことができます。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の特徴
この参考書には、中学1年生の国語の基礎・基本レベルの知識やスキルがぎゅっと詰め込まれています。
わかりやすさに特化している参考書なので、楽しみながら定期テストの得点UPが期待できます。
それでは、たくさんの魅力が詰まった『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の特徴を見ていきましょう。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の特徴1:オールカラーの見やすい紙面
この参考書を開いてまず「やりやすそう」と思う方がほとんどでしょう。
その理由は「オールカラー・イラストの多用・大きな文字」にあります。がっつり学習参考書という形式を取っていないため読みやすいです。
そのため、国語に苦手意識のある中学生でも「自分でもできそうだ」と思う事ができ、抵抗感なく学習できます。
さらに、読みやすい紙面のためインプットする時も「視覚」からも覚える事ができるため長期記憶に繋がります。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の特徴2:短くわかりやすい解説
先ほどお伝えした通り、この参考書は「わかりやすさ」に特化しています。そのため全ての解説が端的でわかりやすいです。
国語に苦手意識のある中学生にも抵抗感なく進めてもらうために、解説の文字数は必要最低限にされています。
このような工夫により、中学生の国語の基礎・基本をポイントを絞って短時間で効率的に学習する事ができるのです。
「勉強をしている」という感覚をあまり抱かせない構成になっているので、どんな学生でも抵抗感なく楽しく国語の勉強に取り組めるでしょう。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の特徴3:わかりやすい解説動画
この参考書は「解説を読んで、解いて…」だけでは終わりません。
「わかりやすい無料の解説動画」がついています。ここでは、紙面の内容や問題の解説をしてくれます。
スマートフォンでも視聴できるため「いつでも・どこでも」国語を勉強する事ができます。
部活動や課外活動に忙しい中学生も多いはずです。そのような方は、隙間時間を活用して知識をインプットしましょう。
解説を自分の力で読む事が一番良い方法ですが、万が一忙しくてそのような時間が取れない際は、無料解説動画を聴くだけでも紙面の内容の概要を理解できます。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』のレベル
レベル:数学の定期テストの点数が一桁代〜50点台程度の中学生
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』は、「国語の基礎・基本を勉強したい中学生向け」に作られた参考書なので「国語が苦手」「どうやって国語の勉強をしたら良いかわからない」と悩んでいる学生に最適です。
この一冊をしっかりと学習すれば定期テストで70点〜80点台を取る事ができるでしょう。
基礎を固めて解ける問題が多くなれば、それが自信となり国語への苦手意識も消えてくはずです。いつしか「国語が得意」と言っているでしょう。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』のシリーズ
この新興出版社の『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』はシリーズがあります。
国語はまだこちらの参考書のみですが、他の教科は学年ごとに分かれているためこのシリーズをやり遂げれば中学全学年の基礎・基本は完璧です。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 定期テストで70〜80点取りたい!
- 国語がニガテで勉強法がわからない!
- 解説が簡潔でわかりやすい参考書がほしい!
- 動画で楽しみながら勉強したい!
- 勉強と部活動の両立をしたい!
上記のチェックリストに当てはまる学生は、『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』がオススメです。
しかし、以下のチェックリストに当てはまる学生は、オススメできません。
- 定期テストで90〜100点を取りたい!
- 国語はとても好きで得意であり、自信がある!
- 高校入試に必要な実践的な知識の習得と演習をしたい!
- 解説が詳しい参考書がほしい!
- 問題演習をたくさんしたい!
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』は、「超基礎・基礎・基本・応用」レベルの中では「超基礎・基礎・基本」レベルです。
国語に苦手意識を持つ中学生が、抵抗感なくいかに楽しみながら勉強できるかに着目して「わかりやすさ」に特化しているため、応用レベルには対応していません。
そのため、入試に必要な実用的な国語を勉強したい学生は別の参考書が必要です。
また先ほどもお伝えした通り、解説の量が必要最低限に抑えられているので、詳細な解説を求めている中学生には物足りないでしょう。
これに当てはまる学生は、上位高校を狙っている中学生や、自分のニガテ分野を深堀りして勉強したい中学生などです。
また、この参考書には練習問題もありますが、あくまで重要事項の解説がメインなのでたくさん演習をしたい学生には向いていません。
そんな学生には以下の参考書がオススメです。
1『高校受験[必携]ハンドブック 国語読解[完全攻略]22の鉄則』
定期テストレベルから高校入試実践まで幅広いレベルに対応しています。「22の鉄則」を用いて入試実践までチャレンジする参考書です。「入試に向けた勉強をしたい学生」に最適です。標準レベルから最難関レベルまで勉強する事ができます。
日本語の特色から学ぶことで、読解を深く理解できます。「中学総合的研究 国語」の内容と連動しているので、あわせて学習するとより効果的です。「読解の問題演習をたくさんしたい学生」に最適です。
3『「解き方」がわかる国語 文章読解 (高校入試 塾の先生が教えるシリーズ)』
読解問題を解くための「読解のカギ」がたくさん載っています。「入試問題にチャレンジしたい・模試で高得点を取りたい中学生」に最適です。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の使い方・勉強法!
