参考書理科の参考書

中学生の理科をラップで暗記!「50分で覚える中学理科」の正しい使い方と勉強法!

更新日:

記事内で紹介する教材にはアフィリエイト広告が含まれています。

「理科用語の暗記はつまらない」「もっと楽に暗記できないか」と思っている中学生は多いでしょう。

この記事では、「理科用語を楽しく暗記したい」中学生に向けて「50分で覚える中学理科」を使った勉強法をお伝えします。

「50分で覚える中学理科」を正しく活用できれば、「聴いて歌って見て楽しく」暗記ができます。

ぜひ、この記事で扱う基本の使い方を実践してみてください。

「50分で覚える中学理科」の基本情報

「50分で覚える中学理科」は独自のBRLM高速学習法を提案してます。BRLM高速学習法とは、「音声教材を聞く→問題を解くという流れを繰り返す勉強法」です。

本書はこの勉強法を活用するために二部構成に分かれており、「第一部・ラップソング記憶編→第二部・問題編」となっています。

コンセプトは「見て、聴いて、歌って、書いて、そして覚える」というもの。付属の音声教材は理科の内容をラップ調の音声で歌ったものです。

また、「50分で覚える中学理科」はシリーズもので2冊あります。一冊は動・植物から天気、自然、地球まで網羅した内容、もう一冊は電流から化学変化、エネルギーまで網羅した内容です。

「50分で覚える中学理科」の特徴

「50分で覚える中学理科」は、中学理科の要点が詰まったラップソングCDが付属されているのが特徴です。また、掲載内容も分かりやすく丁寧にまとめられています。

「50分で覚える中学理科」の特徴1:高速ラップソングCDで歌って覚える


1つ目の特徴は「学習内容を音楽として聴いて歌って覚える」という点です。

学習内容はラップ音楽としてCDに収録されており、音楽を聴くように勉強できます。また、一冊の内容は約50分で勉強できるように構成されているため短時間に集中して取り組めます。

そのため、飽きることなく繰り返し聴けるでしょう。また、聴きながら口ずさむことにより学習効果は上昇します。

読んだり書いたりして覚えるのが苦手という人は、「50分で覚える中学理科」を活用して聴いて歌って楽しく勉強しましょう。

「50分で覚える中学理科」の特徴2:分かりやすい図を見ながら聞いて覚える

2つ目の特徴は「分かりやすい図を見ながら聴いて覚える」という点です。

本書は分かりやすい表やイラストも豊富に収録されており、音源だけでは理解が困難な箇所も図を見ながら聴くと理解が深まります。

「50分で覚える中学理科」の特徴3:BRLM高速学習法を活用している

3つ目の特徴は「BRLM高速学習法を活用している」という点です。

「BRLM高速学習法」とは、問題を解く→二回聴く→問題を解く→二回聴くという本書独自の勉強法です。

「学習内容を音声でインプットし、問題を解くことでアウトプットする」という点が他の参考書とは異なります。そのため、短時間で理科の内容が効率よく身につくのです。

「50分で覚える中学理科」のレベル

レベル:中学生の理科の初級者から中級者

「50分で覚える中学理科」は、中学生で学ぶ理科が分野ごとに網羅されています。解説も丁寧で、図と音声と問題演習で基礎をしっかりと固める構成です。

そのため、受験準備、受験直前、予習、復習とあらゆる場面で活用できます。

「50分で覚える中学理科」シリーズの別の参考書

「50分で覚える中学理科」は2種類あります。分野ごとに異なるため、苦手な分野を中心に勉強したい方も、全ての分野を均等に勉強したい方にもおすすめです。

50分で覚える中学理科1分野(受験対応)電流から化学変化、エネルギーまで網羅

50分で覚える中学理科2分野(受験対応)動・植物から天気、自然、地球まで網羅

こんな人にオススメ!チェックリスト

  • 理科を楽しく勉強したい!
  • 受験に向けて暗記をしたい!
  • 日ごろから予習復習をしたい!
  • 短時間で理科の用語を覚えたい!

「50分で覚える中学理科」は、中学理科の範囲を「見て、聴いて、歌って、書いて、そして覚える」ことができます。

そのため、「理科の用語の総復習をしたい」「しっかりと暗記したい」「読んで書いて覚えるのは飽きた」という人にピッタリです。

一方で、音声教材と穴埋め問題は収録されているものの、計算問題や文章問題は少ないです。そのため、理科の計算分野や文章題の対策をしたい方には物足りないかもしれません。

「50分で覚える中学理科」の使い方・勉強法!

