高校受験キホンのキ(東京都版)

なぜ入試説明会に
参加すべきなのか?

夏休みから秋にかけて、日本中の高校で中学生と保護者向けの入試説明会が開かれます。入試説明会とは、多くの人に自分の高校を受験してもらえるように、学校側が自ら入試について細かく説明してくれるものです。

この入試説明会には可能な限り参加するべきですが、行くかどうか悩んでいる人も多いようです。今回は「なぜ入試説明会に行くべきなのか」ということをご説明します。

入試説明会には行くべきか?

入試説明会について「行くのが面倒」「行く理由がわからない」と感じている人がいるようです。確かに高校まで出向き一定時間拘束されますので、行きたくない気持ちもわかります。

しかし、高校受験を考えている学生であれば入試説明会には行くべきです。入試説明会には時間をかけてでも行く価値があります。

とはいえ、具体的な理由が分からなければ、参加する気持ちにもなれないでしょう。以下では入試説明会に参加すべき理由をご説明します。

入試説明会には参加すべき!

入試説明会に参加するべき理由は大きく分けて4つです。それぞれについてご説明します。

受験へのモチベーションに繋がる

入試説明会に参加することで、受験のモチベーションに繋がります。

中学3年生は受験生と言われますが、実際には「受験生になった」という実感を持てない学生も多いです。結果、受験のモチベーションがなかなか高まらず、部活などを優先してしまい受験勉強が疎かになってしまいます。

しかし、入試説明会に参加すると、自分が受験生である実感が一気に沸いてきます。周囲には同じ受験生も大勢おり、高校の施設を実際に見て回れるので自然と気持ちが切り替わるのです。

それによって「勉強をしなければならない」と感じるようにもなるでしょう。部活などに打ち込んでいる場合は、気持ちの切り替えができます。

このように、入試説明会へ参加することにより入試に対するモチベーションを上げることができます。気持ちを切り替えて入試に臨めるよう、入試説明会に参加しましょう。

高校選びの参考になる

入試説明会に参加しておけば、その高校についての情報が多く得られます。この情報が受験する高校選びに役立つのです。

高校受験では多くの選択肢から自分の受験校を決める必要があります。そのためには、情報を集め、様々な観点から高校を評価し受験校とするかどうかを決めることが大切です。

情報を集める方法はパンフレットやホームページが主流です。さらに入試説明会にも参加することで、「合格ライン」「出題傾向」など資料に掲載のない情報も得ることができるため、高校選びの判断基準を増やせます。

受験のポイントを教えてもらえる

入試説明会では、入試概要だけではなく受験のポイントも教えてもらえます。

多くの学校で、入試説明会は入試を担当する先生により実施されます。この先生方は実際に入試問題を作成する可能性が高いです。

その先生の話を聞けるため、結果として入試説明会では「試験に出やすいポイント」などに触れることが多々あります。例えば「数学では〇〇が出やすい」「理科は△△の記述が出やすい」などの情報を得られるのです。

単純に入試概要を知りたいのであれば、パンフレットやホームページを見ればすぐに解決します。

しかし、そうした最新の問題傾向などについては、問題の作成者である先生方の話を聞くのが一番です。このように、ネットだけでは知り得ないような受験のポイントも知るために、入試説明会に参加するべきです。

高校の雰囲気がわかる

実際に高校へと出向くことで、高校の雰囲気を感じられます。例えば「授業風景」「休み時間の様子」「体育館など施設の利用状況」などです。

確かに授業風景や施設の様子は、パンフレットやホームページにも載っています。そのため入試説明会へ出向かなくても、なんとなく「どのような雰囲気なのか」という情報が手に入るのは事実です。

しかし、これらに載っている情報はあくまでも一部であるため、実際に校舎に入ってみての感覚までは掴むことはできません。また、写真には動きがありませんので、雰囲気はなかなか感じ取れないでしょう。

それに対し、入試説明会へ出向けくことで「生の情報」を得られます。実際の大きさや設備の使い心地など、パンフレットやホームページでは感じられない具体的な雰囲気を掴めるのです。

自由に選べるからこそ自分で情報を取りに行く!

中学校までは、ほとんどの地域で校区に基づいた持ち上がり式です。自分で進学先を考える必要はほぼありません。

しかし、高校は自分で選択が可能であり、選択肢が一気に増えます。そのため、情報を集め後悔のない判断ができるような準備が重要です。

「なんとなく」で高校を選ぶと後悔する可能性があります。入試説明会を利用し貪欲に情報を集め、高校選びに役立てましょう。