ここからは、『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の具体的な使い方をお伝えします。
それぞれの参考書の特徴に合った使い方をしなければ「全然国語の成績が上がらない・苦手なままだ」ということになりかねません。
そのようなことがないようにしっかりと正しい使い方を確認しましょう。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 解説を自分で読む
- Step2.
- 単元の解説動画を見る
- Step3.
- 単元の練習問題をノートに解く
- Step4.
- 答え合わせをして、間違えたところを自分で教科書で調べて考える
- Step5.
- 最後に問題の解説動画を見る
1周目は、まずは「自分で理解しようする」ということが大切です。自分で解説を読む際にわからないことろがあったら、必ず教科書で調べましょう。
自分の力で理解してから、「自分の理解の仕方で正しいか?」を確認するために解説動画を見てください。最初に見てはいけません。
教科書には基礎・基本がしっかり詰まっているため、まずはそれを活用して自分で理解することが大切です。面倒くさがらず1周目は教科書をたくさん開いて勉強しましょう。
問題演習の際も「なぜ間違えたのか」を教科書で自分で見つける事が重要です。この「自分で考える」という作業を繰り返すことで勉強への理解が深まります。
そのため、問題を解き終わって間違えたところをすぐに解説動画で確認する事は避けましょう。
ペースは1日1単元で大丈夫です。ゆっくりでも良いので、自分の力で理解してみましょう。
2周目
- Step1.
- 解説を自分で読む
- Step2.
- 解説を読んでわからなかったところは解説動画を見る
- Step3.
- 1周目で出来なかった練習問題をノートに解く
- Step4.
- 間違えた範囲の教科書にもう一度チェックして解説を音読する
- Step5.
- 自分で調べた後に、問題の解説動画を見る
2周目は「なぜ間違えたのかを意識する」という事が大切です。1周目と同様に間違えてしまった箇所を自分で教科書で確認しましょう。「自分で理解しようとする」事も忘れてはいけません。
そして、「国語の読解になぜ音読?」と思う方がいるかもしれません。確かに国語の読解は音読して勉強するイメージはないと思います。
しかし、効率的に理解するためには読解にも音読が必要です。なぜなら、声を発して脳を刺激する事で記憶に残りやすくなるからです。
間違えたことろの解説を音読すると、だんだんと頭が整理され自分が相手に解説できるようになっていきます。ここまで来たら「本当の理解」です。
また、1周目よりスピード感を意識しつつ教科書の内容をひたすら身体に染み込ませましょう。ペースは1日2単元です。
3周目
- Step1.
- 解説を読んでわからなかったところは解説動画を見る
- Step2.
- 2周目で間違えた問題をノートに解く
- Step3.
- 答え合わせをして、教科書を見ながら3周目で間違えた箇所はノートにまとめる
- Step4.
- 間違えた箇所の解説を自分の言葉で説明してみる
- Step5.
- 問題の解説動画を見る
3周目は「人に説明できるまで理解しているか」を確認しましょう。
「本当に理解できている状態=自分の学んだ内容を要点を絞ってわかりやすく相手に伝えられている状態」を指します。
そのため、きちんと説明できるかを試すために友達や家族に伝えられるかチャレンジしてみましょう。
国語の文章読解は、人に説明するハードルがかなり高いと思います。なぜなら数学と異なり、答えが1つであるとは限らないからです。
しかし、このひと手間が高校入試の結果を左右します。面倒くさがらずにチャレンジする事が大切です。
さらに、ここでできなかった部分に関しては、3回間違えたという事になります。どれだけ取り組んでもどうしても間違えてしまう問題は必ずあります。
そのため、落ち込まずにノートに間違えた箇所をまとめて「自分だけの教科書」を作り、いつでも復習できるようにしましょう。
ただ、ノートまとめに時間をかけすぎる事は要注意です。要点を絞って1単元10分程度で書きましょう。
また、解説動画の見すぎも注意です。時間と回数を決めて見るようにしてください。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の勉強法の大原則
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』を使う上での大原則は次の2つです。
- 教科書をたくさん活用する!
