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中学校3年分の理科の要点を1冊で学ぶ!「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の正しい使い方と勉強法

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「高校入試に出る理科の用語をまずは覚えたい」という実力を向上させたい中学生は多くいるでしょう。

この記事では、理科の用語を効率的に覚えたい中学3年生に向けて「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」を使った勉強法をお伝えします。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」を正しく活用できれば、「高校入試に頻出する用語を覚えたい」「最後の仕上げに用語を復習したい」といったことを解決できるでしょう。

ぜひ、この記事で扱う基本の使い方を実践してみてください。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の基本情報

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」は高校入試の過去問を基にした一問一答形式の問題集です。物理、化学、生物、地学の各単元で問題がまとまっています。

学習範囲は中学生の全学年です。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」は高校入試の過去問を参考に作成されています。
そのため、高校入試に出る傾向の高い問題を効率よく暗記することができます。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の特徴

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の難易度は、教科書レベルから標準レベルです。内容としては、上記のレベルの問題を網羅した一問一答形式の問題集となっています。

巻末には代表的な実験や公式などをまとめた資料集もついています。付属で赤シートもついており、重要事項の総復習や暗記するにはうってつけの一冊です。

では、具体的な特徴について説明していきます。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の特徴1:過去の入試問題を参考に作成された一問一答


1つ目の特徴は「過去の入試問題を参考に作成された一問一答の問題集である」ということです。

過去の入試問題を基に作成されているため、入試に出やすい重要事項がまとまっています。

高校入試では重要語句の暗記と理解は必須です。また、中学生3年間の内容が全てこの一冊にまとまっています。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の特徴2:理科の単元ごとにまとめられている

2つ目の特徴は、「理科の各単元でまとめられている」ことです。

物理、化学、生物、地学の分類で問題がまとまっています。また、中学3年間の理科の用語も網羅されています。

そのため、自分に合ったやり方で理科の重要用語の総復習に取り組むことができます。例えば、「物理が苦手だ」という方は物理を中心に取り組むといいでしょう。「全体的に復習したい」という方は順々に取り組んでください。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」のレベル

レベル:中学3年生の初級者から中級者

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」は初級者から中級者向けです。高校受験前にまとめて要点の復習をしたい人におすすめとなっています。

また、中学校3年分の理科の内容が一冊にまとまっており、総復習や直前の確認にもうってつけの本です。

また、理科の各単元で問題が分類されています。そのため、全てに目を通してもいいですし、苦手分野に集中的に取り組んでもいいです。自分の目的に合わせて勉強法を変えていきましょう。

こんな人におすすめ!チェックリスト

  • 中学校3年間で学ぶ理科の範囲をサクッと学びたい!
  • 高校入試に頻出の要点を覚えたい!
  • どこでも勉強したい!
  • 実際の入試問題を解きたい!

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」は理科の一問一答形式の問題集です。特に、実際の過去問を基に作成しています。

そのため「高校入試対策をしたい」「高校の過去問を解きたい」「高校入試に頻出の要点を覚えたい!」という人にオススメです。

しかし、あくまで一問一答形式のため「暗記」が中心となってしまいます。記述形式の問題は載っていません。

そのため、記述形式の問題演習をもっとしたいという方は別の参考書で補う必要があります。

要点の暗記ではなく「解き方」を勉強したい人は、『高校入試「解き方」が身につく問題集 理科』がおすすめです。

この参考書では、出題頻度の高い問題や解き方にコツが必要な問題を「解き方」のチェックポイントに沿って解説をしています。

そのため、問題を解く過程から学びたい人は要チェックです。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の使い方・勉強法!

ここからは、「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の具体的な使い方をお伝えします。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」はそれに合った使い方をしなければ、「理科の成績が全然上がらない」ということになってしまいます。

そうならないためにも、以下のような正しい方法で勉強していきましょう。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の使い方の基本ステップ

基本的なステップはこのようになっています。

1周目

Step1.
問題を順番に解いていく
Step2.
間違った問題をメモする
Step3.
間違った問題の解答を読む
Step4.
全ての単元の問題を解く

1周目では、自分の身についている知識とそうでない知識をはっきりさせましょう。

一問一答形式では知識を増やし、基本問題や応用問題、難関レベルの問題を解くための基礎を作り上げていきます。

2周目

Step1.
間違えた問題を教科書や他の参考書で調べる
Step2.
間違えた問題を解く
Step3.
全ての単元で繰り返すく

2周目は、間違えた問題を教科書や他の参考書で調べることから始めます。一問一答形式のいいところは知識の定着がしやすいことです。

しかし、一問一答形式で用語のみを覚えても仕方がありません。この問題集と違う問題文の記載で答えられないと意味がないからです。

これに対応するためにも、解説や教科書、他の参考書を併用して「暗記」と「理解」を同時に進めていきましょう。

このように、一問一答形式は取り組みやすいがゆえにただの「暗記」で終わってしまいがちです。

それだけでは、理科の応用には少し足りません。用語の意味を「理解」することを意識して何度も反復して取り組みましょう。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」の勉強法の大原則

