「漢字は書いて覚えたい」「漢字練習帳に対応した問題集が欲しい」なんて人も多いのではないでしょうか。
そのような方にオススメなのが、書いて覚える漢字練習帳である「中学漢字1130の書き取り問題集」です。
この記事では、「中学漢字1130の書き取り問題集」の使い方や勉強法をお伝えします。
「中学漢字1130の書き取り問題集」は、書いて覚えるタイプの漢字練習帳です。ぜひ、この記事で扱う基本の使い方を実践してみてください。
中学漢字1130の書き取り問題集の基本情報
「中学漢字1130の書き取り問題集」は、書いて覚えるタイプの漢字練習帳。
中学校で習う漢字を書きながらしっかりとカバーできるため、初めて漢字練習帳を使う人にもおすすめの一冊となっております。
中学漢字1130の書き取り問題集の特徴
「中学漢字1130の書き取り問題集」は、同じシリーズの「正しく書ける正しく使える中学漢字1130」の書いて覚えるタイプの参考書となっており、中学で習う漢字をひと通りカバーしています。
中学漢字1130の書き取り問題集の特徴1:中学生で習う漢字を幅広くカバーしている
1つ目の特徴は、中学校で習う漢字を幅広くカバーしているということです。
中学校では、卒業までに常用漢字(普段の生活で使用する漢字の目安として定められたもの)の一般的な読み方を全て学習することになっています。
小学校では約1,000文字、中学校では残りの1,130文字を習得することになっていますが、この参考書では中学校で習得する1,130文字の大半をカバーしています。
そのためこの一冊をやり切ることができれば、中学校で習うべき漢字の多くを習得できるのです。
中学漢字1130の書き取り問題集の特徴2:「正しく書ける正しく使える中学漢字1130」との併用が可能
2つ目の特徴は、「正しく書ける正しく使える中学漢字1130」との併用ができるという点です。
「正しく書ける正しく使える中学漢字1130」とは、同じシリーズで出版されている参考書であり、文庫本サイズのコンパクトなものになっています。
「中学漢字1130の書き取り問題集」と内容がリンクしているため、双方の良さを最大限活用することができます。学習効率も一気に上がるでしょう。
中学漢字1130の書き取り問題集のレベル
レベル:中学3年生向け
この「中学漢字1130の書き取り問題集」は、基本的にどの学年の中学生にも対応できます。しかし、学年ごとの区切りがないため、主に入試前の確認で使うべきでしょう。
中学漢字1130の書き取り問題集シリーズの別の参考書
先ほどもお話しした通り、この「中学漢字1130の書き取り問題集」には「正しく書ける正しく使える中学漢字1130」というポケットサイズの漢字練習帳があります。
この「正しく書ける正しく使える中学漢字1130」には、入試に必要な漢字がコンパクトにまとめられているため、使い勝手も非常に良いです。
たくさんの漢字を掲載しており、それぞれに索引もついているため辞書代わりに使うこともできます。
また、文庫本サイズの漢字練習帳なので、どこにでも持ち運ぶことができるというのも良さの1つでしょう。
こんな人におすすめ!チェックリスト
- 書いて漢字を覚えたい!
- シンプルなレイアウトのものがいい!
- 一冊で中学校の漢字の多くをカバーしたい!
- 別の漢字練習帳と併用して使いたい!
「中学漢字1130の書き取り問題集」は中学校で習う漢字の多くをカバーしているため、この1冊をやり込むことで入試に必要な土台が身につきます。
ただしその分、小学校の漢字などは掲載されていないため、自分のレベルに合わせた参考書選びが必要です。
小学校レベルからやり直したいと考えている人は、同じシリーズの「正しく書ける 正しく使える 小学全漢字1026」などの漢字練習帳を使いましょう。
中学漢字1130の書き取り問題集の使い方・勉強法!
ここからは、「中学漢字1130の書き取り問題集」の具体的な使い方をまとめていきましょう。
この「中学漢字1130の書き取り問題集」の1番の良さは「書いて覚えられる」こと。
しかし、使い方次第では「無駄に時間をかけてしまう」ということになってしまいます。
原則は「書けない漢字」を「何周も」取り組むこと。このことについて詳しく見ていきましょう。
中学漢字1130の書き取り問題集の使い方の基本ステップ
基本的なステップはこのようになっています。
1周目
- Step1.
- 1ページ目の漢字の穴埋めを行い、正しい漢字が書けるようにする
- Step2.
- 「書き取りチェック」の問題を解き、書けなかった問題にチェックを入れる
- Step3.
- チェックの入った漢字を、書けるようになるまで練習する
- Step4.
- もう一度「書き取りチェック」の問題を解き、全て書けるまで繰り返す
- Step5.
- これを1項目分繰り返す
1周目は、「正しく漢字を書けるようにすること」と「書き取りチェックの問題を解けるようにすること」を意識しましょう。
また、チェックの入った漢字は自分の苦手としている漢字なので、覚えるまで繰り返し書いてみましょう。
2周目
- Step1.
