公民は中学3年生になってから習う単元です。
現代のことについて学ぶのが公民で今の生活に直結する内容が多いですが、「政治」「税金」「憲法」など馴染みのないことも多く苦手意識を持つ人も多いでしょう。
そんな公民を勉強するためのおすすめの参考書・問題集をここでは3つ紹介します。
難しく複雑に感じている公民の勉強を助けてくれる1冊がきっとここにあるはずですよ。
また、自分にぴったりの参考書・問題集を選んだ後には「公民参考書・問題集の正しい使い方」を参考にして効率的に勉強しましょう。
中学の公民はこれで鍛える!あなたにぴったりの参考書・問題集はどれ?
公民が苦手と思っている人は、公民の何を苦手に感じているでしょうか?またどのように勉強出来たら公民の知識を深めていけそうでしょうか?
このように、自分にぴったりの参考書・問題集を選ぶにはまずは自分がしたい勉強を知っておくことが重要です。
その上で何を基準に自分にぴったりの参考書・問題集を選べば良いのか?
具体的に見てみる前に、このようなポイントをチェックしてみてください。
- 自分のレベルに合っているか
- 自分の目標に合っているか(定期テスト対策か入試対策かなど)
- 自分がしたい勉強ができるか(先取りがしたいか本格的な受験対策がしたいかなど)
ここからはこれらのポイントを踏まえ「自分に合った参考書・問題集かな?」と考えながら読んでみてください。
中学・高校入試の公民参考書・問題集おすすめ3選
それでは具体的に公民を勉強するのにおすすめの参考書・問題集を厳選して3冊ご紹介します。先ほどあげたポイントを考えながら見てみましょう。
おすすめ参考書早見表
まずは簡単に、今回紹介する3冊の参考書・問題集がそれぞれどんな人におすすめかまとめます。
とにかく詳しい解説をしっかり読みたい人におすすめ
→「中学校の公民が1冊でしっかりわかる本」
定期テストで高得点をねらいたい!入試を意識した勉強がしたい!人におすすめ
→「中学公民 完全攻略」
書き込みながら、基礎から入試対策まで幅広く使いたい人におすすめ
→「実力メキメキ合格ノート 中学公民」
おすすめ公民の参考書その1:中学校の公民が1冊でしっかりわかる本
レベル:中学全学年向け
「まずはしっかりと公民の内容を理解したい」と思っている人に向いている参考書が、この「中学校の公民が1冊でしっかりわかる本」です。
特徴は、詳しい解説が掲載されていること。
全ページフルカラーで分かりやすい解説が書かれており、内容をしっかり理解していくのに適しています。
また、知っておくとためになる知識も多く載っているので、学校の授業の補助教材としても活躍してくれますよ。
ただし解説の分量が多い参考書になっていますので、「もっと演習問題で知識を定着させたい!」と思う人は「中学 自由自在問題集 社会」などの問題集を使ってみると良いでしょう。
「中学校の公民が1冊でしっかりわかる本」はこんな人におすすめ!
- 解説重視の参考書が欲しい!
- 公民に苦手意識を持っている!
- 暗記の前に理解をしたい!
- 用語集としても使いたい!
- イラストを用いた見やすいレイアウトの参考書が欲しい!
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ公民の参考書その2:中学公民 完全攻略
レベル:基礎~応用 定期テスト対策から入試レベルまで
「学校の公民よりももう一歩踏み込んだ勉強がしたい」「入試対策を視野に公民を勉強したい」と思っている人におすすめなのが「中学公民 完全攻略」です。
この参考書は収録されている問題の量も豊富で、「基本問題」「標準問題」「実戦問題」の3段階にレベルが分かれています。
そのため基本問題を重点的に勉強したり、実戦問題にチャレンジしたり、今の自分の公民の理解度によって勉強の仕方を変えることが出来ます。
解説などはフルカラーで図やイラストも多く読みやすいのが特徴。
また「赤シート」や「テスト直前チェック」など付録もついているので学習シーンに応じた色々な使い方ができます。
「中学公民 完全攻略」はこんな人におすすめ!
- 学校の定期テスト対策がしたい
- 学校の公民プラスαの勉強がしたい
- 解説も読みたいし、問題も解きたい
- 赤シートで勉強がしたい
- 基礎も固めたいが最終的には入試問題が解けるレベルになりたい
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ公民の参考書その3:実力メキメキ合格ノート 中学公民
レベル:中学校全レベル
公民の勉強を「基礎から入試対策まで」幅広く勉強できるのがこの「実力メキメキ合格ノート 中学公民」です。
特徴的なのが「テキスト」と「ノート」に分かれていることで、解説などが書かれているテキストと、それに対応した書き込み式のノートがあります。
「テキスト」ではそれぞれのページで重要語句が強調されていて、どこに注目して勉強を進めればいいのかが分かりやすくなっています。
これに対して「ノート」は参考書の内容を自分でまとめていくもの。手を動かしながら書いて覚えられるのも嬉しいポイントですね。
この参考書は基礎から入試対策まで網羅されているのでページ数が多いですが、その分色々な使い方が可能です。
例えば3年生になる前に「予習」として基礎だけを勉強しても良いですし、本格的に受験対策として使うのでも良いですよ。
「実力メキメキ合格ノート 中学公民」はこんな人におすすめ!
- 重要語句は強調したり囲っておいて欲しい!
- 解説を充実させてほしい!
- 基礎から応用まで幅広いレベルを1冊で対策したい!
- 赤シートを使いたい!
- 書き込み式で覚えたい!
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめの公民の参考書・問題集がわかったら、使い方をチェック!
公民で出てくる言葉は馴染みがなく、難しいものが多いと感じるかもしれません。
出てくる言葉が難しいと、自分で教科書を読んだりノートを見たりしても勉強がはかどりませんよね。
そんなときは1人きりで頑張らずに、ここで紹介したような参考書・問題集を活用してみてください。
そして自分に合いそうな参考書・問題集を選んだら守りたい使い方があります。選んだ参考書・問題集できちんと結果を出すために次で紹介するポイントを守りましょう。
使い方のポイントは「言葉は意味もあわせて覚える」こと!
公民で出てくる言葉はそれだけを暗記してもテストで高得点は狙えません。
「三権分立」「弾劾」「選挙権」…などそれぞれの言葉の意味や付随する数字、よく出てくる図やイラストも合わせてまるごと覚えましょう。
言葉の意味を深めていくことで、入試などの記述問題の対策にもなりますよ。
こうした言葉の意味を作り上げていくには参考書や問題集を一度解いただけでは不十分。
何度も同じ参考書・問題集を繰り返して、ひとつひとつの言葉のイメージを自分の中で増やしていってあげてください。
まとめ
自分が使いやすそうな参考書・問題集は見つかったでしょうか?気になるものがあれば詳しい使い方も読んでみてください。
どの参考書・問題集を選んでも大切なのが「意味を合わせて言葉を覚える」こと。これをきちんと出来るかどうかで学習効果が大きく違ってきますよ。
公民は今の生活に直結する勉強です。実際の高校入試では時事問題なども出てきますから、今の出来事に興味を持って勉強していきましょう。