ここからは「50分で覚える中学理科」の具体的な使い方をまとめていきましょう。

本書は「BRLM高速学習法」を提案しています。本書を活用する際は自己流ではなくしっかりとおすすめの勉強法にて取り組みましょう。

「50分で覚える中学理科」の使い方の基本ステップ

基本的なステップを解説します。

1周目

Step1.
第二部「問題編」を解答用紙やノートに解く
Step2.
解答数を記載する

1周目は現状の実力を確認するため、「問題編」から取り組みます。巻末に付属されている解答用紙や自分のノートに解きましょう。

1周目は問題の正誤は気にせず書けた解答数に着目してください。なぜなら1周目の解答数を基準にし、2周目以降の成長具合を実感するためです。

繰り返し勉強しても、成果が見えないとモチベーションが下がってしまいます。大切なのは「成長を実感しながら勉強する」ということです。

2周目

Step1.
第一部「ラップソング記憶編」を見ながら音声教材を2回聴く
Step2
再度、第二部「問題編」を1周目と同じ解答用紙やノートに解く
Step3.
解答数を記載する
Step4.
これをもう一度繰り返す

2周目は音声教材を基にラップソング記憶編を2回聴き、再度問題演習をします。この時、問題の答えを同じ解答用紙やノートに書きましょう。

そうすることで、勉強の成果がどれほど出ているのかが一目でわかり、やる気の向上にもつながるからです。

また、「BRLM高速学習法」は「問題を解く→二回聴く→問題を解く→二回聴く→問題を解く」を1サイクルとしています。1日で取り組むのは難しいため、何日かに分けて取り組むのが良いでしょう。

3周目

Step1.
一週間程度後に第二部「問題編」を解く
Step2
解答数を記載する
Step3.
間違えた問題の復習をする

「BRLM高速学習法」を1サイクル実施後は、一週間程度後に再度第二部「問題編」を解きましょう。

学習内容が定着しているかを確認するためです。そこで間違えた問題を重点的に復習し、理科の実力を向上させていきましょう。

「50分で覚える中学理科」の勉強法の大原則

「50分で覚える中学理科」を使う上での大原則は、次の2つです。

  • 何度も繰り返す!
  • 必ずテストする!

この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。

暗記分野は何度も繰り返してこそ理解が深まるのです。

そのため、ラップソングを聴いて本書を読み問題を解く、というサイクルを何回も繰り返していきましょう。

こんな使い方は要注意!「50分で覚える中学理科」使い方のコツ

ここからは、「50分で覚える中学理科」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。

「50分で覚える中学理科」使い方の注意

先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。

  • 何度も繰り返す!
  • 必ずテストする!

これ以外にも、「50分で覚える中学理科」だからこそ気をつけてほしいことがあります。

音声教材だけでなく問題演習にも取り組む

音声教材だけ聴くのではなく、必ず問題演習をしてください。なぜなら勉強はインプットした内容をアウトプットしなければ身につかないからです。

もし音声教材にしか取り組まなければインプットしかできず、覚えたつもりになってテストや受験本番で成果を発揮できなくなります。

そのため、必ず聴いた後には問題演習でアウトプットしましょう。

穴埋め問題の解説までしっかり読み込む

問題演習後は、解説までしっかり読み込むことで必ず復習をしてください。間違えた内容を理解すると、似たような問題が出題された際に対応できます。

もし簡単な答え合わせだけで終わってしまい間違えた理由まできちんと復習しなければ、せっかく取り組んだ内容が自分の力として身につかないでしょう。

そのため、問題解答よりも復習を重点的に取り組みましょう。

こういう使いかたもある!「50分で覚える中学理科」を最大限活用するコツ!

気をつけてほしいこともたくさんありましたが、同じくらい「50分で覚える中学理科」にはいろいろな使い道があります。

成績の記録表を作る

せっかく反復して問題演習に取り組むなら、成績を記録しましょう。たとえば、初回は7問正解、二回目は9問正解といった具合でメモしてください。

記録する理由は勉強の成果を自分で確認するためです。勉強でもダイエットでも成果が見えないと辛くて続きません。

一方で、目で見える成果があれば同じ努力を続けていくモチベーションにも繋がります。

そのため、自分の学習成果を数値として残しながら楽しく勉強を続けましょう。

まとめ

この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。

  • 「何度も繰り返す」「テストをする」
  • 「50分で覚える中学理科」は音声教材で覚えるユニークな参考書!
  • 問題演習の成績をつけてやる気を向上させよう!

