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難易度別に総復習!「中学 自由自在問題集 社会」の正しい使い方と勉強法!

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「中学 自由自在問題集 社会」は、創刊から60年を超えるベストセラーの参考書「自由自在」シリーズに準拠した問題集です。一度は使ったことがある方も多いのではないでしょうか?

この記事では、「中学 自由自在問題集 社会」の使い方・「中学 自由自在問題集 社会」を使った勉強法をお伝えします。

「中学 自由自在問題集 社会」は中学3年分をまとめた問題集です。ぜひ、この記事であつかう基本の使い方を実践してみてください。

「中学 自由自在問題集 社会」の基本情報

「中学 自由自在問題集 社会」は、各単元ごとに「空所補充問題→実力問題→発展問題」という難易度別の3段階構成になっています。

そのため、高校入試で重要な知識の復習と受験に向けた試験勉強の両方のために使うことができます。

巻末の「高校入試予想問題」も駆使して受験への対策を万全にしましょう。

「中学 自由自在問題集 社会」の特徴

「中学 自由自在問題集 社会」は難易度別で多くの問題が掲載されています。

そのため、基礎の復習から記述問題などの入試本番に近い形式まで広く対策できる問題集です。

「中学 自由自在問題集 社会」の特徴1:幅広い問題が掲載されている

1つ目の特徴は、幅広い問題が掲載されいていることです。

それぞれの単元ごとに「空所補充問題」「実力問題」「発展問題」の順に3段構成で問題が掲載されています。

そのため、復習→応用問題の流れで単元ごとにスムーズに受験勉強を進められます。

「中学 自由自在問題集 社会」の特徴2:「自由自在」シリーズとセットで使えばより高い効果が得られる

2つ目の特徴は、同じ出版社から出版されている「自由自在」シリーズとセットでより深く学習することができることです。

「自由自在」シリーズは創刊から60年以上のベストセラーの参考書シリーズです。

中学すべての範囲を網羅し、カラー印刷で見やすいため使っている方も多いのではないかと思います。

「中学 自由自在問題集 社会」には「調べ学習のコーナー」と題して、関連事項を自分で調べて知識を有機的に関連付けられるコラムなどもあるため、「自由自在」シリーズと合わせて使いやすい内容となっています。

要点だけでなく、関連知識を有機的に紐付けることで記憶が定着しやすくなります。

「中学 自由自在問題集 社会」のレベル

レベル:中学3年生向け

「中学 自由自在問題集 社会」は、中学校の学習範囲すべてを網羅しているため中学3年生向けです。

しかし、要点だけではなく関連知識も合わせて理解しやすい構成となっているため、自学自習用に1,2年生から使うのも良いでしょう。

「中学 自由自在問題集 社会」シリーズの別の参考書

「中学 自由自在問題集 社会」には社会の他、国語・数学・英語・理科の全部で5種類があります。

また、連動している参考書として単元の解説中心の「自由自在」シリーズがあります。

わからない内容の復習や関連知識の習得など一緒に使いやすい構成になっています。この参考書を併用することで受験対策に役立つことでしょう。

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • 基礎の復習からしっかりやりたい!
  • 中学3年分の基本を一度勉強している!
  • いろいろな種類の問題を対策したい!
  • 「自由自在」シリーズを使っている!
  • 関連知識もしっかり抑えたい!

「中学 自由自在問題集 社会」は単元ごとに3段構造で使いやすい構成になっています。

基礎的な学習から発展問題までいろいろな問題を使って入試対策ができます。この1冊をやり込むことで入試対策を万全にしましょう。

「中学 自由自在問題集 社会」の使い方・勉強法!

