この記事では「中学基礎がため中3数学計算・関数編」を使う勉強法についてご紹介しています。
「中学基礎がため中3数学計算・関数編」には中学3年生で習う「計算」「関数」の基礎が載っています。
具体的な単元は「多項式の計算」「因数分解」「素因数分解」「2次方程式」「2乗に比例する関数」が内容です。
中学1年生・2年生の内容よりも複雑になりつつ、基本的な解き方など覚えなければいけないこともたくさんある内容です。
そんな覚えなければいけないことを押さえつつ、実践的に問題を解いていけるのがこの「中学基礎がため中3計算・関数編」になっています。
この参考書で中学3年生で習う「計算」「関数」の基礎を身につけることができますよ。
この記事ではこの参考書の効果的な使い方・進め方について紹介していきます。
中学基礎がため中3数学計算・関数編の基本情報
「中学基礎がため中3数学計算・関数編」では中学3年生で習う「計算」「関数」の分野の基礎を勉強できます。
「中3の数学の基礎を復習したい」「受験を意識して先取りしたい」といった勉強にぴったりの一冊になっています。
中学基礎がため中3数学計算・関数編の特徴
では「中学基礎がため中3数学計算・関数編」はどのような特徴のある参考書なのでしょうか?
具体的に詳しく見ていきましょう。
中学基礎がため中3数学計算・関数編の特徴1:基本だけを丁寧に勉強
1つ目の特徴は、「基本だけを丁寧に勉強していける」というところです。
この参考書に載っている問題はすべて基本問題。数学は理解を積み重ねていく勉強ですから、基本をしっかりとかためることは、勉強を進めていく上で非常に重要です。
この参考書は、最初は簡単な問題から始まり少しずつレベルが上がっていきます。
そのため、基本がためを丁寧にできる構成になっています。
中学基礎がため中3数学計算・関数編の特徴2:解きながらレベルアップ
2つ目の特徴は、「解きながらレベルアップしていける」というところです。
「中学基礎がため中3計算・関数編」は自分で問題を解きながら進めていく参考書です。
そのため自分で手を動かして解くことで、頭だけでの理解よりも本当に自分の力になってくれます。
1つ目の特徴の中に書いた「少しずつレベルが上がる」ということで、解いていて急に分からなくなることが起こりにくいのも嬉しいところ。
これによって自分で解きながら理解し、さらにレベルも上がっていけるのがこの参考書の特徴です。
中学基礎がため中3数学計算・関数編のレベル
レベル:中学3年生向け・基礎レベル
「中学3年生になって数学が難しく感じる」「基本を効率的におさらいしたい!」という場合にはぴったりの参考書になっています。
予習に使うのでも復習に使うのでも、特に数学を苦手と感じているならばこの参考書はおすすめです。
中学基礎がため中3数学計算・関数編シリーズの別の参考書
この「中学基礎がため中3数学計算・関数編」には他のシリーズも出ています。
それぞれ学年と範囲が分けられていますので、「自分が勉強したい内容」「自分が苦手な範囲」に合わせて基本を勉強することができます。
- 中学基礎がため 中1 数学 計算編
- 中学基礎がため 中1 数学 関数・図形編
- 中学基礎がため 中2 数学 計算・関数編
- 中学基礎がため 中2 数学 図形編
- 中学基礎がため 中3 数学 図形編
他にも同じシリーズで英語・国語・理科・社会もあります。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 受験に備えて中3数学の予習がしたい
- 学校で習った範囲の復習がしたい
- 学校の授業に沿って勉強したい
- 中3数学の基礎を完璧にしたい
- 計算力をつけたい
「中学基礎がため中3数学計算・関数編」は中学3年生の「計算」「関数」の基本問題だけを集めた参考書です。
さらに中学3年生の範囲の基本を網羅したいのであれば、同シリーズの「中学基礎がため中3数学図形」も解いてみましょう。
また、この参考書は基本のみで難問は載っていません。
ですのでもう少しレベルアップしたい場合には「中学 自由自在問題集 数学」「チャート式基礎からの中学3年数学」などの参考書がおすすめです。
中学基礎がため中3数学計算・関数編の使い方・勉強法!
それでは具体的に「中学基礎がため中3数学計算・関数編」をどのように使ったらいいのか?その具体的な方法を見ていきましょう。
「中学基礎がため中3数学計算・関数編」に載っている単元は、公式や解き方などおさえるべき基本がたくさんあります。
それを余すことなく完璧にすることを意識しながら、参考書を活用してください。
中学基礎がため中3数学計算・関数編の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 例を参考にして問題をノートに解く
- Step2.
