古文・漢文は自分に合った参考書で対策しないと、成績が上がらなくなる恐れがある分野です。
しかし、古文・漢文の参考書には、読解や単語、文法など様々な分野の参考書があります。そのため、「たくさん参考書はあるけど、結局どれを選べばいいの…?」と迷ってしまう受験生が後を絶ちません。
この記事では、古文・漢文のおすすめの参考書を紹介します。
選ぶ時に押さえておくべきポイントから、それぞれの参考書の特徴、活用方法まで解説するので、参考書選びの参考にしてみてください。
自分のレベルと目的にピッタリの古文・漢文の参考書を選ぼう!
古文・漢文の勉強法として重要なのは、しっかりと段階を踏んで学ぶことです。
なぜなら、単語や文法の基礎が身に付いていない状態で読解問題を解こうとしても、正確に読解できないからです。
古文の意味を正確に理解するためにも、必ず単語・文法の暗記をしてから読解に移るという順序を踏みましょう。
上記のように段階を踏んで勉強するべき分野なので、自分のレベルに合った参考書を選んでください。例えば初めて対策する人は、単語や文法などの基礎から学べる参考書を選ぶべきでしょう。
古文・漢文の参考書の選び方の基準をまとめました。
- 自分に合ったレベルか?
- 自分の目的に合っているか?
- 入試でよく出るポイントがまとめられているか?
では、上記の条件を満たした参考書はどんなものがあるのでしょうか?
古文・漢文の参考書おすすめ3選
これからは、上記の基準に基づいておすすめの古文・漢文の参考書を紹介します。
おすすめ参考書早見表
まずはこれから紹介する参考書を特徴別に早見表でまとめました。
- 古文単語をマンガと語呂合わせで楽しく覚えたい方におすすめ
→「中学 マンガとゴロで100%丸暗記 古文単語」 - 入試傾向に合わせて古文の全ての範囲を網羅的に学びたい方におすすめ
→「古文 完全攻略63選 【入試頻出問題厳選】 (高校入試特訓シリーズ)」 - 自分の実力に合った難易度の問題から取り組みたい
→「中学 古文・漢文 標準問題集: 3ステップ式」
おすすめ古文・漢文の参考書その1:中学 マンガとゴロで100%丸暗記 古文単語
レベル:中学1〜2年生向け 基本レベル
「中学 マンガとゴロで100%丸暗記 古文単語」は、マンガと語呂合わせで古文単語を楽しく覚えられる参考書です。
各単語は、古文単語の意味から例文、その日本語訳までまとめられています。そのため、丸暗記ではなくしっかりと「どのような場面で使うべきなのか?」というような本質を理解した上で単語を覚えられるのです。
さらに本書は、入試本番でよく出る古文単語が頻出順に3段階で分けられ収録されています。そのため、重要度の高い単語から優先的に覚えることができるのです。
また、赤フィルターも付いているため、電車の通学時間など隙間時間を有効活用しながら古文単語を暗記できます。
中学 マンガとゴロで100%丸暗記 古文単語はこんな人におすすめ!
- はじめて古文を学ぶ人
- 古文に苦手意識があるので、わかりやすく学べる参考書で対策したい人
- 古文単語を語呂合わせで覚えたい
- 入試傾向に合わせた対策がしたい
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ古文・漢文の参考書その2:古文 完全攻略63選 【入試頻出問題厳選】 (高校入試特訓シリーズ)
レベル:中学校1~3年生 基本~応用レベル
「古文 完全攻略63選 【入試頻出問題厳選】 (高校入試特訓シリーズ))」は、入試で必要な読解力を身につけるための方法から文法、語彙、知識、文学史までを網羅した参考書です。
古文に関する知識の解説だけでなく、入試傾向に基づいた問題も収録されているので実践を通して知識の定着度を測れます。
また、本書は入試でよく出る問題や古典作品を収録しています。そのため共通テストから難関校レベルまで、幅広い難易度の問題を対策することができます。
「古文 完全攻略63選 【入試頻出問題厳選】 (高校入試特訓シリーズ)」はこんな人におすすめ!
- 難関校レベルの問題を解きたい
- 入試傾向に合わせた問題で対策したい
- 入試で出題される古文の全範囲を1冊で学びたい
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめ英単語の参考書その3:中学 古文・漢文 標準問題集: 3ステップ式
レベル:中学校1年生~3年生 基本〜応用レベル
「中学 古文・漢文 標準問題集: 3ステップ式」は、基礎から発展問題まで無理なく段階を踏んで学べる参考書です。
そのため、初めて古文・漢文を学ぶ人でも、この1冊で最終的には入試問題を解けるようになります。
また、入試でよく出る重要語句から文法、読解など、出題されるポイントを重点的に対策できます。
古文と漢文の両方を1冊で対策したい人にはおすすめです。
「中学 古文・漢文 標準問題集: 3ステップ式」はこんな人におすすめ!
- 古文と漢文を1冊で学びたい人
- 初めて学ぶ人でも無理なく学びたい
- 入試でよく出るポイントを重点的に学びたい
この参考書については、こちらの記事を参考にしてください。
おすすめの古文・漢文の参考書がわかったら、使い方をチェック!
参考書選びも重要ですが、参考書を使った勉強のやり方も大切です。
おすすめの古文・漢文の参考書がわかったら、次は使い方をチェックしましょう!
使い方のポイントは「基礎から押さえる」こと!
古文・漢文の勉強法で重要なのは、単語や文法など「基礎から押さえる」ことです。
なぜならいきなり読解問題を解こうとしても、そもそも書かれている単語や文法を知らなければ問題自体を理解することができないからです。
いくら読解力があってもそもそも文章を読めなければ解くことができませんよね。これは英語と同じです。
また、答えと解説を読んでも「なぜこの答えになるのか?」がわからない場合も同様です。まずは単語と文法を完璧にすることから始めましょう。
具体的にまず覚えるべきなのは、単語、句形、動詞、助動詞、助詞、敬語などです。他の科目と比べて覚えることは少ないので、なるべく早い段階で基礎を固めてください。
基礎をしっかりと固めたら、読解問題に挑戦しましょう。基本を押さえておけば、文章のほとんどが理解できるはずです。
紹介した3つの参考書を最大限に活用するためにも、上記の使い方を参考にしてみてください。
まとめ
高校入試で出題される科目の中でも、古文・漢文に苦手意識を持っている受験生は少なくありません。
しかし、覚える範囲は少なく、入試傾向をしっかりと押さえれば満点を狙える分野です。
今回紹介した3冊の参考書は、古文・漢文で高得点を取るために必要な知識を学べます。参考書選びの参考にしてみてください。