ここからは、「中学 自由自在問題集 社会」の具体的な使い方をまとめていきましょう。

「中学 自由自在問題集 社会」は、中学校の学習範囲を網羅的に問題演習することができる参考書です。この1冊をやり込むことで有機的に関連付けて学習することができます。

「中学 自由自在問題集 社会」の使い方の基本ステップ

基本的なステップはこのようになっています。

1周目

Step1.
それぞれの単元ごとに問題を解く
Step2.
わからなかった問題や間違えた問題に印をつける
Step3.
数単元ごとにある「理解度診断テスト」を解いてみる
Step4.
わからなかった問題や間違えた問題に印をつける
Step5.
1周分すべての問題に取り組む
Step6.
巻末の「高校入試予想問題」を解く
Step7.
解答解説を見てしっかり復習する
Step8.
わからなかった問題や間違えた問題に印をつける

最初は全て解けなくても大丈夫です。必ず印をつけておいて、その関連事項を重点的に復習しましょう。

わからない問題を見つけることが重要です。必ず間違えた問題には見直しをした上で印をつけてください。

2周目以降

Step1.
わからなかった問題を重点的に解く
Step2.
2回目でもわからなかった問題や間違えた問題に印をつける
Step3.
わからなかった問題の関連事項をしっかり復習する

2周目からはわからない問題に重点的に取り組みましょう。

1度解けている問題はこのとき必ずしもやる必要はありません。2~3ヶ月程度間を開けてから再度解いてみましょう。

ここでわからなければ再度印をつけて重点的に取り組みましょう。

「中学 自由自在問題集 社会」の勉強法の大原則

「中学 自由自在問題集 社会」を使う上での大原則は、次の2つです。

  • なんども繰り返す!
  • 必ず見直しする!

この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。

「中学 自由自在問題集 社会」にはいろいろな出題形式の問題が掲載されています。

様々な形式で演習を何度も繰り返し、入試本番でても「見覚えがある!」という状態にしておくことで心の余裕が生まれますよね。

そのため、わからない問題、苦手な問題を中心に繰り返し練習しましょう。

また、見直しもとても重要です。問題を解きっぱなしにするのではなく、しっかり復習しましょう。

たとえ間違えたとしても、見直しをして「なぜ間違えたのか?」を明確にすることで確実に解けるようになっていきます。

また、間違えた問題を知ることで自分の苦手な内容もわかります。それを中心に対策することで効率的に受験勉強できます。

こんな使い方は要注意!「中学 自由自在問題集 社会」使い方のコツ

ここからは、「中学 自由自在問題集 社会」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。

「中学 自由自在問題集 社会」使い方の注意

先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。

  • なんども繰り返す!
  • 必ず見直しする!

これ以外にも、「中学 自由自在問題集 社会」だからこそ気をつけてほしいことがあります。

分からなくてもすぐに解答を見ない

わからないままなんとなく解答や解説を見てしまうと、その場で分かった気になってそれで終わってしまう場合が多いです。

しかし、肝心の考え方までしっかり把握をしないと本番で類似問題が出題された時に解けません。

そのため、しっかり考えて問題に取り組んだ上で解説も読み込み、考えたプロセスとその内容を結びつけることで記憶の定着を図りましょう。

こういう使いかたもある!「中学 自由自在問題集 社会」を最大限活用するコツ!

気をつけてほしいこともたくさんありましたが、同じくらい「中学 自由自在問題集 社会」にはいろいろな使い道があります。

時間がないときは最重要ポイントだけ見る

「中学 自由自在問題集 社会」には単元ごとに最初に要点がまとめられています。テスト前など時間がないときは要点の部分だけ見て復習するという使い方ができます。

「調べ学習コーナー」を活用する

中学3年生の始め頃など、ある程度時間が取れるときは調べ学習のコーナーを活用しましょう。

社会はいろいろなところでつながっている科目です。違う単元同士でも関連付けることには意味があります。

調べ学習をすることで有機的な記憶の定着をしておくことで、一見難しい問題でも他の知識を使って答えを考えることができるようになります。

まとめ

この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。

  • 「なんども繰り返す」「見直しをする」
  • 基本問題から発展問題までいろいろな問題が掲載されている
  • 「自由自在」シリースと合わせることでより深い理解ができる

最後にもう一度「中学 自由自在問題集 社会」がおすすめな人をまとめておきましょう。

  • 基礎の復習からしっかりやりたい!
  • 中学3年分の基本を一度勉強している!
  • いろいろな種類の問題を対策したい!
  • 「自由自在」シリーズを使っている!
  • 関連知識もしっかり抑えたい!

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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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