- 1ページ分解いたら答え合わせをする
- Step3.
- 間違えた問題にしるしをつける
まずはノートを用意します。
「計算スペースの確保」や「グラフを自分で書く練習をするため」そして「間違えた問題を解き直すため」に参考書に書き込まず必ずノートに解きましょう。
2周目
- Step1.
- 間違えた問題の理由を教科書などで探す
- Step2.
- もう一度解いて理解したかチェックする
間違えた理由を探すのはとても大切な作業です。
「計算間違いか?」「公式の使い方が違うのか?」「解き方を理解していたのか?」など理由によって次にするべきことが変わってきます。
計算間違いが多いなら、計算スペースをたっぷりとって繰り返し計算し、計算力を鍛えましょう。
公式の使い方が違ったり解き方を理解していなかったのなら、正しい解き方をもう一度確認してください。
中学基礎がため中3数学計算・関数編の勉強法の大原則
「中学基礎がため中3数学計算・関数編」を使う上での大原則は、次の2つです。
- 身につくまで繰り返す
- 間違えた問題の理由が大事
基本は簡単な問題だからとサラッと流さずに、繰り返して身につけることが大切です。
ここで丁寧に基本問題を解いて理解できれば、問題が難しくなっても対応できる力がつきます。
その対応力をつけるためにもう一つ必要なのが、問題を間違えた後の対応です。
「間違えた理由は何なのか?」を常に考えながら答え合わせをしてみましょう。
問題を解くときは一生懸命になりますが、答え合わせの後はあまり力を入れない人も多いです。
しかしこれを丁寧にできるかできないかで、この単元を習得できるかどうかは変わってきます。
これはどの単元でも大切なことですが、特に「因数分解」「素因数分解」「平方根」などは最初に原理をきちんと理解することがとても大切ですよ。
こんな使い方は要注意!中学基礎がため中3数学計算・関数編使い方のコツ
ここからは、「中学基礎がため中3数学計算・関数編」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
中学基礎がため中3数学計算・関数編使い方の注意
先ほど挙げた大原則は次の2つでした。
- 身につくまで繰り返す
- 間違えた問題の理由が大事
これ以外にも「中学基礎がため中3数学計算・関数編」を使う上で注意したいことがありますのでご紹介していきます。
教科書もフル活用
「中学基礎がため中3数学計算・関数編」に載っている単元は、原理の理解が大事な単元が多いです。
これはこの単元を解くのに必要な最初の一歩であると同時に、「数学が苦手」と感じる人にとっては一人で勉強するのに苦労するところでもあるでしょう。
そのため、問題を解いていて「いまいちきちんと理解ができていない」と思ったら、この参考書だけでなく教科書などを読んでみましょう。
もし教科書を読んでも分からなければ、学校の先生など質問ができる人に教えてもらってください。
2周解いてみる
これは「数学が苦手」と感じている場合におすすめです。
解き直しも含めて1回全て解き終わったら、もう一度最初から全ての問題を解いてみましょう。
これで本当に理解ができたかどうかのチェックになります。
本当に理解ができていれば、解き方の例を見なくてもスラスラ解けるでしょう。
逆にまた同じ問題で間違えるかもしれません。その時は再びその問題で立ち止まり、どうして間違えたのかを考えてください。
こういう使いかたもある!中学基礎がため中3数学計算・関数編を最大限活用するコツ!
基本的な使い方をご紹介しましたが、ここでは「中学基礎がため中3数学計算・関数編」の他の使い方もご紹介します。
学校の副教材として使う
「数学が苦手だけれど何をすればいいのか分からない」「学校の授業についていくのがやっと」というのであれば、「中学基礎がため中3数学計算・関数編」を使ってみましょう。
この参考書は「教科書対照表」がついているので、学校で使っている教科書に合わせて使いやすいです。
そしてこの参考書は自分で問題を解いて進めていくので、授業で「なんとなく分かったつもり」でいたところを「自分で解いて身についた」に変えてくれます。
学校の授業とワークだけの勉強に不安があるなら、ぜひ中3数学の土台を作る教材として「中学基礎がため中3数学計算・関数編」を使ってみてください。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 身につくまで繰り返す
- 間違えた問題の理由を探す
- 何となく不安なら学校の副教材として使う
最後にもう一度「中学基礎がため中3数学計算・関数編」がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 受験に備えて中3数学の予習がしたい
- 学校で習った範囲の復習がしたい
- 学校の授業に沿って勉強したい
- 中3数学の基礎を完璧にしたい
- 計算力をつけたい