- 音読して頭を整理!
この2つをしっかり守ることで、国語の成績がぐんぐん上がります。
この参考書には、無料の講義動画という大きな特典がついているので、そちらに目が向きがちです。ついつい先に答えを求めて自分で解説を読む前に動画を見てしまう方も多いと思います。
しかし、基礎・基本レベルで最も大切なものは教科書の勉強です。動画を何度も見るのも大切ですが、その回数と同じくらい教科書を開きましょう。
高校入試はどんなに難しい問題でも、基本的にベースは教科書です。逆に言えば、「教科書の内容がしっかりと理解できていないとこの先絶対につまずく」ということ。
しっかり基礎が固まっていないと、成績の伸びが止まってしまう時が来るでしょう。そのため、「教科書の解法や知識を丸暗記する!」くらいの勢いで取り組むことが大切です。
さらに実力をUPさせるには、先ほど紹介した「参考書の解説の音読」をしてしっかりと理解を深めましょう。目の前の相手に説明できるまで繰り返し教科書を音読することを意識すべきです。
国語の文章読解は、他の教科と比較しても頭を整理する事が難しいでしょう。それは先ほどお伝えした通り、国語の読解問題は答えが1つの場合で無い場合がほとんどだからです。
だからこそ音読をして頭を整理する習慣を基礎・基本レベルの時期からつけてください。
このように「耳」も「目」も「口」をフル活用して国語を得意にしましょう!
こんな使い方は要注意!『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』使い方のコツ
ここからは、『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』を使った勉強方法の注意点をまとめていきます。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』の使い方の注意
先ほどあげた2つの大原則を、もう一度思い出しましょう。
- 教科書をたくさん活用する!
- 音読して頭を整理!
これ以外にも、『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』だからこそ気をつけてほしいことがあります。
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』はあくまで「超基礎・基礎・基本レベル」という事を忘れない
お伝えした方法でこの参考書を3周終えたあなたは「よし!やりきった!完璧だ!」と達成感でいっぱいになるかも知れません。
実は、ここで満足するのはまだ早いです。この参考書はあくまでも「超基礎・基礎・基本レベル」のため、準備運動に過ぎません。
この参考書を一冊終えてやっと定期テスト・高校入試のスタートラインに立てるのです。勝負はここから始まります。ゆっくりでも良いので、これから着実にステップアップしていきましょう。
こういう使いかたもある!『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』を最大限活用するコツ!
注意点も多々ありましたが、同じくらい『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』には楽しく学習できる様々な方法があります。
隙間時間を有効活用!
『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』は、単元の内容解説動画や練習問題の解説動画がたくさん載っています。
そのため、部活動の行き帰りや塾に行く車の中、お風呂の時間など1日の隙間時間を利用して勉強しましょう。
勉強以外に部活などのやるべきことがある学生もいるかと思うので、「いつでも・どこでも勉強できる」というこの参考書の特徴を活かして勉強することが大切です。
具体的な活用例は以下の通りです。
Aさんの例:
部活動や塾で忙しいので、単元の解説動画はお風呂の時間に見て、上がってから問題演習を始めています。隙間時間も活用できるし、さっぱりとした気持ちで勉強が始められるので毎日続けられています。
5教科勉強してみよう!
この参考書のシリーズは中学生の五教科全ての学習をサポートしてくれます。
他の教科も同様に「わかりやすさ」に特化しているので、苦手意識のある教科の対策としては最適です。他の教科上記に示した勉強法のステップでやってみてください。
他の教科は学年ごとに分かれているので3年間分の基礎・基本レベルをこのシリーズで習得できます。どの参考書にも無料解説動画の特典がついています。
この参考書をやり切れば、定期テストの得点の心配はいらなくなります。
具体的な活用例は以下の通りです。
Bさんの例:
この参考書がきっかけで英語を『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1英語』で勉強しています。今は3周目なのですが、国語と同じようにだんだん定期テストの点数が上がってきました。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 教科書をたくさん活用する!音読して頭を整理!
- 隙間時間を有効活用!
- 5教科勉強してみよう!
最後にもう一度『ひとつずつ すこしずつ ホントにわかる 中1からの国語文章読解』がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 定期テストで70〜80点取りたい!
- 国語がニガテで勉強法がわからない!
- 解説が簡潔でわかりやすい参考書がほしい!
- 動画で楽しみながら勉強したい!
- 勉強と部活動の両立をしたい!