都立墨田川高校の入試まであと少し…!しかし、入試の直前期になって何を勉強すればいいのか分からなくなってしまう人も多くいると思います。
そこで今回は、「入試直前期の数学に関する対策方法」について説明します!
入試直前期で対策すべきこと
まず、入試直前期として特に秋から冬の時期に対策すべき事項についてまとめました。数学は過去問と同じ分野が出題されています。これらの問題への対策は特に重要です。
もし苦手意識を持っているのであれば確実に潰してから本番に挑みましょう。
科目への対策だけでなく、この時期からは試験当日に向けて生活習慣を改善していくことも重要となります。
苦手を徹底的に潰しましょう
都立墨田川高校を目指している人は、中3の秋頃から「過去問」に取り組んでいることと思います。
都立墨田川高校の数学では長期に渡って過去問と同傾向の問題が出題されています。過去問で苦手な分野が出題されていれば本番でも苦手な分野が出題されることが予想されます。
そのため苦手分野を見つけておきしっかり対策しておきましょう。苦手な分野の見つけ方は次の通りです。
まず、過去問や問題集を解くときは時間を計って解きましょう。その後は必ず復習を行い、正解だったかどうかより「ちゃんと解けたかどうか」を確認してください。
時間内に正解できなかったり、実は当てずっぽうが当たっただけだったりする問題があればそれがあなたの苦手な分野の問題です。
苦手な分野が分かったら、過去問や問題集でその分野を集中して取り組みましょう。問題集に取り組むときは分からない問題に集中するため、自力で解けた問題には印をつけて、解けない問題だけ取り組みましょう。
また、過去問の場合、解答解説がありません。苦手な分野の問題があれば、復習として自分なりの解説を作ってみてください。
解けなかった問題の解説を作ることで、自分の苦手な分野の復習もまとめてやることができます。理解していなければ解説を作ることはできません。記述問題を解く練習にもなります。
しっかりと復習して当日に挑みましょう。
速く解く練習をしましょう
都立墨田川高校の数学はそれぞれの問題の難易度は高くありませんが、問題数が多く、はじめは時間内に解き切るのは難しいかもしれません。
そこで過去問に慣れてきたら素早く問題を解く練習をしましょう。やり方としては、まだ解いたことのない年度の問題であれば、50分の制限時間を45分や40分といった短い時間を計って解いてみるのが良いと思います。
試験本番より短い時間で解く練習をしておけば、本番では余裕を持って問題に立ち向かうことができます。
また、この時間で完答できれば自分の自信につながることでしょう。
時間が足りないようなら、得意な大問から確実に解いていくという戦略を考えておくこともできます。
特に大問1の小問集合はそれぞれの問題は難しくないですが、全体としては40点と大きな比率を占めます。この問題を手早く確実に解いて得点源としましょう。
このあたりは式の形など似た問題が多いのでパターン化することができます。そのため問題をみるだけで解法が分かる状態にして当日の入試に挑みましょう。
朝型の生活習慣に慣れましょう
都立墨田川高校の入試は朝から試験が行われます。試験が始まる時間の2時間前には起きる生活習慣を身に付けておきましょう。
この時期は点数が伸びずに焦って遅くまで起きて勉強してしまいがちです。しかし、それが原因で朝の入試で調子が出なかったら意味がありません。
無理せずしっかり睡眠をとって朝勉強しましょう。人間の集中力は朝が一番高いと言われています。夜の疲れた頭で勉強するより朝勉強したほうが集中できると思います。
入試1週間前から当日までの直前対策
特に入試1週間前から気をつけるべきことをまとめます。入試当日を万全のコンディションにするためにこの時期の体調管理は特に重要です。これまでの努力を信じて無理しないようにしましょう。
数学は毎年出題される分野が決まっています。この時期は出やすい公式や定理を中心に対策しておきましょう。
体調管理に気を付けよう
入試の当日に風邪を引いて本調子が出なかったのでは今までの努力が無意味になります。そのため直前期は体調を整えておき、当日は万全のコンディションで挑めるようにしましょう。
この時期は誰もが不安なので勉強したくなる気持ちは分かりますが、しっかり睡眠と食事を摂って体調管理に努めてください。
特に入試直前期になると、「勉強しなくてはいけない」という気持ちが強くなり夜遅くまで勉強する人も多くいるでしょう。
しかし、睡眠不足は体調不良の原因です。さらに翌日の受験勉強の効率にも悪影響を与えるため、無理に睡眠時間を削るのは得策ではありません。
入試本番に今までの努力を最大限に発揮するためにも睡眠は確実にとっておきましょう。
また、試験は冬に行われます。風邪やインフルエンザにかかりやすい時期ですので特に防寒対策やマスク着用など対策をしておきましょう。
直前に確認するための資料を作ろう
特に大問1で出題される公式や大問2の2次関数に関する内容を中心にまとめておくのが良いでしょう。
これらの内容は出題される確率が高く、重要な内容はあまり変わらないのでこのあたりを中心に試験直前に見ておくための資料を用意しておくのが良いと思います。
まとめ
入試直前の時期には特に苦手な分野に集中して対策をしましょう。もうほとんど時間は残っていません。
理解できている内容に割く時間はないのです。苦手な分野を徹底的に復習して万全の状態で試験に挑みましょう。
また、当日集中して試験に取り組めるように体調を万全にすることが何よりも重要です。これまでの努力の結果を出し切れるように調整して合格を勝ち取りましょう。