入試前に
親が注意すること
「受験本番が近づくにつれて子どもと喧嘩することが増えた気がする……。」そんなことを思っている保護者様が多いと思われます。
そんな悩みを抱えた保護者様に向けて、「受験生の親はどんなことに気をつけて、どうやって子どもと接していけばいいのか」について説明していきます。
入試直前期に保護者が注意すべきことについて
保護者の気持ちとしては、子どもの勉強の進捗状況が気になって仕方がないでしょう。そこで「勉強の調子どう?」と聞いたら子どもが怒ってしまった、というような経験はしたことありませんか?
子どもたちは、志望校と自分の実力に差があることがわかると焦ってしまいます。
焦っている中で親から話しかけられると、仮に何気ない一言であっても子どもにとってストレスになる可能性もあります。
そうならないように、まずは「子供を見守る」ということを心がけてください。
直前期には子供のストレスがMAXになる!
入試直前は特にストレスがたまります。今まで平然を装っていた子でも、直前期になると緊張してしまいストレスを感じる可能性は十分にありえます。
そのような状態の時にする声かけに関しては、特に細心の注意を払わなければいけません。
入試は人生を分ける一大イベントなので保護者が気にかけたくなる気持ちも分かります。
しかし一番大切なのは受験生本人の気持ちです。そのため、その気落ちを妨げないように保護者は一歩引いた立場から見守るようにしてください。
保護者ができることはなんだろうか?
それではこれから、見守る以外に保護者ができることとして4つ今から紹介していきます。
体調に気を配る
子ども自身が体調に気をつけるのは当然なのですが、勉強に集中するばかりで健康面を後回しにする可能性もあるでしょう。
もし、勉強時間を確保するために夜遅くまで勉強した結果本番に風邪をひいてしまっては本末転倒です。
そうならないようにするために、子どもの体調には気を配りましょう。あまり寝ていないようであれば「最近寝れてる?」という声かけであったり、咳をするようになってきたら「マスク使う?」「温かい飲物いる?」と優しく声をかけるようにしましょう。
また、具合が悪そうであればすぐに休ませるようにしましょう。大切なのは、試験本番に万全の体調で臨むことです。
普段通りに接する
いきなりいつもと違うことをし始めたら誰でも動揺しますよね?受験生である子どもを動揺させないようにするためにも普段通り接するようにしてください。
なるべく子どもに揺らぎを与えないようにすることで、受験本番も落ち着いて臨むことができます。
声かけには十分注意する
年頃であるため、良かれと思った声援がうっとおしく感じることがあります。応援したい気持ちはやまやまだと思いますが、それは心に留めて見守るようにしましょう。
それでも応援したい場合は、温かい飲みものをあげるなど行動で示したり、強い口調にならないようにするなどの配慮を忘れずに行なってください。
勉強環境に配慮する
直前期になると子どもたちはデリケートになります。そのため、些細な物音にもストレスを感じることがあります。
そのため、子どもの集中力が途切れないようにするためにも極力物音を立てないようにしましょう。
また、子どもが外出している間に洗濯機や食洗機をかけたりするなど配慮も欠かさないようにしてください。「子供が勉強しやすい環境を整えるために何をすべきか?」ということを考えると良いでしょう。
まとめ
どうしても受験生の親は子どもがデリケートな時期であることもあって接し方が難しいです。
何よりも大切なのは見守ることです。この記事では、「見守る」以外に保護者にできることを4つ説明しました。最後に改めてそれを確認しておきます。
- 体調に気を配る
- 普段通りに接する
- 声かけには十分注意する
- 勉強環境に配慮する