高校受験は情報収集から!
具体的な6つの方法について
高校受験は高校を知ることからスタートします。これを知らなければ、目標を立てて受験勉強はできません。
今回はこれから高校受験をする皆さんが、まず最初にやらなければならない、「高校の知り方」についてご説明をします。
まずは高校について知ることから始めよう!
高校を受験するにあたり、学校を調べる方法は様々あります。今回はそれらの中でも皆さんに知ってもらいたい6つの方法をご紹介します。
高校に資料請求をする
大半の高校でパンフレットが用意されていますので、直接資料請求をして、高校を調べます。
一般的な資料には高校の特色がまとめられています。例えば「授業」「課外活動」「指導方針」などです。高校を知るために必要な情報が網羅的にまとめられているのです。
また、入試に関する情報がまとめられていることもあります。詳細が決定していないと資料に含まれませんが、含まれていれば確認をしておきましょう。
高校のホームページを見る
ほぼ全ての高校にホームページがありますので、Googleなどで検索をします。
ホームページには高校の特色がまとめられています。大まかな内容としてはパンフレットと同様です。
ただ、ホームページには印刷物のような枚数制限がありません。そのため、パンフレットよりも内容が充実している学校が多いです。
学校説明会へ行く
学校説明会へ出向き、高校の担当者から直接話を聞いて高校を知ります。
説明会の場では、学校の特色や入試制度について説明があります。概要は資料やホームページに記載されているものと同様です。
それに加えて質疑応答が設けられていますので、その場で質問をしたり回答を受けたりできます。
なお、最近は通信技術が発達していることから、オンラインで説明会が開催されることがあります。この場合でも同様に質疑応答などができます。
高校についてまとめたサイトを見る
高校についてまとめられたサイトを確認して、その情報から高校を知ります。例えば「ナレッジステーション」「みんなの高校情報」などが挙げられます。
情報をまとめたサイトにはいくつかのパターンがあります。例えば「地域ごとにまとめられている」「専門学科ごとにまとめられている」などです。自分の求めるものに合わせるようにしましょう。
なお、公立高校を受験する場合は、学区を意識しなければなりません。推薦入試のように一部無視できるものもありますが、基本的には学校を意識して適したまとめサイトを利用しましょう。
雑誌を見る
高校受験に関連する雑誌を見て、情報を集める方法があります。書店には高校受験コーナーが用意されていることがありますので、そこを確認してみると良いでしょう。
例えば多くの高校を知るための雑誌に、「高校受験ガイドブック」があります。学習塾などでも多く利用され、様々な学校を知るためにおすすめの一冊です。
他にも、様々な出版社から都道府県ごとに高校をまとめた冊子も出版されています。自分が受験する地域に特化した雑誌を購入し、情報を得るのも良いでしょう。
行事に参加する
学校行事に参加し、実際に在校生の姿を見て高校を知る方法があります。例えば学園祭などに参加してみるとよいでしょう。
「百聞は一見にしかず」という言葉があるように、実際に自分の目で見て得る情報は多いものです。「高校の雰囲気」「施設の状態」などパンフレットやホームページでは分かりにくい生の情報が得られます。
ただ、学校行事は公開されてないことがあります。参加したいと考える場合は、ホームページなどで最新の情報を確認しましょう。
どのような視点で高校を決めると良いのか?
続いては高校を決める時の視点についても解説をします。
学校の特色で決める
特色のある高校である場合、ここに注目した学校選びがおすすめです。例えば以下が考えられます。
- 制服のデザインや私服可能など服装面で選ぶ
- 部活動の実績で選ぶ
- 進学実績で選ぶ
- 「英語コース」などカリキュラムで選ぶ
例えば、制服ではなく私服での登校に憧れるのであれば、私服登校が許可されている高校を選んでみましょう。また、部活動が全国レベルの高校もあります。やりたい部活動が決まっているのであれば、ここに注目して選んでみるのも良いでしょう。
なお、カリキュラムはパンフレットやホームページからは理解しづらい部分です。そのため、可能であれば先輩などに、どのような授業を受けているのか口コミを聞いてみると良いでしょう。
私立で先輩が身近にいない場合は、学習塾などで相談してみる方法もあります。
ただ、特色のある高校を選ぶ場合は、要素に優先順位を付けておくことが大切です。全ての要素が自分の考え通りにはなりませんので、優先順位を踏まえ納得いく高校選びをします。
特徴的な専門学科で決める
普通科以外に特色のある専門学科を設けているのであれば、そこに注目して決めるのもおすすめです。
最近は公立高校を含め、「英語学科」「スポーツ学科」「サイエンス系学科」などの専門学科が設けられています。
募集人数には限りがありますが、専門的な知識を高校で身につけられるため人気です。強く興味を持つ学問がある場合は、ここに注目してみましょう。
まとめ
高校を受験するにあたり、最初にやるべきことは高校を知ることです。多くの学校を知り、比較しながら受験する高校を決めましょう。
情報を得る方法は、資料やインターネットを利用する方法、行事に参加して実際に自分の目で見て知る方法などがあります。自分に適した方法を選択しましょう。