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」を使う上での大原則は、次の2つです。

  • 何度も反復する
  • すき間時間を利用する

この2つを守ることで、勉強した内容が定着しやすくなります。

一問一答形式のメリットはスピード感を持って取り組めることです。

数学や英語の文章題のように一つの問いに対して(1)、(2)、(3)のように複数の問いはありません。

そのため、短い時間でも反復が可能です。これにより、記憶の定着に必要な「反復」作業に短い期間で取り組むことができます。

また、スピード感を持ち取り組むためには、ほんの1分でもすき間時間があれば勉強できます。

例えば通学中のバスや電車の中、寝る前の5分、学校の休み時間等、少しの時間があれば一つの要点の確認に費やせるでしょう。

たった数分と思うかもしれませんが、これを何日も繰り返すと数十時間、数日分の勉強時間になります。

このように、隙間時間の反復を繰り返すことで理科の実力は向上していきます。

こんな使い方は要注意!「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」使い方のコツ

ここからは、「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」を使った勉強で気をつけてほしいことをまとめていきます。

「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」使い方の注意

先ほどあげた2つの原則を、もう一度思い出しましょう。

  • 何度も反復する
  • すき間時間を利用する

これ以外にも、「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」だからこそ気をつけてほしいことがあります。

記述式の問題は別の参考書で解いておく

一問一答形式の問題集の弱点は、記述問題に対応できないことです。記述問題は単なる「暗記」だけでは解けません。

自分の知識を活かして考察することで答えを導きます。そのため、自分の知識を問題の答えに結びつける訓練が必要です。

この訓練は一問一答形式により「知識」を蓄え、教科書や他の問題集を解くことで身につきます。

そのため一問一答形式だけではなく、必ず論述問題のある参考書を用いて身につけた知識をアウトプットする習慣をつけましょう。

背景知識の勉強も忘れない

一問一答形式は効率よく知識を吸収できます。しかし、「答え」だけを覚えてしまいその周りの前提となる知識が抜け落ちる恐れがあります。

これを解決する方法は一つです。一問一答形式をひと通りこなした後に、教科書を読んでみましょう。

そうすると、「この用語はこういう意味なのか」「これはこの理由でこうなっているのか」と周辺知識の理解が進みます。

「教科書は読んでも分かりにくい」「意味が分からない」という原因の多くは、知識が少ないからです。

自分の興味のある分野の本なら多少難しくても意味が分かりますよね。それは、ある程度の知識を持っているからです。

つまり、一問一答形式で理科の知識が定着すると、関連する書籍の内容も自然に理解できるようになります。

こういう使いかたもある!「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」を最大限活用するコツ!

注意点も多々ありましたが、同じくらい「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」にはいろいろな使い道があります。

試験本番前の復習に使う

本書を有効に活用するためには少しの時間でも取り組むことが大切ですが、試験直前に要点を再復習するためにも有効です。

試験前は時間も短いため記述式の対策は効果を得にくいですが、知識を問う問題には即効性があります。

例えば、不安な分野の例題をサッと眺めるだけで記憶を呼び起こすことができます。
もしかしたら、直前に復習した内容がそのまま試験問題に出ることもあります。

このように、試験直前に自分が苦手と感じている箇所を中心に見直すといいでしょう。

友達と問題を出し合う

一問一答形式を解いても覚えるのが苦手だという人もいますよね。その場合は、友達と一緒に問題を出し合いましょう。

自分一人でやるよりも、友達とゲーム感覚で勉強するのもおすすめです。記述式問題や計算問題では難しいかもしれませんが一問一答ならそれができます。

問題を出す時は、必ず「目」で見て「口」に出して「耳」で聞きます。一人で行う場合は「目」で見るだけでしょう。

このように、複数の感覚器官をフル活用して理科の要点ポイントを覚えていきましょう。

そうすれば、知らないうちに理科の要点が記憶に定着していきます。

まとめ

この記事で押さえてほしいポイントは次の2つでした。

  • 何度も反復する
  • すき間時間を利用する

最後にもう一度「高校入試 入試問題で覚える 一問一答 理科」がおすすめな人をまとめておきましょう。

  • 中学校3年間で学ぶ理科の範囲をサクッと学びたい!
  • 高校入試に頻出の要点を覚えたい!
  • どこでも勉強したい!
  • 実際の入試問題を解きたい!

他の参考書についてはこちら!

「高校入試「解き方」が身につく問題集 理科」
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監修者|橋本拓磨

橋本拓磨

東京大学法学部を卒業。在学時から学習塾STRUXの立ち上げに関わり、教務主任として塾のカリキュラム開発を担当してきた。現在は塾長として学習塾STRUX・学習塾SUNゼミの運営を行っている。勉強を頑張っている学生に受験を通して成功体験を得て欲しいという思いから勉強効率や勉強法などを届けるWEBメディアの監修を務めている。

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