- 「書き取りチェック」をもう一度解き、書けなかった問題には再度チェックを入れる
- Step2.
- チェックの入った漢字を、書けるようになるまで練習する
- Step3.
- もう一度「書き取りチェック」の問題を解き、全て書けるまで繰り返す
- Step4.
- これを1項目分繰り返す
2周目は、「書き取りチェック」の問題をメインに覚えるようにしましょう。
また、1周目と合わせて2回チェックが入ってしまった漢字に関しては、特に気をつけながら覚えてください。
その漢字は特に苦手な漢字であるため、それを覚えることができれば学習スピードが大きく向上します。
中学漢字1130の書き取り問題集の勉強法の大原則
「中学漢字1130の書き取り問題集」を使う上での大原則は、次の2つです。
- 何度も繰り返し勉強する!
- 必ず「書き取り問題」を通してテストを行う!
この2つを守ることで、記憶が定着しやすくなります。
同じ範囲でも、時間を置いて何度も繰り返し勉強しましょう。
一度勉強しただけですぐに覚えられる人なんていません。その代わり何周も取り組むことによって、だんだんと覚えられるようになってきます。
そして、その定着をさらに確実にするため、「書き取り問題」を通してテストを行いましょう。
漢字だけが書けても、入試で使える知識が身についたとは言えません。
「書き取り問題」で出てくる単語を覚えることで、どのような使われ方をするのかまでしっかりと把握することができます。常に入試を意識した学習を進めていきましょう。
こんな使い方は要注意!中学漢字1130の書き取り問題集の使い方のコツ
ここからは、「中学漢字1130の書き取り問題集」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。
中学漢字1130の書き取り問題集の使い方の注意
先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。
- 何度も繰り返し勉強する!
- 必ず「書き取り問題」を通してテストを行う!
これ以外にも、「中学漢字1130の書き取り問題集」だからこそ気をつけてほしいことがあります。
自分の覚えている漢字のレベルをつかむ
特に「中学校の漢字がさっぱりわからない」「小学校レベルでも、書けない漢字が沢山ある」という人は注意してください。
「中学漢字1130の書き取り問題集」は中学校で習う漢字を対象にした参考書になっています。そのため、小学校で習う常用漢字には対応していません。
自分のレベルを掴んだ上で小学校の漢字に不安がある人は、小学校の漢字練習蝶を使用するようにしましょう。
このレベルの漢字が分からない場合は、読解問題にも支障をきたしかねません。
書いて覚えるべき漢字を見極める
この「中学漢字1130の書き取り問題集」の良さとして、「書いて覚えられる」ことがあげられます。
しかし、既に書けている漢字も含め全てを書いて覚えようとすると、かなりの時間を使ってしまうでしょう。
そこで、「書いて覚えるべき漢字を見極めながら勉強する」ことを心がけてください。
具体的には基本ステップで示した通りですが、書けなかった漢字にチェックを入れることを心がけましょう。
『チェックが入っている漢字は、自分が苦手としている漢字なので書いて覚えるようにし、既に覚え切っている漢字はそこまで手厚く勉強しないようにする。』
このような「強弱」をつけた勉強を心がけることによって、「中学漢字1130の書き取り問題集」の良さを最大限活用した勉強が進められるでしょう。
こういう使いかたもある!中学漢字1130の書き取り問題集を最大限活用するコツ!
気をつけてほしいこともたくさんありましたが、同じくらい「中学漢字1130の書き取り問題集」にはいろいろな使い道があります。
辞書がわりに使う
「中学漢字1130の書き取り問題集」は、参考書として使うこともできますが辞書としても活用できます。
「音訓索引」がついているため、問題を解く中で分からなかった漢字をすぐに調べることができます。
また、分からなかった漢字をメモしておくことにより、間違えた情報をこの問題集にまとめることができます。そのため、復習の効率がグンと上がるでしょう。
国語のテストの前に、確認で使うことができる
国語という科目は、テスト前に何を復習しておくべきなのか分かりづらい科目です。
しかし「中学漢字1130の書き取り問題集」があれば、スキマ時間でも効率的に「漢字」を復習することができます。
また、漢字を練習することは「語彙力」を強化する上でも非常に重要です。
簡単に復習できるツールとして、「中学漢字1130の書き取り問題集」は非常に便利です。
一冊持っていて損はないので、是非試してみてください。
まとめ
この記事で押さえてほしいポイントは次の3つでした。
- 書いて覚えることが得意な人におすすめの問題集!
- 「正しく書ける正しく使える中学漢字1130」と併用すれば学習効率アップ!
- 辞書がわりに使うこともできる!
最後にもう一度「中学漢字1130の書き取り問題集」がおすすめな人をまとめておきましょう。
- 書いて漢字を覚えたい!
- シンプルなレイアウトのものがいい!
- 一冊で中学校の漢字の多くをカバーしたい!
- 別の漢字練習帳と併用して使いたい!
他の漢字練習帳についてはこちら!
他の国語の参考書はこちら!