最後にもう一度「50分で覚える中学理科」がおすすめな人をまとめておきましょう。

おすすめチェックリスト

  • 理科を楽しく勉強したい!
  • 受験に向けて暗記をしたい!
  • 日ごろから予習復習をしたい!
  • 短時間で理科の用語を覚えたい!

他の参考書についてはこちら!

50分で覚える中学理科1分野(受験対応)電流から化学変化、エネルギーまで網羅

50分で覚える中学理科2分野(受験対応)動・植物から天気、自然、地球まで網羅

https://www.amazon.co.jp/50%E5%88%86%E3%81%A7%E8%A6%9A%E3%81%88%E3%82%8B%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E7%90%86%E7%A7%912%E5%88%86%E9%87%8E-%E5%8F%97%E9%A8%93%E5%AF%BE%E5%BF%9C-BRLM%E9%AB%98%E9%80%9F%E5%AD%A6%E7%BF%92%E3%82%A2%E3%82%AB%E3%83%87%E3%83%9F%E3%83%BC/dp/4877951253/ref=pd_bxgy_2/357-7133275-8166545?_encoding=UTF8&pd_rd_i=4877951253&pd_rd_r=0276d0a8-87d5-478f-a308-851ecc6bc2b1&pd_rd_w=UP3qg&pd_rd_wg=emmcm&pf_rd_p=e64b0a81-ca1b-4802-bd2c-a4b65bccc76e&pf_rd_r=Z1BDCCNVDA9RKKEQVQEA&psc=1&refRID=Z1BDCCNVDA9RKKEQVQEA

今から対策!高校受験攻略学習相談会

「高校受験攻略学習相談会」では、「高校受験キホンのキ」と「高校入試徹底対策ガイド」が徹底的に分析した都立入試の過去問情報から、入試の解き方や直前に得点を上げるコツをお伝えする保護者・生徒参加型のイベントです。

入試分析に長けた学習塾STRUX・SUNゼミ塾長が傾向を踏まえた対策ポイントを伝授。直前期に点数をしっかり上げていきたいという方はもちろん、今後都立入試を目指すにあたって基本的な勉強の方針を知っておきたいという方にもぜひご参加いただきたいイベントです。

詳しくはこちら

監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

-参考書, 理科の参考書

関連記事

算数まで戻って苦手を徹底対策!「日本一わかりやすい数学の授業」

「中1の数学どころか、算数すら出来ない」と思っている数学苦手さんは、参考書「日本一わかりやすい数学の授業」で勉強してみて!この1冊で「分からないところが分からない」から抜け出せます!

「中学 自由自在問題集 英語」の正しい使い方と勉強法

この記事は、「中学 自由自在問題集 英語」の特徴やこの本を使った効率的な勉強方法をご紹介しています。

「とことんわかりやすく解説した中学3年分の英語」でサクッと中学英語を復習!参考書の使い方と勉強法

「とことんわかりやすく解説した中学3年分の英語」は、「とにかく分かりやすい参考書が欲しい…」「皆とは違った勉強方法を知りたい…」と思う人におすすめの参考書となっています。この記事で紹介する使い方・勉強法を実践してみてください。

高校古文はこの1冊で大丈夫!『古文 完全攻略63選【入試頻出問題厳選】』正しい使い方と勉強方法!

中学生の古文で最も大切なことは、演習量です。演習量を積んでおけば、どんなに難しい問題でも記憶に残ります。この記事では『古文 完全攻略63選【入試頻出問題厳選】』の正しい使い方と勉強法をお伝えします。

高校入試向け・おすすめ現代文参考書5選!塾講師が厳選した読解力アップにぴったりの参考書・問題集

現代文は国語の入試問題でメインとなる分野。しかし具体的な対策方法がイマイチわからない方も多いでしょう。そのような時は、ご紹介する「現代文のオススメ参考書5冊」の中から自分に合うものを見つけて使ってみてください!

都立入試の
傾向と対策
高校入試無料相談
参加受付中